2012年12月

 草津市議会議員の西垣です。
 あと数時間で、H24年も過ぎ去ろうとしています。年々、一年が経つのは早い!と感じ、この一年間を振り返って、何が出来たのだろうと、反省してしまいます。
 時間管理が苦手なので、順序立てて物事を進めていくことを来年は意識したいと思います。
本年の議会のトピックスとしては、議会改革の一環として、市民の皆様の元に出向いていき、議会へのご意見を頂いたことを、挙げたいと思います。
 日々、思うように進まないことも多くあり頭をごつんごつんとぶつけながら、それでもめげずに、一歩でも前に進んでいきたいと思っています。
 本年は、珍しく紅白を見ていますが、かたやFBで皆様と今年最後のご挨拶を交わしています。双方向のFBは、こういう時に大変便利です。
 それでは、本年も多くの皆様のご支援を頂き、本当にありがとうございました。また、来年も、草津市政をよろしくお願いします。頑張ってまいります。
 

議会質問のご報告です。
今回は、本年8月に成立した「子ども・子育て支援関連3法」からの質問です。この法律は、地域からのボトムアップが活かされる、つまり地域の課題、実態に合った施策に対して国が財政支援をしていく、というものです。本格的な実施は27年度からになりますが、27年度に入る半年前には、市の事業計画が策定されていなければなりません。ですから、出来るだけ早くに着手して、市の実態、課題の検討や、何より、ニーズ調査が必要です。また、子育て世代当事者の声を必ず反映しなければならないことも明記されています。これまでの国からのフォーマットや指針を待つ姿勢でなく、能動的な姿勢で、いかに主体性を持つのか、ということが大事だと思います。今回の質問は、その認識を確認したかったものです。答弁では、まだ待ちの姿勢が強いのではと思い少し、しつこいめに認識について問いかけた結果となりました。
 ≪質問項目≫
 Ⅰ.子ども・子育て支援新制度の施策推進について
   ・子ども子育て会議の設置について
   ・事業計画の策定の取り組みについて
   ・ニーズ調査の予算計上について
   ・親育ちプログラムについて
 Ⅱ.「市民参加条例」における審議会等の市民参加について
   ・市民参加がより生かされるための審議会等運営のガイドライン策定について

 詳しくは、録画中継にてご覧ください。

  答弁にもありましたように、草津市においては、子育て支援のニーズが高く、まちの魅力の大きな要因にもなると思います。
部長答弁では、 積極的に取り組む、という姿勢は示されてはいるのですが、もう一歩、できるだけ、頭を切り替えて主体的に取り組んでいただくことを期待しています。
 また、会派および議会としても、当時者のニーズを聞いたり、意見交換をしたり、ということを行っていきたいと思っています。
 先日も、文教厚生常任委員会の委員長に、「子ども条例」の策定を常任委員会で策定することを提案しました。次回の常任委員会にでも、図っていけるかと思います。
 もし、提案が通れば、策定の過程の中に、子育て世代との意見交換会も、議会として開催できれば、とも思っている次第です。
 また、市民の皆様、よろしくお願いします。

閉会日採決

 草津市議会議員の西垣和美です。
 選挙が終わっておおよそ一週間、ようやく少し落ち着いた感があります。
大勝しただけに、今後の日本の舵取りに対する政策、実行力に厳しい目が向けられますので、与党は覚悟して政治に臨まなければなりません。

 昨日、草津市議会の12月定例会が閉会となりました。
閉会日は、すべての上程された案件の採決が行われます。各常任委員会、特別委員会で審議され、委員会で採決された結果の報告を各委員長が述べます。ここで、私がいつも思うことは、委員長報告が、審議内容の説明がなく、採決結果だけを述べることへの違和感です。草津市議会の慣例なのか、誰もが同じスタイルです。議会改革の特別委員会での検討事項には、挙げてあり、一度委員間で議論したことがありますが、主観が入る恐れがある、とかいう主張もあって、とりあえず、持ち越しています。傍聴されている市民の方にしたら、どんな議論があったのかわからないと思うのと、他市に聞いてみると、審議内容を委員長が考えて報告しているところが多いようです。早く、改善できればなと思います。

 今議会での補正予算の主なものに、中心市街地活性化のために官民共同で設立する「まちづくり会社」の出資金1000万円がありました。草津川跡地問題と絡めて、議会の中で意見が分かれていたもので、採決も難航するかと思っていましたが、案外あっさりと可決されたというのが、正直な感想です。
 そして、今議会で、全員賛成、といかなかったのが、「住民投票条例」です。条例そのものの可否でなく、投票資格者の要件で、意見が分かれました。
 自治体基本条例での市民検討委員会の提言では、外国人のかたも投票資格者とすべきであろう、という思いのもと、個別条例に委ねられました。そして、住民投票条例策定にあたっての策定委員会では、原則公職選挙法での有権者であるとするが、内容によっては、年齢要件、外国人の方の参政権も選択できる、とする、との提言をされました。
私個人の意見としては、出来れば市民検討委員会での議論と同じ、フリーがベストですが、せめて、提言通りの選択制にすべきと思っていました。
なぜなら、大学がある草津市でもあるので、18歳以上といった要件や、外国の方も日々、草津市で生活され、税金も払って草津のまちづくりに参画してもらっているのだから、多様な市民を巻き込んでのまちづくりという視点からも、投票資格者とするべきでしょう、との思いです。
 住民投票条例の成立そのものは、大事でありますので、反対、ということではありません。しかしながら、投票要件に納得がいかないので、採決時は、中途半端ながら、退席しました。
 今後、時代の情勢に応じて、見直しがされることを望むものです。

 

みなくさまつり

12月2日に、南草津駅周辺で、みなくさまつりが開催されました。昨年は、行けなかったのですが、今年は一時間ほど参加しました。ちょうど、お昼時で、模擬店は行列、行列で大盛況でした。スイーツグランプリが人気で、開催一時間もしないうちに、完売していたようです。
 昨今は、B級グルメやまちなかバルと言った、飲食をテーマに、イベントをすることが多いですね。
 同じ駅周辺でも、草津駅周辺とは、また違う雰囲気で、南草津のカラーで、今後も様々な企画を期待するものです。
 周辺は、マンションも多く、若い家族が、ベビーカー押しながら沢山来ておられました。気温が低く、寒い一日で、去年参加された若い方が、子ども連れなので、出来たらもう少し気候の良い時に、というご希望も言っておられました。日程は、他の行事等の兼ね合いもあり、気候の良い時期の開催は難しいようですが、同じ時期に続けていくうちに、12月初めのみなくさの風物詩となるのでしょうか。
 立命館大学とのコラボでもあってか、舞台での演奏やショーも、出演者も結構有名な人もいたりで、盛りだくさんでした。来年、さらにまた、グレードアップしているかな?楽しみにしています。

さて、議会質問の通告締切が明日です。あともう少しで完成、というところです。
今回は、一番最後の順番で、みなさんお疲れの時です。
質問内容は、子ども子育て支援3法の改正をふまえての準備についてと、審議会等の市民公募委員の参加について、より市民が活かせる対応についてを質問する予定です。
 また、17日以後にご報告いたします。(公示後は、更新できない、ということですので)その時の政権はどこが担うことになっているのでしょう ...  SN3K04810001.jpg 

 

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