「誰のための定例会?」

 こんにちは!草津市議会議員の西村隆行です。
 昨日で、草津市議会2月定例会が閉会しました。
 いろんなことを考えさせられた定例会でした。
 毎年、新年度の予算審査を行う定例会では、市長の施政方針演説があり、それに対して各会派の代表質問があります。
 そして、各議員から上程議案に対してや一般政策に対する質疑・一般質問が行われます。
 今までは、代表質問がそれぞれ45分の一括質問、すなわち、1人の議員が事前に通告した質問を最初から最後まで朗読して質問し、その質問に対して、市長又は教育長が答弁を行います。議員からの再質問は一問だけ認められています。
 そして、質疑・一般質問は、事前に通告した質問に基づいて、30分の時間内で質問と市側の答弁が繰り返されます一問一答方式で行われます。
 この二つの質問の時間について、今までのブログにもご紹介させていただきましたが、代表質問が会派としての基礎時間20分に会派の構成人数人応じて5分ずつ加算されるようになりました。
 例えば、8人の会派は基礎時間20分に、5分かける8人で40分を加算して合計60分の質問時間が与えられ、私と西垣和美議員の2人の会派公明党には30分の質問時間が与えられました。
 この変更の理由は、会派の構成人数が違うのに同じ質問時間では不公平ではないか、それぞれの会派構成人数に応じた時間配分が必要ではないかとのことでした。
 また、質疑・一般質問に関しましては、市側の答弁によって、議員の質問時間が左右されるのはいかがなものかとの理由から、議員の質問時間だけで25分確保されることになりました。
 はたしてどのように新しい時間配分でそれぞれの質問が行われたかは、草津市議会のホームページの中継録画をご覧ください。
http://www.kensakusystem.jp/kusatsu-vod/
 どのように思われるか気がかりです。

 定例会は誰のためにあるのか、議会は誰のためにあるのか、その答えを見つける一つが「草津市議会基本条例」だと思っています。
 もうじき、この「草津市議会基本条例」の説明会やパブリックコメントの募集等のご案内が発表されると思いますので、どうかご注目いただけますようお願いします。
                    2014年3月26日(水)午後4時47分

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