2016年4月

連休のスタートは、とても寒い日になりました。北海道では、この時期に25cmの積雪。テレビで映像見てて、なんか、体感温度と映像が合わず、不思議な感じでした。
 異常気象もそうですが、自然の脅威はとても人間の力は及ばず、それをまた、改めて実感させられたのが、熊本地震です。犠牲になられた方に哀悼の意を表し、被災された方々に御見舞い申し上げます。
 余震が続く中、怖くて家に帰れない、また、倒壊の危険があり戻れない方、本当に多くの被災された方が希望の見えない毎日を送っておられると思います。
一日も早く、日常の普通の生活が出来るよう、国と自治体が全力挙げて取り組んでもらいたいと強く思うものです。
 
 さて、新年度の市役所といえば、人事異動が大きな関心事になります。本年度は、国のほうから、3名来られています。国交省、文科省、厚労省ですが、3つの省とも草津市にとって(いや、どの自治体もそうですね)政策立案が求められる部署でもあります。
 特に、地方創生元年、予算も付き、本年度からスタートしました。
 今回は、もらいっぱなしでなく事業の効果をしっかり検証し、改善しながら進化させていかなければなりません。
 と言われていますが、果たしてPDCAサイクルがきちんと回せていけるのか、何より、検証についてどのように分析し、指標を検証していくのか。ただし、最初の指標の設定が、納得いかないものが多いので、指標設定以外の現場での実態や意見等をふまえながらしっかり議会で見ていきたいと思います。是非、職員さんも現場発想で考えて頂きたいと思います。
 人口減少時代を乗り切る為の地方創生ですが、単なる他所からの人口の移動で、勝ち組、負け組というような人の取り合いにならないよう、自立した自治体となるよう議会でも政策提案が出来ればと、理想を抱いています。
 人事異動の話から、少しそれましたが、こればかりは、市長権限、市長のこの一年の市政への思いやビジョンが、全部とは言いませんがある部分、見てとれると思っています。
そういった視点からは、今年は特に辛い点数をつけたいと思いました。無難な路線の時代はとっくに終わっています。都市構造から、ほっておいても住みやすさ上位ランクに入る草津市ですが、市役所が旧態依然の組織では、市民への影響が少なからず出てくるのでは、と懸念しています。
 

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