おはようございます。
草津市議会議員の西村隆行です。
9月10日(火)の草津市議会9月定例会での一般質問で行いました、質問の内容と市の答弁を紹介します。
速報版なので、より詳しくは、草津市議会のホームページに10日間ほどすると、中継録画がアップされますので、よろしくお願いいたします。
今回も再質問が多く、文章にするとおかしな表現もあるかもしれませんが、よろしくお願いいたします。
〇質問
我が平井東町内会自主防災隊では、町内会と連携して毎年、積極的に各種訓練を実施しております。
以前からも、防災用品購入への市の補助金のことなど種々質問してまいりましたが、今回は、先日行いました消火栓の使い方訓練時と広域避難所訓練時の市民の方からのご意見と私自身が疑問に思えたことをお聞きしていきます。
まず、消火栓についてですが、本年3月定例会での田中香治(たかはる)議員からの質問によると、市内に消火栓は約2500箇所あるそうですが、地下式消火栓の標示が見えにくいところがあるが、管理はどうなっているのかと質問されました。
調べてみますと、道路交通法第45条第1項で、消火栓及び指定消防水利の標識から5m以内を駐車禁止場所として消防水利を安全に保護されていて、消防自動車が消火栓の位置を早く見つけるため、また、消火栓の近くに駐車されたり、 物を置かれたりするのを防止するために標識が建てられているのが理想的なのですが、市内においては道路及び周辺の状況において設置困難な場所もあり、黄色ペイントによる標示等が行われています。
ところが、実際はその黄色ペイントが薄くなり、標示が見えにくくなっています。
私の自宅の近くも先日、ガス配管取替工事が実施され、その後の道路の舗装本復旧時に消火栓に真新しく黄色のペイントがされまして、標示がみやすくなりましたが、近くの公園の横の消火栓のペイントは黄色のペイントが薄くなり標示が見えにくくなったままです。
そこでお聞きしますが、地下式消火栓の標示に関することはどの部署が担当されていて、どのように管理されているのですか。
〇市の答弁
消火栓の表示に係る担当部署につきましては危機管理課が所管をしております。管理内容といたしましては、火災時等の災害時に消防隊や消防団、自主防災組織が迅速に消火活動を実施するために、西消防署および南消防署の消防職員におきまして、年1回作動状況の点検や標識の確認を行っているところでございます。
〇再質問
危機管理が作動確認とか表示の確認全部されているのは間違いないですか。
〇市の答弁
消火栓の管理担当部署といたしましては危機管理でございまして管理の点検実際の点検につきましては西消防署南消防署の消防職員において、年1回点検をしているというところでございます。
〇再質問
道路課担当のカーブミラーのことを前定例会で質問いたしましたが、確か道路課さんにはカーブミラー台帳というのがございます。地図にですねどこに立っているか、それは市が立てているのか民間だというのがことが、一発でわかるようになっていますが、危機管理課にはですねこの地下式先消火栓が、申し上げましたように約2500ヶ所の主管水があるんですけども、そういう台帳を作っておられますかお聞きします。
〇市の答弁
この消火栓につきましてはですね市内の地下式消火栓ということで水道に直結してるというようなところでございます。危機管理で直接的に台帳として管理しているものはございませんけれども上下水道課の方の水道施設の中の一環としてそこに2500ほどの消火性を記録しているというような形になっております。
〇再質問
では、今回原稿にもですね新しい黄色のペイントの地下式消火栓といろいろな薄くなった障害者の写真をつけておりますがこういうことがどうして起こるんですか。管理はどこにされてるんですが危機管理が管理されておられる内容は消防署のメンバーが見てらっしゃいますけども、この表示に関しては、どのような管理をされているんですがお聞きいたします。
〇市の答弁
市内の消火栓にはですねかなり古くから設置されているものも多数あるというような状況でございます。古くからある消火栓につきましてはですねいわゆる路面の外枠の着色でございますけれども見えにくいもの、あるいはちょっとそういったものがほぼないというような形のものも多いということであるということは承知をしております。
この消火栓の外枠についてはですね、元々開発指導の基準ということの中でですね消防水利施設に関する基準に基づきまして消火栓新設人は実施をしているというような状況でございます。
ちょっと開発事業のですね、手引きにそもそもこの外枠を塗るというような部分が記載されているんですけれどもかなり古くからある項目でございますので過去このような形でこの項目が入ってきた経緯というところまでは記録は残ってございませんけれどもかなり古くからあるというようなところでございまして、それ以前のものについてはなかなか実態としてないものもあるというようなところでございます。
