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平成26年9月草津市議会定例会質疑・一般質問 西村隆行

市の管理する草刈り等について
○各担当別の「草刈り等」の一覧表は作成できないか。
○一般家庭の「草刈り等」用の第4のごみ袋は作成できないか。

窓口サービス向上市民アンケートについて
○質問項目が6項目になった経緯は。
○アンケート投函数増加への取り組みは。
○アンケート設置場所の決定理由は。
○アンケート実施で職員さん接遇対応はどのように向上すると考えているのか。

○15番(西村隆行)
  公明党の西村隆行でございます。
  質問を始めます前に、先月の広島市におけます大変な土砂災害に対しまして、改めてお見舞い申し上げる次第でございます。
  また、本日、北海道方面で大変な大雨ということでございまして、こちらも心配の種が減らないわけでございますが、無事故でありますようにお祈り申し上げる次第でございます。
  これに関連ではないんですが、今ほど行政の皆様の活躍が日本中で注目されているときはないのではないかと思うわけでございまして、今回の質問は、市民の皆様からより信頼される草津市役所になるためにはどのような改善点が要るのかという観点から質問をしたいと思っておりますので、よろしくお願いしたいと思います。
  現在、草津市には第2次草津市緑の基本計画がございます。それは、1.未来に向けた花と緑のまちづくりプランです。市民とともに、ひと・都市・自然が交感するみどりのまちをめざします、2.みどりを守り、つくり、育てる取り組みを総合的に進めます。今あるみどりと新たにつくるみどりで、花と緑のまち草津を創造します。3.湖岸からまちなかまで、それぞれのみどりを重点的に増やします。湖岸、河川、道路、公園、広場、住宅など身近なみどりを豊かにしますという基本計画でございます。
  この基本計画の中にございます緑化の目標の説明文に、公共施設における緑化を推進するとともに、市民の最も身近な場所における緑化を推進する市民運動を展開し、目標年次までに1世帯当たり1本の緑化(5万本の緑化)を目指しますとございました。
  この点も踏まえまして、市民の皆様の立場で緑化推進に伴う草刈り等について、2点をお聞きしたいと思うわけでございます。
  まず、1点目でございますが、道路や河川等の草刈り等について質問させていただきます。
  それぞれの部署において担当の箇所の草刈り等を毎年順当に処理されておられると思いますが、その年によっては草刈り等の順番が違ったり、例年と違う対応をしなければならないことがあると思われるわけでございます。市民の皆様にとっては、その場所の草刈り等がどこの担当部署かということは、余り御存じないと思われ、ある程度の予測を立てて、それぞれの部署に行かれることになりますが、違う部署に行かれると、すぐ答えが出ず、他の部署に行かなければならないことが発生していると思うわけであります。
  そこで提案ですが、パソコンの表計算ソフト等で、市内の市が担当しておられる道路や河川や公園の草刈り等の一覧表は作成できないでしょうか。その一覧表を作成することによって、どの部署に市民の皆さんが行かれましても、すぐにそのときの状況がお伝えできるのではないでしょうか。そして、もし部署が違っていたら、次からはその正しい部署に行っていただくこともお願いできると思っているわけでございます。
  また、一覧表を作成するために、改めて市内の市が担当されます草刈り等の箇所が確認でき、市民の皆様から御指摘があって忘れていた草刈り等を実施することもなくなるのではないでしょうか、いかがでしょうか、お聞きいたします。
○議長(中島一廣)
  それでは、答弁を求めます。
  北中建設部長。
○建設部長(北中建道)
  道路や河川の草刈りにつきましては、交通量の多い幹線道路や交差点付近、急勾配の河川のり面など、地域での実施が困難な箇所を市において実施しております。
  その他の場所については、河川愛護活動、道サポーター活動並びに地元町内会の皆様による日常管理の中で、草刈りについてもお願いしているところでございます。
  草刈りにつきましては、道路、河川等の各管理者ごとに毎年実施箇所を行っておりますことから、管理者間における情報の共有を行い、草刈りを行う作業場所と工程の一覧表を窓口に備えつけ、今後、市民サービスに努めてまいりたいと考えております。
○議長(中島一廣)
