「市の答弁」

 早いもので今年も11月になりました。今年もあと2ヶ月です。  先月28日に質疑・一般質問をさせていただきました。  各質問に対しての市の答弁を少し長い文になりますがご紹介させていただきます。   1問目の一般会計補正予算について、「市民参加条例および住民投票条例検討」がなぜ総合政策部担当なのか伺うについての市の答弁は、「市民参加条例に定められる内容は、市政運営における市民参加の手法や時期を定めて、市政への市民の参加の権利を保障し、市民と市との市政運営上の関係性を定義するものであり、市民参加の手続きを市全体の統一的な考え方として根付かせることに意義があると考え、このことから、両条例とも市全体として取り組むことが必要不可欠であり、これまでの自治体基本条例制定までの議論の継続性、この2つを踏まえて、総合行政的な観点から、総合政策部において検討していくことしたところであります。 なお、市民参加のもとに協働のまちづくりを推進しているまちづくり協働部および法制執務や条例の運用等の観点から、総務部と連携を図りながら検討を進めております。」ということでした。  2問目の住民投票条例検討について、2月の代表質問への市長答弁の内容をどのように活かされるのかについての市の答弁は、「自治体基本条例検討委員会の提言書では、住民投票の発議として住民の5分の1という相当数が妥当であるとされておりますものの、一方で、その相当数については、議会および今後のさらなる議論に委ねたいとも述べられております。 このことから、本年2月の代表質問で市長が答弁させていただいておりますとおり、検討に向けましては、5分の1という検討委員会の提言書の趣旨を尊重しながら、取組んでまいりたいと考えております。」ということでした。  3問目のごみ袋変更にともなう健康福祉部の取り組みについての質問に対しての市の答弁は、「制度が変更されても高齢者の方や障害者の方にご不便をかけることのないように、ごみ袋引換店舗等の選定にあたりましては、出来るだけ多くの引換所を確保するため、高齢者が多く利用される「ロクハ荘」と「なごみの郷」、市内の障害者施設6カ所ついても引換所に定めたところでございます。 また、独居の高齢者や障害者等でご自身で引き換えに行くことが困難な方につきましては、介護保険などによるホームヘルプサービスの利用によってごみ袋の引き換えも可能であることや、新しい分別方法についてケアマネジャー会議やヘルパー事業所に担当課から説明、周知をいたしたところであります。 さらに、常日頃から高齢者の見守り等をいただいている民生委員児童委員の皆さん、社会福祉協議会に対しまして、新たな分別方法についての周知と高齢者世帯等の支援についてお願いをしたところでございます。健康福祉部といたしましては、すべての行政施策は福祉の観点が重要であるとの認識のもとに、今回の施策が円滑に移行できるよう市民環境部との連携を図りつつ、福祉行政にかかわる関係者・団体等との調整に努めてまいったところでございます。」ということでした。  4問目のごみ出しマナーに対するごみ袋配布方法変更後の市の対応についての質問に対しては、「ごみ出しマナーに対するごみ袋配布方法変更後の市の対応についてでございますが、今回の変更にあたりましては、これまで各学区地区の自治連合会および各町内会単位での説明会を通じて、制度変更の趣旨や内容について御説明させていただいており、広報くさつにつきましても、4月からこれまでに、ごみ分別区分等の変更に係る説明を計4度掲載し、周知啓発を行っているところでございます。 また、ごみカレンダーにつきましては、ごみ種毎に分別内容や排出方法を文字とイラストで表現し、併せて、50音順の詳細な分別区分早見表を付けるなど、市民の皆様からいただいた御提案を組み入れ、皆様がスムーズにごみ出しをしていただけるよう工夫をいたしております。これらを分別見直しの実施前までに行ってきたところでございます。 しかしながら、議員御指摘のとおり、これら方法だけではごみ出しのマナーについての周知徹底が十分に図られたとは認識はしておりません。10月下旬に入りまして、落ち着きを見せているところではございますが、窓口、お電話やメールにて、ごみの出し方等についてのお問い合わせを頂戴しているのが状況にございます。お尋ねの収集を行わず、集積所にごみを置いておくことにつきましては、誤った分別方法でごみを出された方に対し、分別方法が変更になったことをお知らせし、再度正しい分別で出していただくことを目的に行っているものです。この取扱いについてお問い合わせがあった際も、同様の御説明をさせていただいております。中には、ごみを出された方と直接お出会いし、誤った分別で出されたごみについて一つ一つ御説明をしながら再度分別をしていただくなどの対応をさせていただいております。 また、このように一定の啓発を行った後、残されたごみにつきましては、町内会の皆様方と御相談をさせていただき収集等の対応を行っているほか、ごみ集積所への啓発チラシの掲示やごみ集積所の見回りを行うなど、新しいごみ出しのルールの定着に努めております。町内会によっては、独自にごみ集積所での早朝立ち番や啓発チラシを掲示していただくなど、御協力いただいているところもございます。 併せて、更なる徹底を図るため、特に多く寄せられた御意見をピックアップした啓発チラシを作成し、この10月15日の広報配達時に合わせ、町内で回覧をいただいております。 このように今後も広報等で啓発を行うとともに、各町内会の皆様とともにごみ集積所の状況確認を行うなど、ごみの出し方のルールについて市民の皆様に行きわたるように努め、この分別見直しの目的とするところの、ごみの適正処理、減量化および資源の有効活用を進めてまいりたいと考えておりますので、御理解いただきますようよろしくお願いします。」という答弁でした。  よりくわしくは、後日草津市議会のHPに中継録画や議事録がアップされますのでご覧下さい。                               2011年11月1日

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