この辺の部分のところにつきましてはですね開発事業所ですね新たなものについては新規の開発のものについてはこの開発の手引きに基づいてやっているというところでございまして、過去の古いものについては水道の更新時の際に新たな取り替えをしているけれども、その際に塗り直しをするというような形でございまして、ところによっては処理しにくいものが残っているというようなところでございます。
〇再質問
今の答弁を市民の方が聞いておられると思うんですが、納得されますかね。
今の答弁聞いててね、何か疑問感じません。
フリーのポイントのところはどうしようもありませんというように声聞こえたのですが、それに対して今回こういう質問をしておりますから、本来は先ほど申し上げましたように標識とセットが義務付けられているです。
この前も消火栓の訓練したときに、消防署の方はですね、この消火栓の使い方に関してはご教示いただいたんでございますけども、定期点検は消防署の方で実施していますが、黄色いペイントの標識のチェックはしていませんとおしゃっておられました。
地元消防団の方も来られたんで、どうなんですかって聞いたら、消防団もしていないとのご返事で、当日訓練に参加された市民の方も非常に疑問だとおっしゃっていました。
意識してみないと、地下式消火栓がどこにあるかわからないです、だからこういう質問してるんですから
何か改善策への前向きな答弁はできないのでしょうか。
何らかも改善策を、今回の質問に対して、部長答弁協議の中で、市民の方の安心安全、災害あってはいけない、今特に南海トラフ云々と言われて、いろんなことを見直されておりますときに、この消火性に関する質問をしてるんです、今の答弁でいいと判断されたのですか。
もう1回お聞きします改善策はないんですか。
〇市の答弁
市内の地下式消火栓の標示に関する改善策についてのお尋ねでございます。少しちょっと説明の方を補足をさせていただきたいのですが市内の消火栓先ほど古いものがたくさんあるというふうに申し上げました。開発の中の手引きに係る項目につきましても地下式消火栓の外枠にですね15センチほどの路面の舗装をするという形が確かに項目にございます。この経緯がですねいつ頃から入ったものかちょっとわかりませんけれどもそれ以前から消火栓がある古いものもございましてそういったものについては元々外枠がなかったというようなものも中には見受けられるというようなところでございます。
そういったものの中でですね確かにこの経緯を細かな経緯までは詳細把握しておりません。
この経緯を推測いたしますと当時ですねやはりその消火栓を現地で消防活動するに当たりまして派遣しやすいように視認性の良さを上げるというようなことでこの枠線を外枠の15センチほどのですね路面舗装するというような形が設けられたものというふうに承知をしておりますけれども現在におきましてはですねこの消防消火栓の位置につきましては常備消防でございます消防隊の消防システムに全て組み込まれております。
ナビゲーションシステムシステムとして組み込まれておりまして消火栓の位置については消防車両の方に常時表示がされるというような状況になってございまして、全ての消防水利を正確に把握できる状況にあるというところでございます。
また地域の消防団につきましても地元の消防水利施設を熟知をしておりますので、これまでにその消火栓の着色、いわゆる路面の消火栓の本体ではなくその外側にある路面の舗装の着色でございますが、こちらのことがないということについての視認性が悪いといったような、特にそれで消火活動に支障をきたしたというような事例は特にございません。そういった報告も受けていないところでございます。
また地域で組織されている自主防災組織からもこれまでその消火栓が普通はわかりにくいというお声をいただいていないというようなところでございまして過去に元々開発に伴いない形で昔から残ってた消火栓で路面舗装のないものについては、そのまま残っていたということが考えられますけれども、そういったものについてこれまでのところ点検の中でですね、新たに塗り直すと不要なところは指定来てはおりませんでしたので、そういった部分が現状としてあるというところでございます。
改善の部分でございますけれども年1回消防の方の点検の方はさせていただいておりますが今までそこの中で塗り直しというところまでは実施はしておりませんでしたけれどもまず今回こういうようなご指摘いただきましたので消防団の方で消防署の方で年1回の点検ございますので、まずそういったところでの詳細把握をして実態を把握するというところから努めてまいりたいというふうに考えております。
〇再質問
いろんな資料を調べてみますと、昭和40年5月の消防法改正で標識の位置が設置が義務付けられたんですね。
今からも59年前です。
今答弁聞いてて、すぐ対応するとの答弁が返ってこなかった。残念です。
本来は私が質問したときにそういうふうに改善していきますというふうにお答えが期待したんですけどね。
