「わかってくれるだろう。」

 おはようございます!草津市議会議員の西村隆行です。
 テニスの錦織圭さん、全米オープンの決勝戦、残念でした。錦織圭さん、これからも頑張ってください!
 さて、以前からこのブログでご案内しておりました、私たちの草津市議会議員としての活動の基本を明文化した「草津市議会基本条例(案)」ですが、9月2日(火)から始まりました9月定例会に議会として提案することができなくなりました。
 その理由としては、全会一致で提案しようと議会として決めていたのですが、24人の草津市議会議員の認識が一致していなかったからです。
 市民の皆様への議場を使っての説明会やパブリックコメントもいただき、順調に提案へ向けて前進していると思っておりました。
 しかし、24人の認識はいろいろでした。
 私も「草津市議会基本条例(案)」を提案しようと「議会改革推進特別委員会」の傍聴をさせていただいておりましたが、特別委員会のメンバー以外でこの条例のことを真剣に議論していたかというと、全議員が「わかってくれるだろう。」と思い、していなかったのです。
 これからは、11月定例会での提案を目指し、草津市議会全議員でしっかりと議論し、認識を一致できるように努力したいと思っております。
 昨年、全国市町村国際文化研修所(JIAM)にて開催されました「議会改革を考える」という研修に参加させていただきました。
そのときの「議会改革」についての講義をされた早稲田大学大学院公共経営研究科の北川正恭教授に、ある議員が「議会改革をしようと思うが、なかなかすすまない。どうすればいいでしょうか。」と質問しました。
  北川教授は「議会改革を決意したあなたが、1人でもやりきると、本気になれるかが大事だ。」というようなお答えを返しておられたのを思い出しました。
  特別委員会のメンバーだけではなく、24人の全議員が議論し、同じ認識になれるよう、まずは自分から努力しなければならないと決意しております。

  今、改めて地方議員の活動がクローズアップされています。市民の皆様のご期待に沿えるようがんばらなくてはいけません。

  先日読み終えた、安生 正氏著の「生存者ゼロ」という第11回「このミステリーがすごい!」大賞受賞作に、内容はくわしくご紹介できませんが、大変情けない政治家が登場していました。
私も政治家の一人として、政治家のイメージを少しでもよくしていこうと思いました。
                    2014年9月9日(火)午前10時6分

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