高校生との意見交換会

 7月28日に、議会と高校生との意見交換会が無事に終わりました。
昨年に初めて開催され、今回は2日目となります。広報広聴委員会が主体となっているものですが、昨年までは、委員会名が、広報委員会でした。主には、議会だよりを編集する役割であったものが、広聴機能も議会には必要であるので、その機能も充実していくために、広報広聴委員会と変更になりました。
 その広聴機能の具体化が、若い世代との意見交換会ということで、高校生との意見交換会となったものです。
 市内の高校3校とまず、意見交換会をし、提案という形で発表し、その結果、提案した中の学習スペースが実現しました。7月21日から、図書館と市民交流プラザで整備され、提案した高校生がとても喜んでいました。
 さて、本年は、新たに3校と、草津養護学校との4校の開催となりました。
 本年の広報広聴委員会の座長を拝していて、準備等々大変なこともありましたが、とてもやりがいのあるものでした。
 特に草津養護学校との意見交換会は、養護学校の先生方の入念な準備により、有意義な意見交換となりました。
 生徒さん方の感想も、みんなの意見をまとめるのに苦労したけれど、意見を伝えることができて参加してよかった、という感想が多かったです。
 すぐには解決出来ないことが多くあり、心苦しくもありますが、まずは課題を伝えて、共有し、共感するところからスタートするものなので、本当によかったです。
 議会事務局の職員さんの準備のご苦労も大きくありましたが、高校生の笑顔で疲れも吹き飛んだかと思います。
 来年度は、開催されるか未定ですが、昨年も今年もアンケートでは、また参加したい、との声が多くあり、続けていけたらと思います。

新年度スタートしました!

 草津市議会議員の西垣和美です。
 新年度の予算を審議する3月の議会も終わり、令和3年度がスタートしました。
 3月の議会では、今回は代表質問を行いました。代表質問は、会派の持ち時間30分(会派の人数で持ち時間が違います)を使って、一括で質問を行いその後、一括で市長より答弁があります。
 一問一答形式と違って、やりとりが出来ないので、少しもどかしい思いを感じますが、市政全般を会派の思いを表明することが出来ますので、これはこれでやりがいがあるものです。
 よけれ市議会ホームページで録画映像も見られますので、ご覧下さい。
 http://www.kensakusystem.jp/kusatsu-vod/

 市役所の新年度は、人事異動による新しい体制でのスタートになります。
 今年度の異動率は約23%ということで、これが多いのか少ないのか、他と比較したことがないのでわかりませんが、市としては、おおよそ例年と同じ比率のようです。
 私たちにとっても、人事異動は日頃の議員活動において影響が少なからずあり、関心が高いものです。
 市民相談を多く受けていることもあり、様々な窓口に行かせて頂いていますので、職員さんとの関わりがあります。中には、1年で異動される方もおられ、関係性の構築がまた一からだなぁと思うこともしばしばです。議員になってすぐの時は、右も左もわからず、恐る恐る窓口に行っていたことが懐かしく思えます。
 ここ数年間は、人口構成上、大量の退職者が続き、特に部長級の方々の退職が多くあると少し不安にもなることもありますが、大抵は杞憂でした。
 欲を言えば、前例踏襲型でない部分を望んでいるのですが、そこはどこの自治体も難しいようです。
 コロナ禍の中、3月の代表質問でもさせて頂きましたが、変化を超えた転換の発想が求められる分野も多くあります。
 工夫や知恵で改善するためには、日頃の業務の中でその意識がないと、「さあ、変わりましょう」「改善しましょう」と言われても、中々出来ないと思います。
 現場で聞いた声をどうやって実現していくか、声を政策へと変えて届けることが、今まで以上に求められていると実感します。私たち議員もしっかりと肝に銘じたいと思います。
 

