第2回目は私が委員長に就任しました、全議員で構成される『総合計画特別委員会』についてです。
草津市では市政運営の根幹をなす最上位の計画として、総合計画を位置付けています。
1970年(昭和45年)に第1次草津市総合開発計画「調和のとれた10万都市づくり」、1981年(昭和56年)に第2次草津市総合開発計画「活力ある調和のとれた市民都市をめざして」、1991年(平成3年)に第3次草津市総合計画(ハイプラン21)びわ湖の感動都市「活力と魅力あふれる生活文化創造のまち」、1999年(平成11年)に第4次草津市総合計画(くさつ2010ビジョン)「パートナーシップで築く人と環境にやさしい淡海に輝く出会いの都市」、そして、2010年(平成22年)からは第5次草津市総合計画「出会いが織りなすふるさと"元気"と"うるおい"のあるまち草津」で市制を運営してきました。
第6次総合計画は令和3年度から令和14年度までの12年間という長期の計画になります。タイトルはまだ審議中です。
総合計画特別委員会は、はたして、各計画どおり市政が進んできたのかしっかりと議会として検証しながら、令和3年度からスタートする第6次草津市総合計画を市民の代表の方々と行政と議会が未来の草津市のために作成していこうとの目的で計画作成時に設置されているものです。
通常、各委員会は8名から12名で構成されますが、総合計画は市政運営の最上位の計画ですので、議会の全議員で構成されています。
約2年間にわたって検討していきますが、これまでは情報量の違いや審議時間の関係等でどうしても行政主導の委員会運営であったかと思っていますので、今回の委員会は今までにない委員会運営を目指し、議会が先導できる充実した議論を展開していきたいとタイトな日程を組もうとしています。
実際、委員会開催時は、行政に対して各議員から多くの質問や指摘がこれまでになく活発にあり充実しておりまして、委員長として四苦八苦しております。
市民の代表として、行政が気付かない視点や声も反映出来るよう積極的に提言し、何よりも総合計画が市民の皆様にも身近に感じてもらえるような委員会を目指していきたいと思っています。
傍聴ができますので、ぜひ、ご都合がつけばよろしくお願いします。