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令和2年9月草津市議会定例会質疑および一般質問 西村隆行議員


〇道路パトロール事業について
〇(仮称)草津市立プール整備について


〇道路パトロール事業について
〇(仮称)草津市立プール整備について

○23番(西村隆行)
  公明党の西村でございます。皆様、大変お疲れさまでございます。本日最後の質問でございますので、最後までよろしくお願いします。
  朝、登庁いたしますと、黄色の道路パトロール車が颯爽と市役所の駐車場から出発されていかれます。本日も市民の皆様の安心・安全のために道路状況の確認と補修に頑張っていただけると感謝の気持ちでいつも見送らせていただいております。
  そこで、本年度の当初予算で道路パトロール事業費として3,100万円が計上されておりまして、議会といたしましても議決しておりますが、その後、半年が経過しておりますことから、どのようにこの道路パトロール事業が市民の皆様にとって有効な事業になっているのかにつきまして、まず質問をさせていただきます。
  予算審査特別委員会において、道路パトロール事業について、昨年度に比べ約70%アップの予算を上程され、その理由といたしまして、2班体制ということなんですけども、その中で、来年度につきましてはこれまでのパトロール事業の中で簡易な補修でありますとか、そういったところに終始することが多くて、実際のパトロールということ自体はできていないとの御指摘もある中で、来年度につきましては3班体制ということで、パトロールに特化したような班を一つ設けさせていただいて、そういう事故の未然防止といったものに取り組んでまいりたいとございました。
  この半年間、確かに予算が議決されて準備期間もあり、実際は半年間も活動されていなかったかもしれませんが、実際に効果は現れているのでしょうか、お聞きいたします。
○議長(瀬川裕海)
  それでは、答弁を求めます。
  寺田建設部長。
○建設部長(寺田哲康)
  道路パトロールを増加したことによる効果につきましては、今年度から道路パトロールを2班体制から3班体制に変更しており、増やした1班につきましてはパトロールに特化した班として業務を実施しております。
  今年度のパトロール班の補習等につきましては、8月末時点において、昨年度と比較して約1.5倍の実施件数となっております。
  このことから、道路パトロールを増加したことによる効果はあるものと考えております。
○議長(瀬川裕海)
  西村議員。
○23番(西村隆行)
  ちなみに大津市は同じような道路パトロールを走らせていらっしゃるんですが、うちよりも相当広い大津市で1台で走っているという事業があるんですけども、今、効果が出ているという御答弁をいただきましたが、であるならば、次の質問にいきたいんですが、草津市のホームページ、今朝も確認いたしましたが、この道路パトロール事業を探してみても、各施策としての紹介はございますけども、市民の皆様に周知の案内が見付からないんです。先程も御答弁いただいたことからすると、本来ならもっと市民の方に周知していただいて、現状の道路状況を報告していくかと思いますが、なぜ市民の皆様には、本当にこんなに頑張っていますよ、こんなん走っていますよ、3班体制で頑張っていますというようなことを周知されないんでしょうか、お聞きいたします。
○議長(瀬川裕海)
  寺田建設部長。
○建設部長(寺田哲康)
  道路パトロール業務はパトロールによる道路損傷箇所の把握を行うのと併せ、簡易な修繕等を日々実施しているものであり、具体的な業務内容については現在ホームページで周知しておりませんが、市民に向けての情報発信としては、道路損傷箇所の通報先等の情報をホームページ等で周知しているところであります。
  また、町内会からも多数道路損傷への対応の要望書が上がってきておりますが、簡易な修繕は電話をいただければ、パトロール班ですぐに対応するということをお伝えさせていただくことで、町内会には周知されてきたと感じているところでございます。
○議長(瀬川裕海)
  西村議員。
○23番(西村隆行)