 草津市議会議員の西垣和美です。
 ブログの更新が滞っていて反省しています。
 昨年当初より発生した新型コロナウィルスでのパンデミック。
 発生当初は誰もが、すぐに収まるだろうと、ここまでの感染状況になるとは思っていなかったと話されます。
 約一年が経過しましたが、この一年で生活スタイルが随分変わりました。
 議員活動も、諸行事や会合の中止から始まりましたが、途中からZOOMやライングループでのオンライン会議が多くなり、今やスタンダードになりつつあります。
 さて、今や第3波が押し寄せて、近隣の府県が緊急事態宣言発令され、不安が増している状況です。
 そのような中、日本においてもワクチン接種が実施されることになります。
 経費等の予算は国が全て負担しますが、実施運営は自治体です。
 昨日は、そのワクチン接種の予算措置や体制についての議案が上程され、臨時議会が開催されました。
 予算については、特に議論はなく、いかに安全安心に接種出来るかの議論がなされました。接種スケジュールは、国が示す通りとなり、優先順位が決まっています。
 医療従事者が2月下旬からで、4月から75歳以上の方、次に65歳以上の方および基礎疾患のある方、高齢者施設従事者の順となり、65歳未満の方はそれに続いて順次接種となる予定です。
 ワクチンの性質上、集団で効率よく接種することが必須となり、大きな会場での集団接種となります。まだ、会場は未定で検討中です。
 ワクチンの効果が期待される一方、副反応の不安があるとのお声が多くあります。
 そのためには、ワクチンの安全や有効性について丁寧な情報発信や相談体制への周知が必要です。それらの市民の方々が懸念されると想定される意見が昨日も議論されました。
 まだ、国の方も詳細はこれからです。決まったことが変更されることも大いに予想されます。何より、市民の方々が不安を感じることがないように、情報発信や接種体制の準備を念入りに行って頂きたいと思いますし、議会としても市民の声を届けたいと思います。

新たな気持ちで〜

 本日が、3期目の最後の任期の日となります。
 9月8日に行われました草津市議会議員選挙において、4期目に当選させて頂くことが出来ました。
 12年間の経験を活かしながらも、今一度初心に戻って、多くの市民の方から頂いた負託の責任の重さをしっかりと受け止め、お役に立つ議員となれるよう頑張ってまいります。
 
 
 一昨日は、大津で開催された大津里親会創立40周年の記念講演会に参加しました。草津で里親をされている方のご案内です。 
 講演のタイトルは「愛着障害の理解と支援」で和歌山大学の米澤好史教授でした。
愛着障害は言葉としては知っていましたが、正しくは認識しておらず、本当に勉強になりました。

 何より、発達障害とよく似た行動なので、力ある専門家でないと、混同してしまう、と。
問題行動の原因が違うと対応が間違ってしまい、問題行動がエスカレートします。周りも大変ですが、何より本人が一番しんどく、生き辛いことが続きます。 
 これまで、発達障害の支援のことに力を入れてきただけに、少々の衝撃を受けましたが、だからこそ余計に、愛着障害にも目を向けていかなければならない、と強く思いました。

 愛着障害は、どの家庭にも起こりうること、また何歳になっても取り戻せること等々、多くの人が間違った認識を持っていると思われ、特に園や保育園、学校の現場で、発達障害との違いを知らないことは、周囲も当事者にも大変なことだと思いました。
 是非、現場の先生方に研修を受けてほしいと思います。

 終了後、里親の会のスタッフのかたとの交流もあり、滋賀県の行政の対応の課題についてお伺いしましたので、また県とも連携取っていきたいと思います。
 里親の制度や活用については、草津市はこれからなので、現場の声を聞きながら取り組んでいきたいです。

 

 明日から、いよいよ4年に一度行われる草津市議会選挙が始まります。(ブログ更新は選挙終わるまで出来ません)
 皆様の真心からの大きなご支援に支えられ、3期12年間、議員活動に邁進させて頂けたことに心より感謝申し上げます。

この12年間に市民の皆様から寄せられた数多くの御相談やご意見から、本当に多くのことを学ばせて頂きました。

 小さな声を見逃さない、一人の悩める声を大事に、という信念で走ってまいりました。

 今回、4期目に挑戦させて頂くにあたって、一人の悩める声を大事に、一歩でも前進できるよう、そうして、かけがえのない子どもたちが心豊かに希望を持てるよう、また、これからの超高齢社会にあって、最期まで住み慣れたまちで安心して暮らせるように、支え合う温かな地域で、誰もが幸福を実感できる草津市を目指していきたいと思っています。