  西村議員。
○15番(西村隆行)
  私も議員にさせていただいてから約11年、いろんな御相談を聞いてまいりました。その中でやっぱり多いのは道路関係のことが多かったわけでございますね。そして、毎年と言っても過言ではないぐらいに、「ここんとこの草刈りはどうなっているんですか」ということをお聞きいたします。ことしも1件お聞きしまして、担当部署に行かせていただきますと、すぐ二、三日で対応していただいたということがございました。
  ということは、それは非常にありがたい対応でスピーディーな対応だったと思うわけでございますが、今も申し上げましたように、大変申しわけない言い方ですが、忘れておられたんではないかと。それを市民の方の御指摘が入って、慌ててもっともだということで、それは三叉路の真ん中の路側帯の中にですね、草が伸びてまして車が見えないということがございまして、危険度が高いということで、すぐ処理をしていただいたわけでございますが、そういうことが毎年と言っていいほどあるわけでございますね。
  私は、何年も各部署へ行かせていただいてお話しするとですね、「どこそこの箇所です」というお話をしますとですね、大抵書類をばさっと持ってこられましてですね、地図を見て、場所を見て、ばあっとしてからですね、そうすると、「ああそこですか、わかりました」ということで、云々ではあるんですけども、やはり、今、言いましたように、各部署がですね、そこは自分とこが担当している場合はそうしてわかるわけですけども、そこは自分とこが担当されてないとですね、そこの職員さんの対応がよければ、最近はすぐお電話等で確認していただいて、ちょっと待っていただいたらすぐわかるわけではございますが、今、申し上げましたように、そういう一覧表にするとですね、非常にどこの課でも、今、皆さんは机の上にパソコンを置いていらっしゃるわけでございますから、それはすぐ検索できるんじゃないかなと思うわけでございます。
  これは何年も前から思っててですね、なかなか提案できなかったんですが、この提案をしたいと思いまして、いろんな部署とも事前にお話を申し上げました。
  そうしていきますと、意外とですね、ベテランの職員さんほどですね、この話を申し上げますと、「うーん」とうならはるわけです。今までの経験値もございますし、今までの蓄積もあるんでしょう。今までどういうふうな仕事をされておられたかというのも、経験値で持っていらっしゃると思うんですね。
  ところが、その横にいらっしゃる若い職員さんにこんなことを言うとですね、目がらんらんと輝かはるわけですよ。「こういうことができるんですね」、ある職員さんとしゃべるときにですね、「あっ、これ一覧表にできるんですよね」、次の言葉で、私、大感動したんですが、「ほかのことにも及んできますよね」と。やっぱりね、その方、その方でいろんなことを考えていらっしゃるんですよね。いかにして効率よく仕事ができるのかを常に考えていらっしゃる若い方だと思うわけであります。別の方、違う方に聞くと、「いろんなことに活用できますよね」という答えが返ってくるわけです。そこにですね、今までの手法がね、決して間違っているわけじゃなくて、より一層改善できるという方法を探すべきじゃないかなというのを今回思いましたので、この質問をさせていただいたわけでございます。
  また、3日目の我が同僚の西垣議員のほうからもですね、オープンデータの活用ということで質問が予定されているわけでございますが、これは会津若松市に貸していただいたんですけども、やはりそういうデータを公開するという、その下地にもなるんじゃないかなと思うわけですが、もう一度、所感をお聞きしたいと思います。
○議長(中島一廣)
  北中建設部長。
○建設部長(北中建道)
  いろんな所管に関する事項に関しましては、共有すべきところについては共有を行い、今、議員おっしゃっていただいたように、前例主義だけじゃなくて、いろんな業務の改善に役立てたい。
  また、こういう意識については、常日ごろ、皆に問題意識を持ってもらいながら、どうしたら市民の目線に立って市民サービスができるかということについては、私どもとして、また職員のほうに周知徹底してまいりたいと考えております。
○議長(中島一廣)
  西村議員。
○15番(西村隆行)