  次の質問に移る前に、今の御答弁から考えると、周知をされてきたということをおっしゃいますけども、結構知らはらへんのですね。あれも道路パトロールということで、どこの車か分からない方が多いですし、私は知っているから走っていただいているんだなと気付くんですけども、ホームページにも確かに最初に道路パトロールと検索を入れたら、いろんな今までの予算書だとか施策表しか出てこないんです、最初に。これは広報の方法に問題があるのかもしれませんが、今おっしゃっていただいたところになかなか到達できないんですね。そこにやっぱり問題があるんじゃないか、せっかく3台に増やしてらっしゃるんだし、未然防止までということをおっしゃるのならば、やはりもっと紹介しはったほうがいいんじゃないかなと思うんですが、そういう分かりやすいような改善を考えていただいていますでしょうか、もう一度お聞きいたします。
○議長(瀬川裕海)
  寺田建設部長。
○建設部長(寺田哲康)
  道路の維持管理に関する業務としましては、道路パトロール以外に点検舗装、点検維持工事とか様々な事業を実施しております。それらを細かく市民のほうにホームページ等で周知するほうがいいのかもしれませんが、現時点ではあまりにも細かい内容を掲示しても、市民の方にその内容を周知するということがなかなかできない可能性もありますので、現時点ではまずは道路上で気付いた損傷箇所等を市並びに国、県の通報先も挙げさせていただいていますので、道路管理者のほうへ御一報いただけるような周知、啓発を務めていきたいと考えております。
○議長(瀬川裕海)
  西村議員。
○23番(西村隆行)
  今回この質問を考えましたのは、後からも出てくるんですけども、大分前からいろんな所管事務調査等々で提案したいことがあったので質問させてていただいているんですが、私ら市議会議員のところに、いろんな御意見、御要望が入ってくるわけですが、その中で最も多いと言われているのが道路状況なんですね。どこまで市民の方に周知していいか分からないとか、県もあるし、いろんなのがあるからということでおっしゃいましたけども、であるならば次の質問に入っていきたいと思うんですけども、この道路パトロール事業は、今、いろんなことをしているんだとおっしゃったけども、本当にどこまでできるのでしょうかという疑問がまず浮いてくるわけですね。なぜなら今申しましたように、3つの例を挙げさせていただきますが、自宅の側溝に蓋をしているグレーチングがずれているのか、車が通るたびに大きな音と振動がして大変困っている。これは十数年悩んではったんです。それから自宅の前の道路に雨の日に水たまりができて、外に出るのが大変なんです。これも十年以上悩んではったそうです。それから大きな交差点で、右折する車の動線が分からず、特に高齢者の運転手さんが危険な状態が続いているから、はっきりとした路面表示ができないかとの御指摘を受けております。こういうようなことは全て担当部署に対応をお願いしておりまして、この振動するグレーチングに対しましては、それこそ私が市民の方から聞いて、道路課に行かせていただきました翌日にはパトロールの方が走っていってはりました。すぐに対応していただいて、市民の方も本当に長年の悩みが解消したと、大変喜んでおられました。
  通常のこういう道路パトロールは、今、いろんなことをするとおっしゃいましたけども、一体どのようなことまで、この路面表示のことまで対応していただけるんでしょうか、お聞きいたします。
○議長(瀬川裕海)
  寺田建設部長。
○建設部長(寺田哲康)
  道路パトロールにおける路面標示の対応につきましては、先程の答弁のとおり、道路パトロール班は簡易な補修やパトロールを主な業務としており、路面表示の対応については特殊な機材等が必要であることから、道路パトロールで対応することができず、専門業者で実施をお願いしているところでございます。
○議長(瀬川裕海)
  西村議員。
○23番(西村隆行)
  確かに作業は無理だと思います。聞いているこの交差点も非常に大きな交差点でございまして、右折するいろんな路面表示をしようと思ったら、それこそ入札から始まって、大変な時間がかかりますので、道路パトロールの方は対応できないと思いますが、パトロールをされているわけですから、そこを見て、危ないなということは市民から言われる前に道路パトロールの方が気付くべきではないかと思うんですが、だから市民の方から言われるんじゃなくて、未然に防止をしたいということで、今回3班体制になったわけですから、今の御答弁から考えると、そういうことはできないんですかね、道路パトロールの方は。事前にここが危ないということを部署に振るというようなことは、仮にこの路面標示で考えた場合、ここをパトロールカーで走ってはるわけですよ。その方から市のほうに、ここは危ないよということは言えないんでしょうか。再度お聞きいたします。