 これからも、徹して一人の声に耳を傾け、一人に寄り添いながら、声をカタチにするため誠実に走り抜いてまいります。

発達障がいへの取り組み

 12年間の議員活動の中で、私が一貫して取り組んできたのが、発達障がいへの支援です。議員になって2回目の議会質問で5歳児検診の必要性をうったえことからスタートし、当事者や関係者からの現場の声を聞きながら、セミナー等に積極的に参加し、勉強もしてまいりました。
 その中で、早期発見、早期療育の必要性を始め、学校現場での専門性の確保や環境づくりを要望してきました。

 発達障がいは、当事者だけでなく、周囲の方の理解も大きな支援になります。

 対応によって、二次障害、三次障害となって、不登校になったり、本人がとても生きづらく苦しい思いを抱えてしまうことも多くあります。
 平成19年に特別支援教育が、法律として位置づけられ、議員になった当初と比べると認知されつつあるかとは思いますが、言葉として聞いたことはあるけれど、正しく認識されている人はまだ少ないのでないかと思います。
 
 今後の大きな課題として、就労の問題があります。就労のつまずきから、引きこもりとなってしまうこともあります。
 さまざまに改善に向けての課題が多くある現状、これからも、活動の大きな柱として取り組んでいきたいと思っています。

昨日はアットスクールの高等学院の開校記念セミナーがあり参加致しました。

アットスクールは、発達障がいや不登校の支援に取り組んでこられ、今年はちょうど15周年の節目にあたる年になるとのことです。
「アットスクール高等学院・明蓬館SNEC滋賀」が正式名称で、心理支援。発達支援と就労支援付きの高校教育通信制過程のサポート校になります。

 明蓬館SNECは、以前に滋賀県の公明党市議会議員8名で、視察研修に伺った学校です。発達障がいを始めとした特性を持った生徒が、安心して勉強が出来るサポートと環境の中で自己肯定感を取り戻せる学校です。
ちなみにSNECの意味は、スペシャルニーズエデユケーションセンターの略です。
 発達障がいを英訳すると、特別なニーズを持った人、となり、障がい、という意味合いはありません。

 一人一人のニーズを把握し、検査に基づいた現状把握からのアセスメントをかなり丁寧に行い、指導計画を立てていくことからスタートし、支援員、教員、相談員でのチームでサポートしていくカリキュラムです。

 視察に行った時は、このような学校が滋賀にも出来ると良いなと思っていた矢先でした。

 このセミナーには、多方面からの人が参加されていて、関心の高さが窺えました。我が草津市の橋川市長も駆けつけられ、祝辞のメッセージを。

 これから、とても期待がもてます。

 草津市議会の西垣和美です。
 少々、長文となります。
 先日、発達障害の勉強会で知り合いになった佐藤明子さんからのご案内で「見えない障害から 地域のつながりを見つめ直す」との講演会に米原に行って来ました。

 18歳の時に脳硬塞で倒れられ、以降、身体機能と高次脳機能障害の後遺症を抱えられた小林春彦さんが講師でした。
 聞きおわって、障害に対してのこれまでの概念や視点を変えていきたいと思いました。大変勉強になりましたので、講演の内容をお伝えしたいと思います。

 高次脳機能障害は、外からは見えない障害です。見えないことで、周囲の誤解を受けやすく社会生活の困難さが増します。
 障害の大小と困難の大小とは一致しない、と。
困難は社会が作る。社会の在りかたで障害者の「困難」が減ったり。
障害のない健常者だって「困難」を抱えたり。
そもそも、障害って?

