「野洲市議会　議長・副議長選」

　こんにちは！草津市議会議員の西村隆行です。
　今朝、野洲市の「平成２４年第４回野洲市議会臨時会」の傍聴に行ってきました。
　野洲市では、午前９時から本会議を開催されていました。
　今回の臨時会で議長・副議長の選挙があると聞いていましたので、特に下記の「野洲市議会基本条例」第６条第４項にあるように議長・副議長選を立候補制にされているところを学ばさせていただこうと思っておりました。

野洲市議会基本条例
（議長及び副議長）
第６条 議会の議長（以下「議長」という。）は、議会を代表する中立かつ公平な立場において職務を行い、民主的な議会運営を行わなければならない。
２ 議長は、議会の秩序を保持し、効率的な議事の整理に努め、及び議会の事務をつかさどる。
３ 前2 項の規定は、議会の副議長（以下「副議長」という。）が議長の職務を行う場合について準用する。
４ 議長又は副議長になろうとする者は、立候補の届出を行わなければならない。

　本会議が始まり、６議案の審議がありました。
　議案に対する質疑がその場であり、暫時休憩されて、その間に通告がありました。
　確かに議長から、「議案に対する質疑はありますか？」という確認があるので、質疑をされるのは問題ないのですが、事前通告をされないと、緊張感はありますが、市からのしっかりとした答弁を引き出すことが可能なのかと思ってしまいました。
　なんとか、提出議案等の審議が終了しますと、暫時休憩になり、その間に議会運営委員会が開催されていました。
　再開されますと、「議長から辞職願が提出されていますので、このことを追加日程としてよろしいでしょうか？」と副議長から提案されました。
　「異議なし。」の掛け声のもと了承され、議長の辞職は許可されました。すると、ここでまた暫時休憩になり、議長に立候補している方々の所信表明会が議場で開催されました。
　今回は、二人の議員が立候補されていて、１人１０分以内で議長に立候補した所信を演壇にて訴えておられました。
　議会中継はこの休憩の間はされていませんでした。ただし、傍聴はすることができました。はたして、せっかく市民の皆様と一緒に野洲市を盛り上げていきたいと決意を表明されているの、中継を止めておられるのはいかがなものかと思ってしまいました。
　そして、所信表明会がおわると、会議再開で、中継も再開され、議員全員による投票が始まりました。
　同じように、副議長選もあり、いろんな議会運営の仕方があることを改めて教えていただきました。
　先月、新しく出発した草津市議会も議会基本条例制定に向けて大きく前進しなければなりません。そのためにもいろんな情報を収集していこうと思っております。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　２０１２年１１月５日午後２時３５分