  そのお答えは前向きな答えであると判断させていただきますので、ぜひですね、これも今の部長だけじゃなくて皆さんにお願いしておきたいと思いますので、やっぱり何か統合していく、誰が見てもわかるというね、データ――個人的なデータは別としまして――こういう市のデータをですね、やっぱり共有していって、同じように使っていただきたいなと。そこに新たな改善策もできるし、仕事の改善もできるし、もっと言えば違うことにも、いろんなことができるんではないかなと思いますので、よろしくお願いしたいと思います。
  次に、2点目でございますが、それは市民の皆様の個人宅の草刈り等に関することでございます。
  町内会やそれぞれの団体が草刈り等をされた草は、クリーンセンターに持ち込むと、担当部署の許可のもと、処分費等の減免措置等があるとお聞きしております。ところが、個人宅の草刈り等をした草は、そうはいきません。当たり前ですが、必ず御自分で処理をしなければなりません。
  すなわち、今のごみ袋の種類からいいますと、焼却ごみ袋に入れて出さなければなりません。この焼却ごみ袋は、他のプラスチック用と、またペットボトル用と比べますと、大きさも小さく、草刈り等をした草を入れますと、すぐに満杯になるわけでございます。せっかく苦労をして生ごみ等を減量されておられても、草刈り等をした草で、その苦労も飛んでしまうわけでございます。
  担当部署の方に、平成23年9月から、ごみ袋が引きかえ式になりましてからの3種類のごみ袋の交換比率を確認させていただきました。非常に細かい字をしっかりと刷っていただいたんですけども、それによりますと、平成23年9月から平成24年9月までで、焼却用が約73%、プラスチック用が約22%、ペットボトル用が約5%の交換比率でございました。
  若干日が重なっていますが、同じく平成24年9月から平成25年9月までのそれぞれは、約78%、約17%、約5%でございました。
  同じく平成25年9月から平成26年6月まで、それぞれ約79%、約16%、約5%でございました。
  そこで提案でございますが、3種類のごみ袋に4種類目の草刈り等の草用のごみ袋の作製はできないでしょうか、御提案を申し上げます。
○議長(中島一廣)
  馬場環境経済部理事。
○環境経済部理事(廃棄物担当)(馬場和一)
  本市では、平成23年10月より、ごみ袋の配布方法を引換券方式に変更し、あわせて焼却ごみ類用、プラスチック製容器類用、ペットボトル類用の3種類につきまして、各御家庭のごみの状況に応じて必要な分のごみ袋と引きかえてもらうことにより、ごみの減量とリサイクルの推進に努めていただいているところでございます。
  御提案いただきました刈り草等の専用の袋を新たに作製することにつきましては、刈り草の土を払い落とし、十分に乾燥させ、かさを減らした上で焼却ごみ類としてお出しいただくことが、ごみの減量化につながるものと考えておりまして、刈り草専用の袋を新たに作製する考えは現在のところございません。
  また、刈り草を畑や花壇の土とまぜ合わせ、そうすることで堆肥化できることなどを市民の皆様に御紹介し、ごみの減量化に努めてまいりたいと考えておりますので、御理解いただきますようお願いいたします。
○議長(中島一廣)
  西村議員。
○15番(西村隆行)
  多分、そのような答えが返ってくるんじゃないかと思っていたわけでございますが、実際にですね、市内を歩いてみますとか、市民の皆様からの御相談を聞いたりして御家庭に行かせていただきますとね、物すごく苦労されているんですよ。今、堆肥にするというね、これも事前にお聞きしましたけども、じゃそれをどこに使うかという問題もあるわけですね。皆さん、何か言うたら堆肥とか云々とおっしゃるんですけどね。やはり皆さんが苦労されている現状があるわけでございます。多分、原課のほうにもですね、毎年、お電話が入っているはずです。職員さんの方に聞きますと、たまたまこのことで事前にお話をしに行ったときにですね、「今もそういう電話があったとこです」というような答えでございました。
  ですからですね、今のとこは確かにですね、減量という大前提がございますし、本当にありがたいことに、草津市は人口がふえているわけでございますが、今回のクリーンセンターに関しましてもごみがふえていない、減っているというふうな観点だと思うんでございますけども。本当に市民の方は努力をされているわけでございます。
  であればですね、やはりそういうとこに現場に即して、これはきょうすぐ、あす、また今年度中という話じゃございませんので、ぜひ市民の方の御意見も賜りながら、また審議会等もあるわけですから、そこでも御提案をしながらですね、本当に必要かどうか。
