「太平洋の奇跡」

 最近「太平洋の奇跡」という映画をノベライズされた文庫本を読みました。  「1944年6月、アメリカ軍はマリアナ諸島サイパンに上陸した。当時サイパンには2万人の民間人が住み、3万人を超える日本兵に守られていたが、アメリカ軍7万人の兵力と火器の前になすすべもなく、生き残った人々は島の中央にそびえるタッポーチョ山へと追い詰められていた。  だが、サイパンの完全占領をめざすアメリカ軍の前に敢然と立ちはだかった男がいた。大場栄大尉、誇り高き魂と知略で民間人を最後まで守り抜き、アメリカ軍から『フォックス』と畏れられていた男。   太平洋戦争末期の実話をもとに製作された、真実と感動の超大作映画をノベライズ。」という、文庫本のカバーの裏表紙にあった説明に、この映画が上映されることを知っていましたので、思わず購入して、時間を見つけて読みました。  当時の日本軍は、国を守ろうとしたが国民を守ろうとはしなかった。そんな想いがつよくあったのですが、この本には感動しました。  軍人は国民の安全を最優先しなければならないとの、主人公の大場大尉の考え方に共感し、大場大尉が帰国されてから、市議会議員もされていたとのことで、アメリカ人が著された原作本が読みたくなりました。                                 2011年2月12日

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