 障害は変えることの出来ない限界だけれど、「困難」は社会の配慮によって変えることの出来る可能性がある。
 スウェーデンでの障害者への対応の違い。バリアフリーという、そもそもバリアが存在すること自体おかしい。だから、バリアフリー、という言葉に違和感を感じると。社会で困っている人の存在の考え方が違う。
(バリアフリー自体の考えがおかしいなんて考えなかった)

 リハビリの概念も変わる。テクノロジーの進歩により、障害者が健常者を目指してリハビリするという必要がなくなる。例えば、字を書く、字を読む、記憶する、といった機能はテクノロジーの活用で、それらが出来るようになる。
 健常者に近づく訓練を目的とするのでなく、限りある人生をどう生きるか、という生き方に対しての目的と手段を明確にしていく。
 教育の現場で発達障害などの目に見えない障害にテクノロジーを取り入れることが何故ダメなのか、わからない。

 自立と依存について。
 障害者と健常者と、どちらが沢山の依存をしているか?
 答えは、健常者。
 自立(しているように見える)人は、依存先が沢山ある。小さく細かいだけに依存していることがわかりにくく、意識しない。例えば、何か嫌なことがあったときに、友達とカラオケに行ったり、趣味や仕事に没頭したり、友人や家族と他愛ない話をしたり等々が出来る。
 一方、例えばアルコール依存症等の依存先は、一極集中となる。人間不信や精神論に執着するがために人でなく物に依存する傾向となる。依存症の治療は依存を断ち切るのでなく、依存先を増やすこと。依存先の一極集中から、複数分散へ。

 自立というと、他人に頼ってはいけない、とか精神論になるが、精神論では自己肯定感は得られない。「自立」ではなく「孤立」への道にいってしまう。
 インディペンデント(独り立ち)からマルチディペンデント(持ちつ持たれつ)の考え方に。

 依存先を増やすことで「自律」出来たら、頼るということも含めて「自立」出来る。駆け込み寺を沢山用意して逃げるための道具を沢山使う。一人で頑張るという考え方でなく。
 このことは、たまたま昨日読んでいた、発達障害専門の明蓬館高校の日野公三校長先生の著書にも書かれていました。
 発達障害の子どもへの支援について、「他人の支援があればできること」を増やす。依存できる人や依存出来る対象を増やしてあげること、とあり、自分一人で出来ることを増やすより、多くの他人の力を使って、自信を深めていく、スキルを増やしていく。高校での自立とは本人が出来ることを増やすのでなく、依存できる人、依存できる対象を増やすこと、と。
 私もそうでしたが、多くの人が自立とは、一人で頑張る、一人で出来ることと思っているかと思います。

 障害は、2つの定義がある。
医学で定義される診断名と、個人と社会との間にある距離。
 医療モデルと社会モデル。人が社会に近づくのか、社会が当事者にたいして近づくのか。
 アディクション(依存)の反対はソーバー(しらふ)でなく、コネクション(繋がり)

 障害者だけでなく、生きづらさを抱えているのは、誰にでもある。
 アナタもワタシも見えない「何か」を抱えて生きている。
 繋がりの社会を作っていくことの大事さを障害者当事者の視点から、障害の有無に関わらず社会の在りかたに視点をおいた話でした。

 あらためて、障害とは?と考えさせられ、社会の構造や環境等で生み出される困難をなくしていかなければと思った講演でした。

 草津市議会議員の西垣和美です。
 9月に入り、気温も落ち着いてきました。今年の夏は本当に酷暑でしたね。加えて、豪雨や台風や地震等の自然災害がこれでもか、というくらいに日本の各地に被害をもたらした夏でもありました。日本のみならず、世界中で異常気象による自然災害が発生していて、地球が怒っていて、人間に信号を送っているかのようです。
 災害で、尊い命が犠牲になられた方々に哀悼の意を表し、被災者の方々へお見舞いを申し上げます。
 