  確かに、乾かして、なるべく容量を少なくして詰め込むというのはわかるんですけども、やっぱり殻ごみのほうも、生ごみというのは基本的に、たまったから捨てるんじゃないですよね。殻があるから捨てるわけですね。とすると、そこのバランスを考えていきますとですね、いろんなことがあると思いますので、ぜひですね、あるいは長期間で結構と思いますし、現場を再度見ながら、どのような改善策がいいのか、市民の方はやっぱり、そうして緑化をしていこうという御努力をされたときに絶対出てくるもんでございますので、それをやっぱりわかりやすいように統一した感覚で処理できるようにですね、ぜひより一層の御検討をお願いしたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
  では、次の質問をさせていただきます。
  私は、市議会議員にならせていただきましてから、より信頼される草津市役所を目指しまして、職員さんたちの市民の皆様に対する接遇の向上について、いろいろと過去にも提案をさせていただきました。
  その提案をさせていただいた事柄の中で実施できました窓口サービス向上市民アンケートについて、改めて御質問をいたします。
  平成17年度から、7回にわたりまして、最終はほとんどの窓口にて実施されました窓口サービス向上市民アンケートでございましたが、一応の成果はあったといたしまして、平成23年度に終了されまして、平成25年9月の定例会で、窓口サービス向上市民アンケートの実施については、平成26年度には実施していきたい。その際には、アンケート用紙の項目、職員の挨拶は、職員の窓口対応は、職員の説明の仕方は、職員の身だしなみは、窓口での待ち時間は、の五つと、見られているということも項目に入れてはどうかとか、あるいは、アンケートを投函していただく数が横ばいになっていったというふうな反省もございますので、どういうふうにその調査をやっているかということも周知していったらいいかということを今現在検討しておりまして、その検討を踏まえて実施していきたいと思っておりますというような答弁をいただきました。
  この見られているというのは、平成25年度に実施されました株式会社インソース社の窓口調査報告書で、課題としてはお客様とのアイコンタクトが少ない点、ポスターが破られている等、職場環境について見られているという意識が低いところが見られる点、それから身だしなみなどにおいて職員間の意識の差があるところが見受けられる点、また職場環境の整備、改善、態度、対応について、やはり見られているという意識の必要性があるとの内容があったからと思っております。
  このように、ある程度期待が持てる窓口サービス向上市民アンケートが新たに実施されると期待を持って思っておりました。
  ところが、8月に入ったある日、市役所に来てみますと、各玄関口に窓口サービス向上市民アンケートを記入する机が置いてありました。そして、アンケート実施中というのぼりが、それぞれの机の横に立ててありました。
  しかし、各窓口には置いてありません。市のホームページや広報くさつ8月1日号を確認いたしますと、市役所内は各玄関口にしか置いてないとの説明でございました。ただ、アンケート項目は、前述の5項目に「窓口や棚など整理されていましたか」の項目がふえておりました。これで7回実施してきた窓口サービス向上市民アンケートの一応の結果を踏まえ、新たなアンケートとされているわけですが、その経緯を4点にわたってお聞かせください。
  まず1点目に、質問項目が先ほどの市の答弁にあったように、見られているという意識の必要性に関しての項目が入っての6項目になった経緯をお聞かせください。
○議長(中島一廣)
  山本総合政策部長。
○総合政策部長(山本芳一)
  平成25年度に初めて実施をいたしまして、引き続き、今年度も実施をしております、御案内がございました窓口行動観察調査の結果といたしまして、今後の課題が幾つか提起をされております。
  その中で、職場環境、カウンター周りだけでなく、職場全体が整理整頓されているのか、雑然としており不快な印象を与えていないかといった観点、さらに、職員の表情、姿勢、態度、身だしなみは必ず市民の皆様の目に入るために、自分の基準や業務だけを中心に考えるのではなく、市民の皆様から見てどうなのかという、いわゆる見られている意識も大切と判断をいたしまして、今回、評価項目に追加することといたしました。
