「いつでも初心を忘れずに」
先日、朝日新聞(1月30日付)に俳優の高倉健さんのインタービュウ記事が載っていました。何気なく読んでみると、次の箇所に感心しました。
― 年を重ねてこそ演じられる役がある。「そうです。この映画(今年に8月に公開予定の「あなたへ」)で大滝秀治さんが船頭を演じておられます。彼の言葉に『久しぶりにきれいな海を見た』というのがあって、台本を読んだ時、僕は『つまんないセリフだな』と思った。しかし、本番で大滝さんがおっしゃったのを聞いて、言葉の深さに気づいた。私たちが住んでいる所はさほど美しいわけじゃない。しかし懸命に生きている。生きているからこそ、この言葉が出たんだ、と」
― 大滝さんは、高倉さんより6歳年長ですね。「はい。僕が何十回台本を読んでも何も感じずにいたセリフを、大滝さんが話すと、1字も変えていないのに意味が出てくる。そろそろ役者をやめなきゃいかんな、と考えていた時期でしたが、まだまだ一生懸命やろうと思い直しました」
何に感心したかといいますと、先輩の演じ方に反省されている高倉さんのまだまだ役者として成長していこうとの気持ちです。
草津市議会議員として8年間活動させていただきましたが、いつまでも初心を忘れずに邁進することが大事であることを、この記事は教えてくれました。
さあ、2月29日から始まる、草津市議会2月定例会に向けて、質問事項の作成にがんばります!
2012年2月3日
「いつまでも初心を忘れずに」
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