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第4弾 草津市役所 ここってどんな仕事?

第4弾は、「消費生活センター」を紹介します。
消費生活センターは、市役所1階の南玄関入ってすぐ、市民相談室と同室です。業務内容は消費生活に関する苦情相談やあっせん業務、消費者被害防止のための出前講座にも力を入れています。


(本音?)インタビューしました!

○どんな相談を受けているの?
主に契約に関するトラブルの相談を受けています。例えば、訪問販売や通信販売などの買い物トラブル、マンション・アパートの賃貸借契約・通信契約・保険契約、さらに投資に関するトラブルなどです。また製品事故や食品表示に関する相談や、多重債務などの借金に関する相談についても、法律家や専門機関と連携を図りながら迅速に対応しています。
これらの相談件数は平成25年度約1100件、平成26年度約1200件あり、前年度に比べて概ね1割程度の増加傾向にあり、今後もこの傾向が続くのではないかと懸念しています。


○最近多い相談は?
平成26年度下半期(10月~3月)で相談件数の第1位はインターネットの課金トラブル、第2位は振り込め詐欺や投資詐欺などの特殊詐欺、第3位は通信販売に関するトラブルの順となっています。特に第1位のインターネットトラブルでは、アダルトサイトに関する相談が最も多く、年齢認証画面で「はい」をクリックしたら突然高額な請求画面が貼りついた事例や、無料動画を再生しようとしたらいきなり登録料を請求された事例など、いずれも有料の表示をせずに高額な料金を請求する手口でした。
これらの手口はワンクリック詐欺ともいわれており、契約自体が成立していないので料金を支払う必要はありません。業者とは絶対に連絡を取らずに無視することが大切です。


○消費者教育・啓発活動ではどんなことをしているの?2015_vol37-1.jpg
高齢者サロンや子ども会への出前講座、年金支給日に警察との街頭啓発のほか、消費者教育用のオリジナル「紙芝居」や「小冊子」、うちわ等の啓発グッズを貸出・配布し、注意喚起を行っています。年間約20回程度出動する出前講座では、「消費者被害の実態と対処法」をテーマに掲げ、楽しく学んでいただくことを基本に、歌やダンス、寸劇などを交えながら、飽きさせない、わかりやすいプログラムづくりをモットーとしています。
街頭啓発では、消費者教育・啓発用マスコットキャラクター「クゥとかいな」が華麗に歌とダンスを披露、消費者被害の防止をアピールします。「クゥとかいな」の出動やオリジナル紙芝居の貸出を希望される方は、気軽に消費生活センターまでお問い合わせください。


○消費生活センターから市民の皆様へアピールを!!2015_vol37-2.jpg
悪質商法や特殊詐欺などの手口は日々、多様化・巧妙化しており、被害に遭った場合、その被害額を回復することは非常に困難な状況です。このような事態に対応するためには、私たち消費者一人ひとりが、消費者問題に対する知識や技術を学び、被害に遭う前にトラブルを回避する能力を持つこと、いわゆる「かしこい消費者」になることが重要です。
市では、より多くの方々に消費者問題について学んでいただく機会を提供するため、毎年5月の全国消費者月間にあわせて「消費者被害防止キャンペーン」を市内の大型商業施設で開催、子どもから高齢者に至るまで楽しく消費者問題を学んでいただける多彩なプログラムを準備しています。ぜひ、たくさんの皆様のご参加をお待ちしています。

市民相談

皆様の思いを承りました。

2月度の市民相談の分野別
道路関係 2
医療介護関係 3
障がい者の方に関すること 2
お金に関すること 1
市役所関連 3
法律関連 0
教育 2
交通 0
その他 9
合計 22