○議長(中島一廣)
  西村議員。
○15番(西村隆行)
  一つのやはり窓口のインソース社のそういう調査の結果ですね、前進されたなと思っておるわけでございますし、今、改めてそのような観点で入れられたということで、これは非常に大変生意気でございますが、評価をさせていただきたいなと。
  特に、最近、クールビズになってまいりまして、皆さんの服装も、ある意味、軽やかに、アレンジになってきたのでございますが、より一層、そういうとこが見られるんじゃないかと思いますので、非常に大事な観点であったと思うわけでございます。
  次に、2点目といたしまして、アンケート投函数が過去7回で横ばいになったとの答弁が先ほど御紹介申し上げましたが、今回、のぼりを立てて――机の横に――それでアンケート投函数が増加すると考えられたのですか、お聞かせください。
○議長(中島一廣)
  山本総合政策部長。
○総合政策部長(山本芳一)
  啓発の方法ということでございまして、市民の皆様には、今、アンケートを実施しているという事実、さらには、その期間、また、記載の場所であるということなどのPR効果を期待をいたしまして、啓発ののぼりを設置したものでございます。
○議長(中島一廣)
  西村議員。
○15番(西村隆行)
  私も、のぼりを見させていただきまして、今回のアンケートのためにつくっていただいたんだなというふうに喜んだわけではございますが、ただですね、この周知の仕方が、これで本当によかったのかどうか。こんな例を出すと申しわけないんですが、たまたま私がここで質問したことですけども、本人通知制度ののぼりはですね、まだ置いていただいているんですよね。このアンケートは、今回、短期間でございました。以前から、私は本来は1年間を通すべきであるということを提案申し上げていたわけでございますが、今まではたしか7月の中旬から8月ぐらいやったかな、1カ月半が圧倒的に多かった。今回は、1カ月です。
  としたら、本人通知制度ののぼりのようにですね、やはりこの市庁舎の外にもですね、今は市役所の中ではこういうことをやっていますというふうにのぼりを立てることは、経費の関係、1本につき何ぼかかるかというね、幾らかかるかということがあったと思うわけでございますが、やはりある意味短期でやられるんであればですね、そういう周知の仕方もできたんではないかと思うんですが、いかがでしょうか。
○議長(中島一廣)
  山本総合政策部長。
○総合政策部長(山本芳一)
  周知の方法ということでおっしゃっていただいているのかと思いますけれども、例に挙げていただきました本人事前通知制度、市民の皆様が直接受益となる制度の周知という形で行うサービスと、今、やっております職員の態度、あるいはサービスの質という内部管理的な業務に対するアンケートの実施ということでは、周知の仕方はある程度違ってしかるべきかなというふうにも考えまして、外向けに大々的にアンケートを実施しているよという啓発までは踏み込まなかったということでございます。
○議長(中島一廣)
  西村議員。
○15番(西村隆行)
  今の御答弁を聞いてまして、果たしてそうでしょうか。職員の皆様の対応がよくなる、これ受益ですか。本人にとって、市民にとって、同じことじゃないんですか。
  私は、冒頭に申し上げましたように、今、本当に行政が注目を浴びて――地方議員も違う意味で注目を浴びていて申しわけないんですが――やはり行政が信頼されるかどうかというとこに、今、あるわけですね。そして、本人通知制度は本当に市民の方にとっての人権感覚云々ということで私も質問してますので理解しているつもりでございますが、私は同じだと思うんですが。やはり市役所で、今、こういうことをやっています、ホームページにも載っているし、広報にも載っているわけではございますが、やはりそれだけではなかなか通じない。
  けさ、山田議員のほうから臨時給付金のことで、もっともっときめ細かく通知してくださいよということを御提案ありましたけども、本来これもですね、本来であれば私は同じような感覚が必要ではなかったかと思うんですが、いかがでしょうか。
○議長(中島一廣)
  山本総合政策部長。
○総合政策部長(山本芳一)
  市役所の窓口における、いわゆる接遇CSの向上につきましては、市民の皆様に接する第一線での職員の態度ということが、まずもって市役所の与える第一印象になりますので、そのことを高めていきたいという思いが第一でございます。
