2012年8月

人と会うと、まず「暑いですね~」から始まる毎日です。
昨年の草津市議会選挙を思い出しながら、今年のこの暑さで選挙だったら、体がもたないのではないかと思ったりもしています。

9月の定例議会が9月4日から始まります。
議案は開会日の一週間前には提出、と決まっていますので、28日に議会に議案は上程されています。
まず、議会運営委員会で議案説明がなされ、その後、各会派ごとに議案の勉強会が行われます。

9月議会は、前年度の決算を審査するので決算の審議にかなりウエィトがおかれます。
おおよそ700近い事業の決算状況ですが、実際は全部の事業の審査は出来ないので、これまではそれぞれの議員の関心事や得意分野に視点がいっていました。
結果、個人の意見になるので、ある事業に対してAという意見と真反対のB意見が出ることもよくあります。
そうなると、執行部側が「ご意見を反映します」というお題目を言うのですが、反映の仕方は難しいですよね。

多様な人の集まりで、声が上がらない少数意見も取り上げる、という議会の特質もありますが、議会として意見をまとめる、ということも大事だと思います。それぞれの意見がきちんと議論され、収束されていくプロセスがたとえ自分の意見が通らなくても、議論されることで一つの意見に収束される過程に納得することだと思います。

ただし、これまでは、論点を示して議論をし、まとめる、ということをほとんどしてこなかった議会ですので、今後の議会の大きな課題です。
まずは、今回の決算審議特別委員会で、事前に執行部側に要求した事業の評価シートを使って議員間討議をしたうえで、委員会の評価をまとめる、という方法をとることになりましたので、その審議に注目していきたいです。
ちなみに、私は予算の特別委員会のほうなので、決算は傍聴になります。

9月は、議長選はじめ、役の改選があります。議会改革の推進を議論してきた一年間の成果が示されるでしょうか... 

オリンピック閉会

初旬、研修等で長らくご無沙汰致しました。

オリンピックが閉会しました。テレビの総集編で、名シーンを見ながら、最後の余韻に浸っていました。感動する場面は、何度見ても良いですね。今大会は、史上最多のメダル獲得で、特に女性の頑張りが最多メダル獲得につながった、ということは大変嬉しいです。

昨日の京都新聞記事に、バレーボール女子が28年ぶりに銅メダルを獲得した勝利の因に、監督の巧みなチーム操縦術があった、とありました。昔の監督は、剛腕でワンマンタイプ(いわゆるド根性タイプ?)とは一線を画していてデータ重視で担当分野ごとに目標を置き、厳しい中にも押し付けで無く意見を取り入れて、選手を刺激してきた、とありました。そうして、真鍋監督が共感する言葉として、サッカーの強豪チームを率いるモウリーニョ監督の「監督は選手の最大のモチベーターでなければならない」との言葉が紹介されていました。

この記事を読んで、ふと、草津市役所行政のモチベーターは、誰なのだろう、と...、そしてモチベーション上げながら仕事出来ている職員さんは全体の何割だろうかと、考えてしまいました。

私自身、議員活動の中でのモチベーションは、市民の生活が良くなることですが、思うことが実現出来ることは実際少ないので、思いが伝えられない、伝わらないことの葛藤のほうが多く、時には、いやしょっちゅう、挫折感味わっているものの、立ち直り早いほうなので、めげずに(懲りずに?)活動しています。

行政の独任制と違って、議会は監督、という立場の人がいませんが、その分、自己責任で信託を受けた責任感、使命感で頑張らないといけないと戒めています。
  

草津市議会議員 西垣 和美

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