2019年8月

 明日から、いよいよ4年に一度行われる草津市議会選挙が始まります。(ブログ更新は選挙終わるまで出来ません)
 皆様の真心からの大きなご支援に支えられ、3期12年間、議員活動に邁進させて頂けたことに心より感謝申し上げます。

この12年間に市民の皆様から寄せられた数多くの御相談やご意見から、本当に多くのことを学ばせて頂きました。

 小さな声を見逃さない、一人の悩める声を大事に、という信念で走ってまいりました。

 今回、4期目に挑戦させて頂くにあたって、一人の悩める声を大事に、一歩でも前進できるよう、そうして、かけがえのない子どもたちが心豊かに希望を持てるよう、また、これからの超高齢社会にあって、最期まで住み慣れたまちで安心して暮らせるように、支え合う温かな地域で、誰もが幸福を実感できる草津市を目指していきたいと思っています。

 これからも、徹して一人の声に耳を傾け、一人に寄り添いながら、声をカタチにするため誠実に走り抜いてまいります。

発達障がいへの取り組み

 12年間の議員活動の中で、私が一貫して取り組んできたのが、発達障がいへの支援です。議員になって2回目の議会質問で5歳児検診の必要性をうったえことからスタートし、当事者や関係者からの現場の声を聞きながら、セミナー等に積極的に参加し、勉強もしてまいりました。
 その中で、早期発見、早期療育の必要性を始め、学校現場での専門性の確保や環境づくりを要望してきました。

 発達障がいは、当事者だけでなく、周囲の方の理解も大きな支援になります。

 対応によって、二次障害、三次障害となって、不登校になったり、本人がとても生きづらく苦しい思いを抱えてしまうことも多くあります。
 平成19年に特別支援教育が、法律として位置づけられ、議員になった当初と比べると認知されつつあるかとは思いますが、言葉として聞いたことはあるけれど、正しく認識されている人はまだ少ないのでないかと思います。
 
 今後の大きな課題として、就労の問題があります。就労のつまずきから、引きこもりとなってしまうこともあります。
 さまざまに改善に向けての課題が多くある現状、これからも、活動の大きな柱として取り組んでいきたいと思っています。

昨日はアットスクールの高等学院の開校記念セミナーがあり参加致しました。

アットスクールは、発達障がいや不登校の支援に取り組んでこられ、今年はちょうど15周年の節目にあたる年になるとのことです。
「アットスクール高等学院・明蓬館SNEC滋賀」が正式名称で、心理支援。発達支援と就労支援付きの高校教育通信制過程のサポート校になります。

 明蓬館SNECは、以前に滋賀県の公明党市議会議員8名で、視察研修に伺った学校です。発達障がいを始めとした特性を持った生徒が、安心して勉強が出来るサポートと環境の中で自己肯定感を取り戻せる学校です。
ちなみにSNECの意味は、スペシャルニーズエデユケーションセンターの略です。
 発達障がいを英訳すると、特別なニーズを持った人、となり、障がい、という意味合いはありません。

 一人一人のニーズを把握し、検査に基づいた現状把握からのアセスメントをかなり丁寧に行い、指導計画を立てていくことからスタートし、支援員、教員、相談員でのチームでサポートしていくカリキュラムです。

 視察に行った時は、このような学校が滋賀にも出来ると良いなと思っていた矢先でした。

 このセミナーには、多方面からの人が参加されていて、関心の高さが窺えました。我が草津市の橋川市長も駆けつけられ、祝辞のメッセージを。

 これから、とても期待がもてます。

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