○議長(瀬川裕海)
  寺田建設部長。
○建設部長(寺田哲康)
  道路パトロールの業務は道路の損傷と道路パトロールということで、路面表示だけじゃなく、通行によって安全性が担保されていないところについては、管理者である市のほうにその内容について報告されています。
  ただ、それをどの時期に、どのように補修等を実施していくのかは市の担当サイドで、それについては当初予算の範囲内の予算の具合も見ながら、現状進めているところですので、今言われたように、現場からの報告等は上がっていると思いますが、確実にその路面表示も、公安委員会が所管しているところもございますので、そこら辺については、場所を限定してお答えすることはなかなか難しいと思います。
○議長(瀬川裕海)
  西村議員。
○23番(西村隆行)
  今の御答弁を聞いていると、やはり今回、パトロールを強調するんだということで3班体制になったわけですから、できるできないは次の話になってきますし、どこがするのか、どこが管轄なのかは次の話ですけども、まずそういう場所を発見して、事前に安全のために連絡、報告をしていくというのが本来のこの事業の目的だと思うんです。
  そこの中で、今の答弁を聞いていても、やはりなかなかこの事業では賄えきれない、全てが厳しいと思うので、再度、あと次の提案をさせていただくんですが、市民の皆様からの道路状況に関する御指摘や御要望は尽きません、今も話したとおりです。
  そこで、議会として、令和元年度6月定例会におきます産業建設常任委員会の所管事務調査報告といたしまして、道路施設は日々使用され劣化することから、早期発見、早期対応のためには道路を管理する目を増やすことが有効であると考え、本市の試験的に導入されているスマホアプリ通報システムを活用した道路管理に着目し、検討しました。アプリにより広く市民の目を活用し、リアルタイムで情報を得ることができるシステム構築を検討すべきと考えます。市民にとっては、通報すれば自分たちの声が反映されると思えることで、通報に対する熱意や関心が変わってくると考えられることから、アプリによる通報に対応できる体制を整備できるように検討することが必要と考えます、と提案させていただきましたが、予算審査特別委員会の答弁では、AI等の取組については、アプリも先程企画調整課のほうのお話もございましたけれども、一旦、通報アプリについては同じものを使うという判断はしておりませんで、その後、検討していくという答弁をいただいておりますけれども、現状につきましては、なかなかアプリを導入した後の情報整理でありますとか、そういった体制づくりもなかなかできない状況でございますので、現在、まだ先進地等の事例を収集して検討してまいりたいと思っているところでございますとの御答弁がございました。
  今、各地方の各行政で、スマートフォンを使った市民の皆様からの直接の道路情報が入ってくるシステムが採用されているニュースがあふれているわけですね。
  が、草津市はこのような便利なシステムをいつまで検討しておられるのかお聞きいたします。
○議長(瀬川裕海)
  寺田建設部長。
○建設部長(寺田哲康)
  便利なシステムをいつまで検討していくのかにつきましては、アプリの導入等、様々な手段がある中で他市の事例を確認しながら、現在検討している段階であります。
  しかしながら、システム導入においては、危険箇所の把握だけでなく、補修・修繕までつなげる体制が必要となることから、一体的な管理体制の在り方について検討をしていく必要があり、現時点でいつまでに導入するということについては決めておりません。
○議長(瀬川裕海)
  西村議員。
○23番(西村隆行)
  今のは「決めておりません」ですね。
  ぱっとネットで調べてみても、奈良市、生駒市とかが出てくるんですね。金額も載っておりますが、そんなに費用的にも大きくかかっていない。その当時、私の産業建設常任委員会のときも、そういう先進地を見に行ってきまして、行政の方も見ていただきました。うちよりも規模の大きい市ではございましたけれども、同じ部内に受ける専門家がいらっしゃって、連係プレーをしているということがあったんですけども、今、建設部ではとても無理なような御答弁でしたけども、今回の定例会には、今の答弁を聞いて聞くんですが、議第94号に、草津市情報通信技術を活用した行政の推進に関する条例案が上程されていますけども、ここがこの担当部がなぜ建設部と一緒に考えるというようなことができないんでしょうか。今、多分、いろんな体制を考えていかなあかんということで建設部は悩んでいらっしゃるわけですから、草津市の総合力の観点からしたら、議第94号を今回上程されます。内容に関してはまだ言いませんけども、上程されるわけですから、その部が一緒になって考えればいいのかなと思うんですが、そういう連携はできないんでしょうか、お聞きいたします。
