予算審査特別委員会
今回は予算審査特別委員会をご紹介させて頂きます。
年4回行われる定例会にて、予算特別委員会は補正予算も審議されますので、毎回開催されますが、2月定例会に行われる予算審査は新年度の当初予算について、つまり1年間の税金の使われ方を審議する特に大事な委員会です。
これまでは議員定数24名の半分12名で構成されていましたが、今定例会からは24名全員で審議することとなり、常任委員会の専門性を活かして各常任員会の所管する部門を所属する常任委員会メンバー中心に審議する方式に変更となりました。
草津市の予算は、一般会計と7つの特別会計から成り立っています。
ちなみに令和3年度予算は一般会計529億7851万8千円、特別会計の国民健康保険事業114億2510万円、財産区1億590万円、学校給食センター7億8390万円、介護保険事業94億2270万円、後期高齢者医療15億4050万円、水道事業37億6600万円、下水道事業61億1800万円で861億4061万8千円です。
平成27年度以降、800億円を超えています。
歳入(収入)の主な内容は市民の皆様が直接納税される市税や地方消費税交付金や、国庫支出金や、県支出金や市の借金である市債等です。(市債は歳入になります)
歳出(支出)の主な内容は民生費や土木費や教育費等の市民の方々への生活の福祉サービスとしての事業費や市の借金返済の公債費等です。
資料として配布される「予算に関する説明書」は300ページを超え相当のボリュームがあります。この説明書を中心に継続されている事業(予算)は前年とどう違っているのか、また、新規予算はどのような理由と目的のもと事業設計されたのかを審議していきます。
各議員は「予算に関する説明書」をもとにその他の説明書や各自の調査でいろんな角度で市民の代表として予算に対する質問をします。
それを受ける各担当者はどんなことを質問されても答弁できるように準備されていて、膨大な資料も用意されています。
まさに真剣勝負が展開されます。
今回より24名全員の議員で審議することにより、まとめる委員長は大変ですが今までより多くの質問があり充実した予算審査ができたと思っています。