1回も誰からも指摘がなかった。だから言ってもじゃないと思うんですね。私達は
町内で私達市民も地下式消火栓が使えるようにしていこうという発想をしてるわけです。
災害時に、公共の救助は一番最後でしょう、消防車の人は皆さん熟知してますこれ当たり前でしょう。
一番最初に来てくれますか。
来てくれないじゃないですか、現状として、そういうのがあってはいけないんですけどね。
だからこういう質問をかけさせていただいて、私申し上げました台帳はないんですか、危機管理にはないけど上下水道課にある、また消防署も知っている。
なぜそれを、今回の質問をきっかけに持ってこないんですか。
予算もかかります、時間もかかります。
だけど、どこが塗れてないのかぐらいのチェックをこれからしていただいてですね、それを常時やっていく。
今まだまだ町内会自主消防団がなかなかその発展しないもあるんですけどもね、実際僕ら本当は蓋を開けさせていただいて、ホースを繋ぐ訓練をしています。
水出したかったら消防署って訓練それもしましたけどもガチャンと繋ぐとこまでやるんですよ。
だから市民の方がわかんないんですよということで今回質問させております。
今日明日すぐ解決する問題ないと思いますけども、ぜひですね、改善をですね、できれば定期的に今チェックをされていることですから、そのときには点検項目に標示がちゃんとできてるかできてないか見ていただいてですね、連携取っていただいて、市内全ての2500の地下式消火栓の全部に黄色の標示があって、誰が見てもわかるようにしていただきたい。わからなかったら、そこに車を置いてしまうこともありますので、ぜひ今の答弁通りですね改善の方よろしくお願いと思います
〇質問
次に、東日本大地震時の予算委員会で提案し現在は全ての小学校に設置されていて、さらに全中学校、YMITアリーナ、草津市コミュニティ防災センターに配置されている防災備蓄倉庫の備蓄品に対して改善案を提案したいと思います。広域避難所訓練時、参加された方々と笠縫東小学校の防災備蓄倉庫の中身を確認させていただきました。
26種類もの防災資機材が備蓄されていますが、はたしてエンジンカッターとチェーンソーは必要でしょうか。誰もが使える機材でしょうか。調べてみますと、エンジンカッターとチェーンソーは一般的な作業で用いられるため、軽視しがちですが、使い方を誤ると指や腕を切断するような重傷を負ったり、命を落とすこともある危険な道具で、きちんと使い方を常時訓練する必要がありますし、その収容スペースは無駄なよに感じましたが、備蓄されている意義をお聞きします。
〇市の答弁
エンジンカッターとチェーンソーの備蓄の意義につきましては、大規模な災害時には、公助が届くまでに時間を要しますことから、地域の助け合いによる初期消火、救出・救助、けが人や避難行動要支援者の搬送等の災害発生直後の共助が大変重要でございます。
とりわけ、迅速さが生死を左右いたします人命救助におきまして、人力では救出が困難な倒壊家屋等からの救助活動には、エンジンカッターとチェーンソーは不可欠というふうに考えておりまして、各備蓄倉庫に配備しているところでございます。
エンジンカッターとチェーンソーは機材を使い慣れていない方につきましては、操作に危険を伴う機材であることから、防護衣、耐切創手袋、ヘルメット、防護眼鏡の安全装備を併せて格納しておりますとともに、消防署の指導のもと、草津市市民防災員認定講習会や各自主防災組織における資機材の取り扱い訓練を通じまして、機材操作ができる方の拡大に努めているというところでございます。
〇再質問
いろんなことを調べてまいりますと、阪神大震災のときにですね、家屋倒壊による圧死が圧倒的に多かったということで、そこからこのエンジンカッターとチェーンソーをですね、用意しておくという流れが出たとお聞きしております。
でもところせましとですね棚の中にですね置いていただいてるんですが、質問書にも写真をつけましたけど、このエンジンカッターとチェーンソーのところだけがですね、余裕で置いてあるんですね。
すぐ使えるような配慮があったと思うんですけどもスペース的に非常にですね、空いてるんです。
要するに上に重ねられませんし棚の位置を工夫するわけいかなかったでしょう。
非常にもったいない置き方をされてるわけですね、今話し合っていますエンジンカッターとこのチェーンソーについてはですね、ものすごいページの使い方が出てくるんですよ。
今もその防護というのは、今おっしゃっていただいたねそんなもん一朝一夕で使えるもんじゃないと思います。
特にチェーンソーなんかはですね、使わないときは、本体残っている燃料を全て抜き取って保管しないという、非常に手間かかるもんなんですね。
〇質問
令和6年度当初予算で拡大予算としての1175万9千円で防災備蓄の強化が上程されていて、内容は飲料水、パーテーション、トイレットペーパーを備蓄し、避難所の充実をとなっていました。この予算で購入された 飲料水、パーテーション、トイレットペーパーはどこに保管されるのでしょうかお聞きします。