○議長(瀬川裕海)
  堀田総合政策部理事。
○総合政策部理事(草津未来研究所・経営戦略担当)(堀田智恵子)
  連携につきましては、経営戦略課を中心にさせていただく部門と、それから原課から提案を頂いて、同じく連携させていただく部門と両方ありますので、今後、議員の御指摘があった部分については、建設部と連携はしていきたいと思っております。
○議長(瀬川裕海)
  西村議員。
○23番(西村隆行)
  私は常々、草津市の全体の総合力ということでお話を申し上げておるわけでございまして、今も御答弁がありましたように、そういう形でどこかの部が困っていれば、違う担当部が、よく行政のことを縦割り行政とおっしゃいますが、それは逆に言えば専門性があるということでございますので、そこで分からなければ、大変であれば専門性を持ったところと共有していただくとかですね。それは全部市民の皆様のための施策につながってまいりますので、いい答弁をいただきましたので、建設部長もぜひ連携をとっていただいて、できれば日を決めていただいて、あえてここで何か月かとか、何年とかいうことは聞きませんが、1日も早く、そういう市民の方と連携できて、市民の安心・安全を保てるようなアプリを、本当にアプリが良いのかどうかも含めて、また検討をお願いしたいと思いますので、お願いいたしまして、この質問は終了させていただきます。
  次に、今定例会に補正予算として(仮称)草津市立プール整備費が再入札経費における内容変更で3億7,932万4,000円の減額が、また令和2年から令和20年における債務負担行為でPFIによる設計建設管理運営費として、28億2,650万円の追加と、令和2年から令和4年にかけての債務負担行為で、付近の道路付け替え等整備費として3億290万円の追加が上程されています。
  これは、先程の西川議員からの御質問の答弁にもありましたように、入札参加表明がされていたが辞退された事業者に聞き取りを行われ、各種の見直しをされての補正予算案とお聞きしておりますが、現場で作業されていかれる事業者の方々との念入りな確認作業ができていなかったと反省を促しておきたいと思います。
  そこで、改めて(仮称)草津市立プールについて、草津市の将来展望をお聞きします。
  平成30年2月の定例会での代表質問で、駅に近い立地なので広域から集客でき、全国規模の大会招致を通じて、地域経済を活性化できるシティセールスの推進につなげられる競技用プール施設と思いますが、橋川市長の考えをお聞きします、とお聞きしますと、橋川市長からは、市民、県民が利用しやすく、子どもから高齢者まで、ビギナーからアスリートまで、障害のある人もない人も幅広く利用できる施設であり、駅やホテル、大規模商業施設に近接する中心市街地活性化エリア内という立地特性や、県内唯一の屋内温水50メートルプールを有する施設規模であることを活用し、全国規模の大会や合宿の招致等を通じて、交流人口の拡大や地域経済の活性化にもつなげてまいりたいと考えておりますとの御答弁がございました。
  今、策定されております、草津市第6次総合計画の基本構想の将来ビジョンの「絆をつむぐふるさと健幸創造都市草津」において、この(仮称)草津市立プールは予定されている国民スポーツ大会・全国障害者スポーツ大会のためだけではなく、10年、15年先の健幸創造都市の草津市にとって果たす役割はどのようなことでしょうか、お聞きします。
○議長(瀬川裕海)
  寺田建設部長。
○建設部長(寺田哲康)
  (仮称)草津市立プール整備につきまして、本施設は年齢、障害の有無、スポーツの経験等にかかわらず、誰もが日常かつ気軽にスポーツに親しみ、楽しく健康づくりを行うことができる施設として整備するものであります。
  またYMITアリーナやde愛ひろば等と合わせた多様なスポーツイベントの開催等により、さらなるにぎわいが創出されるとともに、新たな交流の拠点となり、人と人、人から地域、まちへとつながりが広がることで、第6次草津市総合計画で掲げる「絆をつむぐふるさと健幸創造都市草津」の実現に寄与するものと考えております。
○議長(瀬川裕海)
  西村議員。
○23番(西村隆行)
