今回は、行政の計画についてです。行政が作っている計画をあらためて確認すると、うわっ!多い、というのが正直な感想です。国からの指示で作っているものも多くあります。
なぜ作らなければいけないかは、計画の意味が「一定の公の目的の実現のために目標を設定し、その目標を達成するための手段を総合的に提示するもの」から理解出来ます。当たり前のことなのですが、計画を立てることによって、目指すべき市の姿を明示し、税金を無駄なく、また目的と効果に応じた使い方をするためにも必要です。ちなみに、参考に2分野について挙げると、
≪政策・地域協働・人権・総務・防災≫
総合計画、行政システム改革推進計画、男女共同参画推進計画、市民協働推進計画、国土利用計画、情報化推進計画、国民保護計画、地域防災計画、特定事業主行動計画
≪子ども・健康・福祉≫
子ども読書活動推進計画、次世代育成支援対策地域行動計画、安心いきいきプラン、障がい者計画、障がい福祉計画、地域福祉計画、地域福祉活動計画、健康くさつ21計画、食育推進計画、特定健康診査等実施計画といった計画があります。
例えば、『安心いきいきプラン』は、その計画を根拠として介護保険料が決まります。
草津市の「自立」「自律」をキーワードとし、地域の実態、課題に合った計画的な行政の運営がなされなければなりません。それをしっかりチェックし、住みよいまちづくりや福祉の向上をめざしていくのが、議会の役目でもあります。