2014年11月

秋の一日

 草津市議会議員の西垣和美です。
 本日は、地元の志津学区の「ふれあい祭り」が開催されました。
 素晴らしい快晴で、昼間は暑い位で大変に過ごしやすい行事日和となりました。
このふれあい祭りは、名称は多少の違いがありますが、各学区で開催されています。
小学校のPTA祭りと地元の公民館主体の祭りを一緒にし、学校(主にPTA)と地域が一体となって、「ふれあう」場になっています。
他の学区のふれあい祭りには参加したことがありませんが、今日会場で出会った市のまちづくり協働部の職員さん(行ける範囲で大体他の学区も回っているとのこと)から聞くと、大体似通っていると話されていました。

 私は、5年ほど前から、あるボランティアの会に所属しているので、毎年恒例で模擬店を出店しています。昨年から、おはぎも販売するようになり、朝の6時からせっせと会の皆さんとおはぎを作っていました。先輩の皆さんは手慣れたもので、私としては家では出来ない(やらない?)貴重な体験です。
ここ5年間の間で、この行事の形態がかなり変わりました。当初は、2日間の行事で、会場も公民館(市民センター)で一日間あり、2日目は学校、と会場も分かれていましたが、それが、今は会場も日程も集約されました。
 これは、市が進めてきた「協働のまちづくり」の影響も大きくあります。主催も、おそらくほとんどが「まちづくり協議会」ではないかと思います。
 模擬店を出していると、ずっと自分のお店にいるので、他を回れないのが難点ですが、販売を通じて地元の方々と交流でき、また、会の皆さんとの協同作業で、会の団結につながります。
 ここ最近特に感じるのは、地元には、ボランティアの会や趣味のサークルの会といった様々な組織がありますが、ほとんどが高齢化となって、後継者づくりに苦労していることです。
 私が所属する会も、年々会員が減っています。が、一方、こういった組織等に所属しておられる60歳後半~70歳代の方々のお元気なこと。年齢を聞いて、驚くこともしばしばです。
 戦後70年が過ぎようとしている今、時代の過渡期なのかなと思うことがよくあります。
 古き良き時代の価値観や考え方が薄まれつつあるのを残念に感じる時もあると同時に、新しい時代の考え方に転換することも必要だとも思う時もあり、狭間で色々と思っています。
 地元の学区は、住宅開発により人口が増えている地域で、年々子育て世代の家族が、ふれあい祭りに参加する割合が増えていて、大変活気が出てきました。
 今、主催者側、運営側に回っている方と参加だけの方々と、いつになったら逆転になるのかなと思いつつ、一日が過ぎていきました。
 私も、子育て中は、行事等、面倒だなと思っていましたが、年相応になると、考え方も変わって、準備等大変ですが、こういった手間がかかることが、地域の顔が見える関係づくりに繋がっていくのだろうと実感しています。
 
 
 

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