〇市の答弁
飲料水等の拡充する防災備蓄品の保管場所につきまして、今般の能登半島地震で明らかになりました様々な課題は、本市の防災備蓄品においても、新たな教訓を得られたところでございます。
まず飲料水につきましては、ペットボトル飲料水の活用による配布の手間や時間の削減、トイレットペーパーについては、避難所における衛生環境の重要性、屋根付きパーテーションにつきましては、着替えや授乳時などのプライバシー保護の重要性などが挙げられます。
本市では、これまで備蓄していなかったこれらの物品をそれぞれ新たに購入し、防災備蓄品を強化するものでございまして、いずれも西消防署の備蓄倉庫に保管する予定でございます。
〇質問
防災備蓄倉庫を配置された目的からすると、一箇所に保管されるより各防災備蓄倉庫に備蓄すべきではないでしょうか。そのためには、ある特定の方しか使えない機材は防災備蓄倉庫から移設されるべきではないでしょうかお聞きします。
〇市の答弁
各防災備蓄倉庫への分散保管の考えにつきましては、災害の発生直後は、まず人命救助が最優先でございます。
広域避難所に設置した防災備蓄倉庫に保管する資機材につきましても、こういった命の安全を確保するため緊急に必要となる資機材を優先的に配備するように考えております。
飲料水やトイレットペーパーなども重要な備蓄品ではございますが、現在、各避難所に設置している備蓄倉庫の限られたスペースに全てを収容することは困難でございまして、西消防署の備蓄倉庫から各広域避難所へ運搬する想定としております。
このことから、備蓄倉庫には、人命救助に必要な資機材や工具類、体温維持のためのシートや毛布、夜間の発生に備えた発電機や投光器などこういったものを配備しておりまして、特定の方しか使えない機材は防災備蓄倉庫から移設すべきではないかというようなご意見に対しましては、人命救助に必要な資機材でございまして、ご理解を賜りたいというふうに考えております。
〇再質問
ではお聞きますが、災害時に西消防署から誰がどこへ運ぶんですか、そういう体制はできているのですか。14学区全てに運べるんですか。平時はどういうふうにその計画されているのかお聞きいたします。
〇市の答弁
災害時の体制につきましては災害組織体制という形でいろんな計画をしております。避難所においても避難所班、物資についても物資供給班等々がございますのでそういった班体制の中で運搬をしてまいりたいというふうに考えております。
〇再質問
こだわるわけではないんですけどね、やはり運ぶということは難しく、各職員さんの方は、各広域避難所を作ってみたりとか、町内会とか学区と連携されてと思うんですね。
そのような状況で誰が取りにいかれるのですか。
ですから、小学校に置くとか、学区に置くとか、そういう柔軟な発想が必要と思います。
せっかく、当初予算で購入した飲料水やトイレットペーパーを、少しでも各備蓄倉庫に保管していただきたいと思いますがいかがでしょうか。
〇市の答弁
議員ご提案いただいております通り、備蓄倉庫に何を備蓄するのかという考え方はいろいろあろうかとは思います。
先ほど申し上げました通りチェーンソー・エンジンカッターにつきましてはですね、人命救助に関わる資機材だというふうには私どもの方に認識しております。
例えば地震災害などが起こりますと自宅の他、家屋が倒壊してしまうその倒壊した家屋の中にもご家族の方がですね閉じ込められていたりするとそういった事態が想定されますそういった場合にとても人力ではそういった救助することが難しい状況に陥ります。
そういった際に、このチェーンソーなりエンジンカッターというのは必ず必要になってくる機材だというふうに考えております。
そういった機材が各備蓄倉庫に置かないとなりますと、それこそ西消防署内とかですね、そういったところにまた集めておくというような格好になってしまうんですが、それこそ人命救助に資する資機材でございますのでそういったものこそ各備蓄倉庫の方に分散配置をして、いざというときにすぐ使えるような状態に備えるということを私どもの方は今各防災備蓄倉庫の方に分散配置をさせていただいているというところでございます。確かにペットボトルの水、飲料水、そういったものもトイレットペーパーも非常に重要な備蓄資材でございます。
ただペットボトルであったりとかですねトイレットペーパー、この辺は使う段階がですね一旦無事に避難所に続いていただいて、その後に飲み物を供給していただくとか、衛生環境を何とか綺麗に保つためにトイレットペーパーがいつ必要であるとか、そういった部分での必要性になってまいりますので、そういった意味で私どもの方はエンジンカッターやチェーンソーの方がより良い核備蓄倉庫に配備するにふさわしいというふうに考えているところでございますのでどうかご理解いただきたいというふうに思います。
〇再質問
