2011年12月

復興の風(釜石市)

釜石の「呑ん兵衛横丁」再開 仮設店でまず5店
横丁から復興のともしびを−。津波で全壊した釜石市大町の飲食店街「呑(の)ん兵衛(べえ)横丁」が23日、釜石市鈴子町の仮​設飲食店街で営業を再開した。震災前に営業していた25店のうち15店が順次入居する予定で、同日は5店舗が名物盛り場復活への一歩を踏み出した。常連客らが早速駆け付けて店が温かい雰囲気に包まれる中、再スタートを祝った。

同じく、岩手県釜石市の復興の記事です。
鐘の音に復興託す JR釜石駅前にシンボル登場
http://www.kahoku.co.jp/news/2011/12/20111218t35008.htm
東日本大震災で被災した岩手県釜石市の復興のシンボルにしようと、市民有志の「釜石復興の風プロジェクト」(八幡徹也代表)が製作していた「釜石復興の鐘」が完成し17日、JR釜石駅前に設置された。31日に除幕式を行う。

この夏頃に、縁あって釜石市の支援に、少しだけ協力させて頂きました。
避難場所以外の被災された方々には、支援物資の品物が届けられない状況があり、その支援の隙間で困っている人たちの為に奔走されていたある商工会議所の女性がおられました。ある方を通して、協力させて頂くことになり、いくつか支援物資を送らせて頂きました。マタニティ服や、乳幼児の衣類等等です。声をかけさせて頂いた皆さん、快く協力して頂き、大変感謝いたしました。
また、飲食店で使う食器類のニーズがあり、それが、上記の「呑ん兵衛横町」で使う食器でした。
信楽の知り合いの方にお願いして、陶器組合の方につないで頂き、器を送って頂きました。
ちょうど、信楽の方々も、陶器を送ろうと準備しておられたのですが、当時、避難所では、食器が洗える環境になく、使い捨ての食器を使っておられ、避難場所でのニーズがなく、支援先を探していたとのことで、快く引き受けて頂きました。今回、ようやく再開の記事が届けられました。

また、釜石の復興の鐘の作成の話も聞き、東北支援の物資販売で、うちわの購入も声かけて、観光物産関係の方々の支援を頂くこともできました。

微力ながら関わった支援が、上記の記事の通り形となり、何百分の一の支援でも、我がことのように、大変嬉しかったです。

復興には、まだまだ気が遠くなるような道のりだと思います。
でも、人の力は、希望を持っている限り、すごい力が出せること、今回の震災での様々な報道で知りました。

これからも、被災地支援を忘れることなく、全ての復興が、一日でも早くなされることを祈念したいと思います。

持続可能なまちづくり

昨夜、NHKのテレビで 3.11の原発事故を再現した放送がありました。
多くの証言とシュミレーションによるかなり事実に近い再現のようです。
見ていて、想定外の事故により、マニュアルでは対応できない 逼迫した現場の状況と東電の社員の方々の次々と起こる原発の制御不可能への苦悩がよくわかりました。
何よりも再現によって、何度か、対応の仕方によって、ここまでの事故にならなかった タイミングがあったことが示唆されていて、考えさせられました。
日常の何気ない生活の中にも、失敗した時に「あーなぜあの時にこうしなかったのだろうか」と悔やまれることはよくあります。(議会質問なんかでも、こう言えば良かった~、悔やむことしばしば...)
言うまでもなく、個人レベルでの後悔や失敗と違って、原発の事故は、取り返しがつかない、これから何万年もかかる結果であります。

世界中が、この事故以来、エネルギー問題への転換を行い、あまりに大きな代償を払っての、人類への警鐘だと今更ながらに 再認識しました。

自然エネルギーへの転換への発想を草津市ももっと意識してほしいと3.11以来ずっと思っています。

市単独では無理な面もありますので、県と連携し、個人の家庭レベルと広域でのレベルと二段構えでの施策を講じて、持続可能な 住みよい街にしていけるようにと願うものですが、皆様はどう考えられますか。

また、草津市では、本年、環境ともつながる、景観計画を策定中です。関連するものとして、昨年には、「緑の基本計画」(簡単に言えば、緑の増やしかたの計画)の第2期策定、他には「農業振興計画」や、「草津市の自然と人との共生をすすめる施策の推進計画」(タイトル長い!)もあり、本当に驚くほど、沢山の計画があります。
その様々な計画が、重なり合う面を、もっと総合的に連携し、計画で終わらず、より施策が活かされるよう、市の総合力を望むものです。
 

一歩踏み出す

 来年の手帳を購入しました。文具類は好きなので、手帳を選ぶのもわくわくしながら、色々と手に取ってみて、決めるまでの過程を楽しんでいて、決まるまでに時間かかるほうです。
と言いながらも、結局はオーソドックスな 昨年と似たようなものに落ち着きます。
でもって、ただ今は二冊の手帳がカバンに入っていますが、一年間お世話になった手帳を手放すのがちょっと未練があったりする反面、新しい手帳に書き込みするのも楽しかったりで、例年12月は、二つの手帳のはざまで揺れています~(ちょっと大げさ(^_^;)
私の新年への第一歩は、まずは手帳を変えることからかもしれません。

 議会質問の通告を5日に提出しました。
 今回は、発達障害児への特別支援員の研修法等を要望するものと、草津川跡地や、市内の緑の創出のことを質問します。

 ちょうど、『草津川廃川敷地土地活用検討委員会』が5日の午後にあり、質問提出後に傍聴しました。最近、行けていなかったのですが、色々と議論のあった区間5という優先的に事業を行う予定の区間の使われ方のイメージが大変良くなっていたと感じました。
実現すれば、本当に憩いの空間になり、人が集える場所になると思いました。ちなみに、私が質問しようとしている緑もたくさん、ありました。
また、その事業を実行し、管理運営する仕組みも提示されていて、より実現に向かえるような気がしました。
 まだまだこれから県からの買い取りをどうするかとか、周囲の道路とのことや、周辺との一体的な整備等、課題も山積みしていますが、委員長の強い意志を感じ、踏み出した感がありました。

 質問日は12日で、前回同様、最後に登壇します。みなさん、お疲れの時ですが、頑張ります。

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