太古の昔、草津市から瀬田地域一帯は、製鉄のまちであったそうです。代表が野路小野山遺跡や、木瓜原遺跡です。
木瓜原遺跡の場所は、立命館大学のクインススタジアムのトラック地下にあり、申し込めば見学が出来ます。ここは約7世紀(奈良時代に入る前)には、製鉄炉だけでなく、製陶から梵鐘の鋳造まで生産されていたそうです。
当時としては、最大級の総合コンビナートで、近江国庁が営まれ、律令国家建設に関与していたそうです。ちなみに、すぐ隣の瀬田文化公園では、源内峠製鉄遺跡があって、住民の方々の手で復元がなされところです。遺跡巡りはいかがでしょうか。
木瓜原遺跡の見学は、立命館大学キャンパス事務課にお問い合わせ下さい。