  今回、第6次草津市総合計画のビジョンに絡ませてお聞きいたしました。
  これを通告させていただいたときに、どこの部が、どなたが、どの部長から御答弁いただけるかなとある意味期待しておりました。本来、総合計画と15年先のことを言っているわけですから、総合政策部がお答えになるべきではなかったんですか。このビジョンに合わせてお聞きしています。草津プールはこの「絆をつむぐふるさと健幸創造都市草津」においてどんな役割を果たすんですかとお聞きしているんですから、本来は建設部の答えは当たり前であって、これは総合政策部がお答えになるべきだと思うんですが、どのように考えていらっしゃるのかお聞きします。
○議長(瀬川裕海)
  田中総務部長。
○総務部長(田中義一)
  議員御指摘の件でございますけれども、当然、10年先を見据えた草津市の今後のビジョンということでございますので、現在、基本計画の策定に取りかかっておりまして、議員の皆さんにも特別委員会等でいろいろ御指摘をいただいたところでございます。
  その中で、特にリーディングプロジェクトということで、4つの項目でお示しをさせていただいたと思いますけれども、それぞれの項目に「健幸創造都市」につなげますと、そういう項目で掲げております。
  このプールにつきましても、今、建設部長がお答えさせていただきましたことと併せまして、市民の皆様の健幸に寄与して、皆さんが健康で明るい生活をしていただくことにつなげるものとして期待しているところでございます。
  以上でございます。
○議長(瀬川裕海)
  西村議員。
○23番(西村隆行)
  今、コロナ禍において、このプールの建設に関しましては、本当にいいのか、どうなのかという市民の声はあります。賛否両論であります。でも、草津市にとって、いいものにしたいという思いで行政の方たちは判断され、議会といたしましても、それをしっかりと見ていこうということで今やっているわけでございますし、また審議もするわけですけども、今、総合政策部長からのお話がございましたが、いつものように総合力という観点からすると、これは教育委員会はどう思っていらっしゃいますか。この10年、15年先の草津市のお子さんにとって、学校の授業に対して、一部ではこのプールを使って、今現在学校にあるプールが老朽化している、となればこのプールを使おうという話も聞いておりますが、教育委員会としてこのプールはどのように役割を果たすと考えていらっしゃいますか、お聞きします。
○議長(瀬川裕海)
  居川教育部長。
○教育部長(居川哲雄)
  この市立プールですけども、今後の利用につきまして、学校の授業で水泳というのは重要なものと捉まえております。そういったプールが完成後に水泳の授業で使うということも研究しているところではございますけども、新しく施設を更新する時期、古いプールもありますし、新しいプールもあります。それを切り替える時期とかも含めて検討していく予定にしておりますけども、ただこのプールを使う場合に、学校からの移動の時間とか、そういうことで今の授業の時数が減るということも、移動時間にとられますので、そういう課題も一方ではございます。
  ただ、維持管理費等が節減できるとかいうメリットも当然あるわけですので、引き続き、どういう方法でそういったプールを活用していけるのかというのを研究してまいりたいと考えております。
○議長(瀬川裕海)
  西村議員。
○23番(西村隆行)
  プール学習だけじゃなくて、小学校、中学校の担当でいらっしゃいますので、アスリートという観点はどうでしょうか。高校、大学になっていかないとはっきり分からないと思いますけども、小学校、中学校を担当していただいている部署としましましては、アスリートを育成していくんだという観点からすると、この(仮称)草津市プールはどのような役割を果たすと思っていらっしゃいますか、お聞きします。
○議長(瀬川裕海)
  居川教育部長。
○教育部長(居川哲雄)
  アスリートの育成等、子どもたちがトップアスリート等から指導を受ける機会も増やしていけるものと考えておりますので、そういうことが将来の草津市からトップアスリートを育てていくという一つのきっかけと言いますか、そういう機会が増えることは大変いいことだと考えております。
○議長(瀬川裕海)
  西村議員。
○23番(西村隆行)
  先程、駅から近いということで、中心市街地活性化における非常に大きな役割があるということを申し上げておりましたけども、このシティセールスという観点から考えると、環境経済部としてはこのプールはどのようになればいいと思っていらっしゃいますか、お聞きします。