  そのことは、本来的にはモニタリングと申しますか、日々の窓口接客の中で、そういったお声を聞きながら自助努力として改善ができていけば、それに越したことはないというふうに思うわけでございます。
  しかしながら、定期的にアンケートを実施してまいりまして、客観的に市民の皆様の声をお聞きするということも大事でございますし、2年前から始めております市民の声という制度もございまして、これはまさしくモニタリングに当たるものだと思いますけれども、窓口応対だけじゃなく、市政全般にわたるお声を気軽にお出しいただけるように、市長への手紙とは別に設けた制度でございまして、そういったことも複合的に、複層的に利用しながら、活用しながら窓口接遇の向上を図っていければというふうに考えております。
○議長(中島一廣)
  西村議員。
○15番(西村隆行)
  次の質問にもちょっと絡むんですけどね、やはり今おっしゃっていただいた、本当にそのとおりだと思います。どんな制度をするにしても、どんなことを申請するにしても、どんなことで市役所に来られても、まずは職員さんと接することですよね。そこから全てが始まっていくわけでございますし、今回、また申し上げますが、この質問の趣旨はですね、やはりどれだけ職員の皆様が市民の方のことを考えて、市民の方の立場になって、どれだけ汗を流せるかどうかだと思うんですよ。
  今、部長おっしゃった答弁のようにですね、やはりその自助努力、確かに大事やと思いますけども、それがなかなか難しいから、こういうことをずっと御提案を申し上げているわけでありまして、ぜひですね、次、またされるかどうかはまだ、3年ごとということでございますので、次の質問とちょっと絡ますんですが、ぜひですね、改善をお願いしたいと思うわけでございますけども。
  3点目では、前回アンケートでは、主要な窓口にもアンケート用紙の記載台を置かれておられました。今回のアンケート用紙の設置箇所は、どのような理由で机の上だけというふうに決められたのでしょうか、今のと若干ダブるかもわかりませんが、お聞かせください。
○議長(中島一廣)
  山本総合政策部長。
○総合政策部長(山本芳一)
  前回のアンケートでは、各課のカウンターに用紙を設置をしておりました。ところが、市民の皆様の声などから、アンケートに御協力いただける方の動線を考慮をいたしまして、アンケート用紙と回収箱をあわせて設置をいたしまして、アンケート実施のPRを兼ねて庁舎の出入り口に記載台という形で設置をさせていただくことといたしました。
○議長(中島一廣)
  西村議員。
○15番(西村隆行)
  これはですね、私は、前、各窓口に置いとくべきだということで、ずっと7回にわたって、最後はほとんどの窓口に置かれたと思うんですけども、この目的は、やはりそこに置いたのはそこで書いてもらうためじゃないんですよ。今、アンケートをやってはるんやなと。やっぱり市民の方もですね、職員さんを目の前にして何点って、これは書きにくいです、正直申し上げまして。私は、よう書きません。でもアンケートをやってはるんやなと、あそこ、確か玄関にはあったなという、ある意味じゃ周知の一つやと思うんですよ。
  だから、今回、動線云々ということはわかるんですが、やはり次回のときもですね、できれば市民の方が直接行かれる窓口には全て、たとえ1枚、2枚でもいいから、また周知のポスターだけでもいいと思うんですね、小さなA4ね。それを使っていかはるべきじゃないかなと思うわけですので、次回のときはぜひ御検討をお願いしたいと思うわけでございます。
  それで、この質問の最後なんですが、今回のアンケート実施で、草津市役所職員さんの接遇対応はどのように向上すると考えておられるでしょうか、お聞かせください。
○議長(中島一廣)
  山本総合政策部長。
○総合政策部長(山本芳一)
  当アンケートは、市民意見の把握を行い、その中でいただく課題を検証し、接遇技術や意識を見直す契機とすることを目的に実施をしております。貴重な御意見を職員一人一人が、自分自身や自分の職場への意見と捉えまして、各職場においても点検を行い、CS推進員を中心に、改善が必要なもの、改善可能なものについては速やかに対応するように努めているところでございます。
