公明党が結成されたのは、1964年11月17日。結党大会の会場、東京・両国の日大講堂には、墨痕鮮やかに「日本の柱 公明党」「大衆福祉の公明党」のたれ幕が掲げられました。当時の政界は、汚職、贈収賄事件など政治腐敗が極限にまで達していました。国会は既成政党による不毛のイデオロギー論争に終始し、庶民は忘れ去られていました。その中で、政治腐敗と真正面から対決し、政治を国民大衆の手に取り戻すため敢然と立ち上がったのが公明党であります。
結党から40年、私たちは、「大衆とともに語り、大衆とともに戦い、大衆の中に死んでいく」との結党の誓いを貫き通してきたがゆえに今日の公明党があることを決して忘れてはならないと思います。「大衆とともに」は、単なるスローガンではありません。人間主義の理念に裏付けられた公明党独自の誇るべき行動規範、行動原理であります。
イデオロギーの終焉や思想の崩壊が語られる中で、時代は一人ひとりの人間自身に最大の価値を置く人間主義へと求心力を強めています。公明党の標榜する「生命・生活・生存を最大に尊重する人間主義」こそ時代をリードする理念であり、結党40周年の節目に当たって私は、日本政治に責任を担う第3党として、人間主義の旗を更に高く掲げ、「大衆とともに」の立党精神を不変の原点として堅持していくことの重要性を重ねて訴えたいのであります。与党に求められるのは責任であり、結果であります。この一点を肝に銘じ、断固たる決意で新たな前進を開始しようではありませんか。
2004年10月31日 第5回公明党全国大会
神崎武法代表あいさつより
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