「クールビズ？」

　５月１日より、東日本大震災に伴う電力不足に対して、国会や中央省庁はノーネクタイや半袖など軽装で過ごす「クールビズ」をスタートするとの報道がありました。 　例年、６月１日から９月末までの期間を、今年は２ヶ月間延長することを４月２８日に政府は決めたそうです。 　ところが、昨日の参議院予算委員会のテレビ中継を見てみますと、内閣の数人の閣僚しかクールビズを実施しておらず、総理大臣はネクタイ姿でした。 　その場限りとか、指導力がないとか、いろいろと批判される方ですが、やはり、それぞれの批判は当たっていたのでしょうか。 　国難といわれている東日本大震災、内閣が一致団結して全ての課題に取り組まなければならないときに、自分たちで決めて、自らがまずできることすら出来ないのでしょうか。 　現場では、いろんな省エネに取り組もうとしているのに、やはり現場が見えていないのでしょうか。 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　２０１１年５月２日