中学校給食について
6月定例会一般質問でも、2名の議員から橋川市長就任以来、幾度となく議論がなされてきた「中学校給食」の実施の検討について質問がありました。
これまでは、希望者のみの「スクールランチ」方式でしたが、今後「中学校給食」の実施にむけての検討委員会を立ち上げるとの答弁がありました。
実施に向けては、授業のカリキュラムの変更や教師の負担、配膳室の整備のハード面等の課題をクリアしなければならないのですが、食育や成長期の栄養面を考え、そもそも、学校給食法に、中学校においても給食の普及充実が定められていることもあり、今後の検討については、実施の方向の可能性が大きいことが感じられました。
草津川跡地整備事業の内容
全長約5.5kmの草津川跡地利用の大事業ですが、ようやく本年、区間②と⑤の整備がスタートしました。
草津市議会公明党として、草津川跡地整備は、草津市が都市の姿として目指す、「うるおい」「元気」「交流」といったビジョンを具現化するためのものとして、推進してきました。
また、人口減少時代に向かって、地方がどのように知恵を発揮して、いつまでも草津市が、"住み心地の良い"、また"ずっと住み続けたい"と思えるまちになるのか、その仕掛けの一つが、草津川跡地整備だと思っています。
まちの中心に走っている天井川という草津市ならではの歴史的資源を活用し、50年先、100年先までの将来の草津市のためにも、この大きなプロジェクトが成功するよう、しっかりと進めていきたいと思っています。
議会改革の内容
本年1月1日に施行されました「草津市議会基本条例」。約3年半の年月を経て、制定されました。市民の皆様に負託された議員が、どのような議会を目指して議会活動をするのかを、具体的に様々な角度から規定したものです。
3本柱として、「市民に開かれた議会」「政策の立案や提言を行う議会」「行政の監視および評価を行う議会」を掲げています。
振り返れば、この策定までのプロセスが、大変大事であったと思っています。
草津市議会公明党は、議会基本条例策定において、常に議論をリードしてきました。市民不在の議会、白紙委任の議会でなく真の市民の代表として、市民の意見を聞きながら、また市民に見える信頼される議会、質の向上を目指して、議案審議が追認でなく、議員間の議論を活発にしながら、市長と対峙する二元代表制を高める議会でありたいと、主張してきました。
議員は元々多様な市民から選ばれていますので、当然それぞれに考え方は違います。違う意見を交わしながら、それでも合意形成をはかることの作業が議会改革のスタートであったと思っています。 制定することが目的ではないことは当然で、絵に描いた餅にならないよう、条例を実現するためには、改革しなければならないことが山積しています。今後いかに実行するか、市民の皆様のご意見を頂きながら、今後ともさらに頑張ってまいります。