 本日は、地元町内会の「敬老の集い」がありました。50名近くの高齢者が集い、歌あり、演奏あり、コミックマジックあり、朗らかに、楽しい1日を過ごされました。
 敬老の集いは70歳からなので、一番若い方が70歳ですが、参加された方の中の最高齢の方が、96歳でしたので、30歳近くの年齢差がありました。みなさん、和気藹々とされていて、見ている私たちもとても心和む時間を共にさせて頂きました。特に最近の災害の報道もあり、尚更、命の尊さが身に沁みました。
 集われた方々が生まれた年代の平均寿命が50歳くらいですから、日本の医学の進歩や生活の水準の高さが窺い知れます。今は、健康寿命をいかに延ばすか、ということが長寿大国日本ではテーマになっています。
 今月の議会質問で質問させて頂いたのが、より効果的な「フレイル予防」と言われる介護予防の実施についてを質問しました。健康な状態から介護状態になる間の状態が「フレイル」と言われる「虚弱」状態を言います。
 フレイル状態を早期発見、認識して予防することが、健康寿命を延ばすことになります。
 フレイル予防には、3つの要因が関係していると言われます。運動、栄養、社会参加の、この3つが互いに絡んで影響しあうものです。例えば、一人暮らしの場合、食事も億劫になり、栄養の少ない食べ物に偏ると、筋力が落ちてきて外出も億劫になり、段々と全身の状態が弱くなり、それが続くと介護状態になります。
 現在、各地域では100歳体操も実施されていますが、もっとフレイルを意識して、モチベーションも上げていき、より効果的な介護予防を実施して頂きたいと思っています。
 質問の答弁は、現在実施している取り組みを続けながらも、より効果のあるプログラムに向けての分析、評価等も必要であることから、調査研究を進めていきたい、とのことでした。
 質問は、あと2問させて頂きました。一つは、「学校と学童保育や放課後等ディサービスの連携や情報共有の推進について」と「草津駅の都市デザインについて」です。
 興味持って頂きましたら、録画(2、3週間後位にアップされます)や議事録をご覧ください。また、11月15日発行の議会だよりでも、概略が掲載されています。
 今週は、常任委員会の審議と来週は決算の審議があります。税金の使い方や事業実施した結果の効果等を審議していきます。委員会の傍聴は少ないので、是非一度議会にお越し頂ければと思います。
 
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自然災害の脅威

 草津市議会議員の西垣和美です。
 「平成30年7月豪雨」と命名された西日本を中心に起きた豪雨での災害は、日を追うごとにその被害の甚大さがわかり、自然災害の脅威をまざまざと見せつけられました。犠牲になられた方へ哀悼の意を表し、被災された方々にお見舞い申し上げます。いまだ、行方不明となっている方々の一刻も早い捜索や、復旧に向けて、政府が一丸となって対応してもらいたいと思います。
 滋賀県は、災害が少ないと言われているのですが、その中でも草津市は山がほとんど無いのと、天井川である旧草津川が10数年前に付け替えられて、新草津川となり、100年に一度の豪雨に耐えうる設計になっていると聞いています。それまでは、私が住んでいる地域も草津川の氾濫が頻繁であり、低い場所から上へ上へと住まいが必然的に高い方に住むようになったそうです。大津市から、草津市に転居してきた時に、なんて高いところに家が沢山あるのだろう、ととても不思議に思っていました。その後に、天井川である草津川の氾濫によるものだったと聞いて納得。その昔は、今回のような自然災害に頻繁に悩まされていたということです。
 日本の地形からも、治水対策はとても重要だと、誰もが実感したと思います。時間とお金はかかりますが、人の命にはかえられません。
 特に、ここ最近の異常気象は、想定外の気象が全国各地頻繁に起こっていることもあり、地震の対策と共に今後ますます減災対策に力が注がれなければなりません。
 また、今回報道等で思ったのが、昔から暴れ川であった、とか、洪水の歴史があった、ということが聞かれました。地形による災害の可能性について、より正確なハザードマップや災害の歴史といった情報が、住民にもよりわかりやすく可視化されるようデータをオープンにすることは大変重要だと思いました。
 マイナスのデータや情報は、土地の価値が左右されるのであまり公表したくない、といったこともあるようですが、命の重さとは引き換え出来ないと思います。特に、幼い命が沢山犠牲になったことは胸が痛みました。
 これからも、自然災害は無くならないのは仕方ありませんが、可能な限り防御出来るよう自治体の役割はとても大きいと思います。
 

  • プロフィール
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