○議長(瀬川裕海)
  藤田環境経済部長。
○環境経済部長(藤田雅也)
  建設部長が答弁しましたように、滋賀県でほかにないような施設でございますし、そういったものを生かしてスポーツイベントの誘致、そういったことによって市内の宿泊施設への宿泊でありますとか、飲食関係の消費、また交通に伴います交通事業者さんへの波及等、そういったものを含めて様々な観点で、YMITアリーナも近くにございますので、経済活性化にも資する施設だと考えております。
○議長(瀬川裕海)
  西村議員。
○23番(西村隆行)
  健幸創造都市草津の一番リーダーシップを取らなきゃならない健康福祉部としては、この(仮称)草津市立プールは、どのように草津市の市民の方の健幸創造に役立つと思っていらっしゃいますか、お聞きします。
○議長(瀬川裕海)
  増田健康福祉部長。
○健康福祉部長(増田高志)
  平成29年に健幸都市宣言ということで、健幸都市基本計画をこれまで実施させていただきました。
  当時は草津川跡地公園を健幸都市の拠点として活用するということで進めてきたわけでございますけれども、今回、新たなプールということで、住む人も、草津市民も、そしてまた外から来る方もこのプールを活用していただくということで、新たな健幸拠点として期待しているところでございます。
○議長(瀬川裕海)
  西村議員。
○23番(西村隆行)
  本当にこのプールは10年、15年先に成果を出せるようなすばらしいプールになってほしいと思っているわけでございます。
  今聞いているだけでもいっぱい明かりがあるわけですね。
  となってくると、最後の質問ですけども、先程、冒頭にも御紹介しましたが、実際に作業している事業者の方々の考え方が大きく乖離していて、大規模な補正予算案が上程されたことを紹介いたしましたけども、同じつくるなら、今、各部長さんにおっしゃっていただいたような、大きな大きな役割を担う、使う方々の御意見、御要望をしっかりと確認し、中途半端な施設にならないようにお願いしたいと思うんですが、大丈夫でしょうか、お聞きします。
○議長(瀬川裕海)
  寺田建設部長。
○建設部長(寺田哲康)
  本事業の施設計画や規模につきましては、(仮称)草津市立プール整備基本計画において定めているものでございますが、基本計画の策定に当たっては、学識者や市民、関係団体等の代表者からなる(仮称)草津市立プール整備基本計画検討懇話会の開催やパブリック・コメントの実施など、広く皆さんの御意見を踏まえながら検討を行ったものでございます。
  今回の補正予算案につきましては、事業者のリスクの低減、解消を図るとともに、修繕などの要求水準の捉え方に相違がある箇所について整理を行い、必要となる経費を計上させていただいた一方で、事業費抑制の観点からの見直しも行っておりますが、基本計画で定めた施設計画や規模については堅持し、基本計画における基本的な考え方に変更が生じない範囲内で、要求水準等の見直しを行ったところでございます。
  このことから、議員御指摘のような中途半端な施設にはならないものと考えております。
○議長(瀬川裕海)
  西村議員。
○23番(西村隆行)
  今、建設部長があのように答えていただきましたが、市長、大丈夫でしょうか。本当に草津市の中にこのプールを造って良かったなと、あの橋川市政のときに決着をつけて造って良かったなと言っていただけるプールに、橋川市長、していただけますでしょうか。お聞きいたします。
○議長(瀬川裕海)
  橋川市長。
○市長(橋川 渉)
  今回の市立プールの整備に当たっては、これまで基本計画を様々な観点から十分に吟味して、将来に生かせるような施設整備をこれまでから進めてまいったところでございます。
  今、各部局の部長からも答弁を差し上げたように、このプールについては、様々な期待できる効果が発揮できるものでございますので、その効果が期待どおり発揮できるような施設整備をしっかりと進めてまいりたいと考えているところでございます。
○議長(瀬川裕海)
  西村議員。
○23番(西村隆行)
  今、市長の力強い御答弁を聞きましたので、どうか、本当に皆様の総合力ですばらしいプールができますようによろしくお願い申し上げまして、質問を終わります。ありがとうございました。

市民相談

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