2010年10月

公共政策フォーラムin草津

前回の記事の「夏日の~」というタイトルが、同じ月だとは思えない、昨日からの冷え込みです。
いよいよ、これから私の苦手な冬到来ですが、猛暑の年の冬はどのような様相なのでしょうか。極寒という噂もあり、覚悟はしていますが...

 10月23日24日の両日、「公共政策フォーラム2010in草津」(主催;「日本公共政策学会」・草津市)が開催されました。このフォーラムは、毎年開催され、各県や市で持ち回っていて、今年は草津市が開催場所となったとのことです。
 一日目は市役所やアミカホールにて大学生による政策コンペが開かれ、二日目が法政大学教授の廣瀬克哉氏の基調講演や市長交えてのパネルディスカッションが行われました。
 私は、残念ながら一日目しか参加できませんでした。

23日の大学生による政策コンペは、草津市の第5次総合計画のテーマとなっている「元気とうるおいのあるまち草津~」から「元気とうるおい」をメインテーマにして、様々な政策を提案したものでした。
 西は熊本県立大学から東は常盤大学の17大学22チームが参加していて、黒いスーツ姿(なぜかほとんどの学生がリクルートファッションでした...)の大学生がそれぞれに元気よく発表されていました。テーマの「元気」と「うるおい」の捉え方がそれぞれで、言葉の捉え方で、テーマ設定が違ってきていますので興味深く聞いていました。大体が、自分たちの大学がある近郊の地域でのフィールドワークでの研究が多かったですが、中には、草津市の現状から分析して、草津市に提案する、という内容のものもありました。
 学生らしい新鮮な感覚での発表が多く、これからの地方主権の時代、地域の課題を把握し、課題設定し、解決のための政策立案という視点を再認識したコンペでした。

24日の講演は、議員力を提唱された廣瀬教授の講演が地元草津で聞ける、と楽しみにしていたのですが、どうしても都合つかなくて参加できず、本当に残念でした。
 ただ、前日の懇親会で廣瀬先生と数人の議員と懇談ができ、草津市の議会の現状の話しや他市の話も聞けて、短時間でしたが、勉強になりました。

 2日目のテーマとなっていました「地方政府」の在り方等の話は、参加された方から勉強したいと思います。


 

夏日の運動会

 最近、彼岸花があちこちの田んぼで見られますね。真っ赤なイメージの花ですが、今年は赤い色がくすんでいるように見えませんか?やはり猛暑の影響かなぁと思っています。

 昨日は、地元の志津小学校の運動会に参加していました。
すっかり秋だと油断していたところに、じりじりと照りつける太陽の日差しに参りました。
あつい!暑かった!です。

 運動会で盛り上がるプログラムの定番はリレーですが、昨日の3年生の全員リレーは大変楽しかったです。4クラスでの競争でしたが、順番が途中で追い抜き、追い抜かれでころころと変わり、ギャラリーも自然と応援に熱が入っていました。結果は、前半かなり引き離されていた4位のクラスが、だんだんと追い抜いていって、最後の方で1位と4位が逆転した結果になりました。

 知徳体、という言葉にあるように、体力や体つくりも学力と同じくらいに大事な教育です。
 最近の子どもたちは、自然に触れたり、野外で遊ぶ時間がゲームや習い事、外で遊ぶ危険性等々、様々な要素で減っているので大変心配です。自然と触れ合う体験、危険を体で覚える経験等、幼少時に思い切り体で遊ぶことをさせてあげたいですね。

 以前にノルウェーに福祉の勉強に行かれた方の話しを聞く機会がありました。ノルウェーでは、小学校に上がる前の就学前教育では、勉強は一切なく、遊びのみ、だそうです。またその幼児教育に携わる教師役の大人が、様々な職業のエキスパートのかたで、国からの認定を受けなければならず、なかなかレベルが高いそうで、本当に幼児教育に情熱を持った方々が、誇りをもって自分の経験を活かしながら遊びを中心に教育する仕組みだそうです。それと、小学校一年生になる前に0年生という学年があり、その一年間で遊びから勉強に移行する準備をするらしいです。
 日本でも一年生プロブレムという問題が言われていますが、参考になる話しだと思いました。
 就学前教育の大事さは今後ますます認識されると思います。
 
 気温の変化の激しさに体調を崩されないよう、皆様気を付けて下さい。

 

9月議会閉会日と役選

 昨日5日、9月議会が閉会となりました。
毎年、9月議会では議長、副議長を始め、常任委員会、特別委員会の委員長と副委員長の交代があります。
役員選出ー略して役選、と言っています。昨日も、3役(議長、副議長、監査委員)と各々の委員会の委員長選出があり、新議長に行岡議員(草政会)、副議長に奥村恭弘議員(市民派クラブ)、監査に棚橋議員(草政会)が就任されました。それぞれ、選挙にて選出されるものです。

 この閉会日の就任までの間、色々なプロセスがあります。議員となって3年目にしてようやく仕組み(草津市の!)がわかってきました。他市の状況もよく似た傾向にあり、役選で、結構議会が、わさわさと落ち着かなくなるのはどこも同じようです。

 来年の9月は、市議会選挙もあります。現在のメンバーでの議会運営はこの一年間が最後になるかもしれません。
一期4年間の一つの区切りとして、この残りの一年間の新3役での議会の舵取りはいかがでしょうか。
 市民に開かれた議会、議員個人個人の資質をあげて、行政の監視機能の役割、そして合議体としての議会の機能を果たすための議員間同士の議論ができるよう、私共も議会改革の推進をしっかりと後押しをしていきたいと思っています。

 
 
 

HPのリニューアル!!

 厳しいご指摘を受けていましたHPのリニューアルができました。
わたしたちも、更に気分一新でスタートをしたいと思っています。一足飛びにはいきませんが、地道に積み上げていき市民の方々に議会からの情報発信と感じて頂けるよう、頑張ってまいります。

 9月議会も残すところ、あと5日の閉会日だけとなりました。
会期が少し長かったのは、議会改革の一年の成果として、「決算審査特別委員会」が設置され(昭和50年初め頃に短期間の設置以来ということで三十年ぶり!というので初めてに近い...)会期中に審査がなされました。

これまでは、3つの常任委員会で、それぞれの分野毎に分割しての審査を行っていましたが、予算、決算は一括しての一体で審査を行うべき、ということで、特別委員会が設置されたものです。

今回、新に挑戦したことがありました。執行部に対しての質問に終わるのでなく、議員間の討議を~、ということで、会派ごとに2項目を集中審議項目として選択して、質疑の後、もし他の議員からの意見、違う視点での議論があれば、という設定で行いましたが、思うようにはいかなかった、というのが正直な感想です。

実際に行ってみて、はじめてわかること、色々と反省することもあり、今回実施した結果をもって今後へ活かしていくため、今後の手法等、協議の場を持たれる予定になっています。

理想は、決算の審査結果が、予算編成へ活かされるような審査になればと思いますが、そのためには議員の力量が問われ、今後の課題だと思います。

 HPの記事や構成、内容等、また率直にお聞かせ下さい。
今後もよろしくお願い致します。

  • プロフィール
    草津市市会議員
    西垣和美のBlogへようこそ

月別記事一覧

最近のコメント

管理画面