  CS向上に向けた取り組みは、窓口アンケートを実施し、挨拶や親切な窓口対応といった接遇能力の向上を初め、丁寧でわかりやすい説明や好感の持てる身だしなみ、待ち時間の短縮等、市民満足度の向上という面で捉えるだけではなくて、組織マネジメントの観点から、人材育成のための活動であるという認識をしております。
  最終的には、市民福祉の向上を図るために、その担い手となる職員の育成は不可欠でございまして、平成26年度に見直しをいたしました人材育成基本方針にも、そのことは位置づけているところでございます。
○議長(中島一廣)
  西村議員。
○15番(西村隆行)
  私が言いたいことを全部、今、部長が言っていただいたというふうに思っているわけですが、そこまで重要視されておられたアンケートだと思うわけでございますが、残念なのは、一応8月の31日までと明記されておられました。9月に入っても何日間か置いてあったと思います。
  そこで、部長の答弁がございましたが、そこまでの意識がね、担当部署の方の責任なのか、それを「まだ置いてあるよ」と言って、部署じゃなくても、連絡されなかった全職員さんの認識がですね、今、部長がおっしゃった答弁をいただいたらばですね、私はもう少し意識がね、高くならなければならなかったんじゃないかなと思うわけでございます。今の答弁がなければ、また違うことを聞こうと思ったんですが、そこまで考えていただいているにもかかわらず、それがやっぱりなかなか全職員さん、全庁内に響き渡っていなかったんではないか。
  ある意味で言えば、ああまた一つの部署がアンケートをとってはるなというふうな思いをお持ちだったのかも、大変申しわけない見方ですが、かもしれません。また、こんなもんをとってというね、御意見もあったかもしれません。
  でもね、私は思うんです。やはり、先ほど申し上げましたように、全ての皆様のお仕事は市民の方と対するところから始まるわけでございます。市役所ですから。であるならば、やはり皆様が市民の方とどう対応されていかれるのか、会っていかれるのか、どんな話をされていかれるのか、これが一番大事だと思うわけでございますね。市民の方は、やはり市役所あっての市民生活、そこまで思っていらっしゃるかどうかわかりませんが、これからますますですね、今回も防災関係の質問が多いわけでございますが、ここは市役所がなければですね、動かないわけでございます。
  とすると、日ごろからそういう市民との一層の関係がなければ、防災のときに、その関係が出るはずがないわけであります。平時にできないことが、緊急時にはできないとよく言われます。いかに、より一層の市民サービスを向上していくのか、今、いろんなルールもありますし、マニュアルもあると思いますが、それをいかに市民の方によりよくしていくのか。
  先ほど草刈り等の中でも、今まではこうであったから、この仕事はこれでいいんだという感覚がもし皆様の中にあるならば、草津市は向上しないと私は思っているわけでございますし、やはりより一層何かもっといい方法はないか、より一層市民の方が喜ばれることはないのか、また、いろんな制度の中でも、この制度でこういう欠点があると言われたらどうしたらいいのかとか、先ほどニーズの問題とかありましたけども、そのニーズをどんだけしていくのか、ちょっと具体的なことを申し上げないんでわかりにくいかもしれませんが、やはりそういうもう一歩、もう一歩踏み込もうという仕事をするときには、やはり市民の方との信頼計画が大事になるのではないかと思うわけであります。とすると、その第一歩が、私もしつこく何年も言っているわけですが、この接遇の能力向上だと思うわけでございます。
  今、部長のほうからも非常に人材育成とまでの御答弁をいただきましたし、そのとおりだと思います。どうかですね、これからも違う形で、このようなことをされていかれると思いますので、より一層、市民の皆様に喜ばれるように、皆様の御努力、私たちも市民の代表としてこれからも頑張らなければいけませんし、皆さんもぜひですね、より一層の御努力をお願い申し上げまして、私の質問を終わらせていただきます。
  ありがとうございました。
○議長(中島一廣)
  これにて、15番、西村議員の質問を終わります。

市民相談

皆様の思いを承りました。

3月度の市民相談の分野別
道路関係 4
医療介護関係 2
障がい者の方に関すること 3
お金に関すること 5
市役所関連 3
法律関連 1
教育 5
交通 0
その他 6
合計 29

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