理解はしてます。大事な機材です。もうそれは重々わかってます。何もまとめておくとは言っておりません。ただ、備蓄倉庫じゃなくって、その近くに置いてください、それをどうするかは提案できませんけどね。
どうか、備蓄倉庫の空いてる少しの間のスペースに、少しでもペットボトルやトイレットペーパーを置いていただきたいと思います。これ最後に要望としてお伝えしておきます。
〇質問
次に、道路パトロールの状況についてお聞きします。
朝、登庁するときに立体駐車場に入りますと、黄色い軽トラック、まるで新幹線の安全運航のために線路や架線等の設備の健康診断を行っているドクターイエローと同じような黄色の軽トラックを見かけることが多いです。酷暑の時も寒い日も市民の安全と安心の向上のため、市内の道路状況の確認や補修に邁進していただいていることに感謝しております。
令和2年3月定例会での予算審査特別委員会で、道路パトロール事業費の、それまでの1860万円の予算がこのときから3100万円台になり、今定例会での「主要な施策の成果に関する説明書」にも、「決算額3173万4千円で、事業の成果として、道路パトロールを行い、道路不良個所等の早期発見、補修をおこないました。」とありました。
また、令和2年3月の定例会での予算審査特別委員会の答弁では、「これまでのパトロール事業の中で簡易な補修でありますとか、そういったところに終始することが多くて、実際のパトロールということ自体は実際にできているのかというようなご指摘もある中で、来年度につきましては、3班体制ということで、パトロールに特化したような班を1つ設けさせていただいて、そういう事故の未然防止といったものに取り組んでまいりたい。」とありました。
はたして、状況はどうでしょうか。今定例会に提出された専決処分の報告5件のうち、3件も市道の舗装欠落箇所による損害賠償がありました。2班体制から未然防止の3班体制にされたにもかかわらず、この状況はいかがなものでしょうか。朝早くから、現場で3班の方々ががんばっておられるのですが、例えば、軽トラックでの走行ですから道路舗装のくぼみ等の欠落箇所が発見しづらいので、歩いて欠落箇所を発見してみるとかの改善点はないのでしょうかお聞きします。
〇市の答弁
道路パトロールにつきましては、令和2年度より、パトロール体制を2班体制から3班体制に強化し、通常のパトロールに加え、雨・風などの天候の予報に応じ、道路不具合箇所の確認および倒木やアンダーパスの見回りや、歩道および車両で進入できない箇所においては、徒歩で点検するなど、効果的なパトロールを実施しております。
今回専決処分による2ヶ所で3件の事故の箇所につきましては、車両走行によるパトロールでは、路面の陥没や亀裂を確認することはできませんでした。そこで現場を確認しましたところ、舗装の欠落範囲の大きさや形状から、欠落の形状が鋭利な形になっており、時間を経て舗装状態が悪くなったことではなく、早朝、突発的な大雨により路盤が緩み、アスファルト部分が陥没したものと考えられますことから、道路パトロールでの発見が困難なケースであったと考えております。
しかしながら、今回の事態をも重く受けとめており、従来のパトロールの手法に加えて、これまで以上に大雨時の前後のパトロールを取り組み、また、車両でのパトロールを基本としながらも、より道路不具合箇所を発見するために、危険と想定される箇所では、車両速度を落としてパトロールの実施や歩道および車両が進入できない箇所以外でも必要に応じて、徒歩での点検を実施してまいります。
〇質問
さらに、毎日の道路補修箇所はデータ化されておられますか。あくまでも補修とのことですので、場合によっては同じ箇所がすぐに補修必要箇所になっていないでしょうか。しっかりとデータ化されていたら、何回も補修をされている箇所は本復旧が必要と判断できるのではないでしょうか、また、歩いて欠落を発見するのに重点地域を特定できるのではないでしょうかお聞きします。
〇市の答弁
道路パトロールや市民からの通報により補修を行った箇所につきましては、地図上に日付および作業内容を落とし込み、損傷規模やその状態を補修箇所の情報データとして集約しております。
この情報データをもとに、簡易補修を複数回実施し、損傷の範囲が広がっている箇所につきましては、部分的な舗装復旧工事を優先的に実施しております。
道路パトロールにおいても、集約した情報データを活用し、危険と想定される箇所を中心に、重点的なパトロールを実施しているところでございますが、今回の事態により、重点地域においては、徒歩による点検範囲を広げてまいりたいと考えております。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
これからも、皆様のお声をカタチにすべく、がんばってまいりますので、よろしくお願いいたします。
2024年9月13日(金)午前10時38分
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