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受益者負担という公平性について

今議会では、表紙でも紹介しましたが、多くの手数料や使用料の変更がなされる条例の改正がなされました。提案の多くが値上げとなりました。

(詳しくはhttp://www.kusatsu-shigikai.jp/03meeting/H2911-kekka.html)

理由は、物価や所要経費の変動等に対応した受益者負担の定例的な見直しです。施設やサービスを利用する人は、全員対象でなく、一部の特定の人が利用するので、利用していない人との公平性を保つために、ある一定の負担をお願いするもの、という考え方です。

その考えには賛成するものですが、何をどの程度、ということについては立場や考え方によって異なってきます。また例えば、国が決める保健や介護、医療の負担割合が変化しているように、時代の状況に応じて受益者負担の考え方は変化します。

少子高齢化の時代にあって、財政の健全化、持続性は自治体にとって必要であり、また定期的な見直しなので、中々反対は出来ないものですが、利用者にとっては、負担が大きくなるものなので、納得がいかない場合があるかと思います。私たち議員は、日頃から市民の皆様の声を聞き、行政側の提案があった時に、市民の側にたっての審議と、同時に草津市の将来と全体観にたっての二つの側面との審議が必要です。今回の料金の変更については、審議結果賛成となりましたが、丁寧な説明が議員にも求められるものですので、日頃より皆様の声にアンテナを張って現場主義で頑張っていきたいと思います。御意見等ありましたら、お声かけ下さい。

市民相談

皆様の思いを承りました。

3月度の市民相談の分野別
道路関係 4
医療介護関係 2
障がい者の方に関すること 3
お金に関すること 5
市役所関連 3
法律関連 1
教育 5
交通 0
その他 6
合計 29