待機児童というと、保育所というイメージがあるかと思いますが、草津市では、学童保育の待機児童も課題となっています。1月末の第一次締め切りで、第一希望で数えると3年生から6年生の144名の学童保育の待機児童が発生しました!草津市では、定員の空きがあれば、これまでも高学年も預かっていましたが、子ども子育て支援の新制度では、31年度までには、希望する全員が学童保育に入れるようにと明記されました。
そこで、市も民間事業者を7カ所公募した結果、3カ所の応募しかありませんでした。が、3カ所でも、総数でカウントすると、144名全員が入所できることにはなり、市もそれで良しとしていたようです。しかし、実際は、数の問題でなく場所の問題が大きく、遠い民間の学童保育では、働く保護者にとって、お迎えが大変です。保護者の間に混乱が起こりました。しかし、時はすでに2月に入っており、新年度予算も決まっています。そこで今すぐに手を打たなければ4月1日からのスタートに間に合わないと判断し、市長に2月中旬に緊急に会派要望しました。市長も事の重要性を認識され、施設の整備等、待機の解消へ向けてすぐに手を打った結果、なんとか4月1日に間に合うことが出来ました。
行政の方々には、当事者の立場になっての想像力や聴く力を持ってほしいと今回は強く実感しました。私共も、今後も、現場の声をキャッチし、課題解決のために頑張っていきたいと思います。