2018年9月

 草津市議会議員の西垣和美です。
 9月に入り、気温も落ち着いてきました。今年の夏は本当に酷暑でしたね。加えて、豪雨や台風や地震等の自然災害がこれでもか、というくらいに日本の各地に被害をもたらした夏でもありました。日本のみならず、世界中で異常気象による自然災害が発生していて、地球が怒っていて、人間に信号を送っているかのようです。
 災害で、尊い命が犠牲になられた方々に哀悼の意を表し、被災者の方々へお見舞いを申し上げます。
 
 本日は、地元町内会の「敬老の集い」がありました。50名近くの高齢者が集い、歌あり、演奏あり、コミックマジックあり、朗らかに、楽しい1日を過ごされました。
 敬老の集いは70歳からなので、一番若い方が70歳ですが、参加された方の中の最高齢の方が、96歳でしたので、30歳近くの年齢差がありました。みなさん、和気藹々とされていて、見ている私たちもとても心和む時間を共にさせて頂きました。特に最近の災害の報道もあり、尚更、命の尊さが身に沁みました。
 集われた方々が生まれた年代の平均寿命が50歳くらいですから、日本の医学の進歩や生活の水準の高さが窺い知れます。今は、健康寿命をいかに延ばすか、ということが長寿大国日本ではテーマになっています。
 今月の議会質問で質問させて頂いたのが、より効果的な「フレイル予防」と言われる介護予防の実施についてを質問しました。健康な状態から介護状態になる間の状態が「フレイル」と言われる「虚弱」状態を言います。
 フレイル状態を早期発見、認識して予防することが、健康寿命を延ばすことになります。
 フレイル予防には、3つの要因が関係していると言われます。運動、栄養、社会参加の、この3つが互いに絡んで影響しあうものです。例えば、一人暮らしの場合、食事も億劫になり、栄養の少ない食べ物に偏ると、筋力が落ちてきて外出も億劫になり、段々と全身の状態が弱くなり、それが続くと介護状態になります。
 現在、各地域では100歳体操も実施されていますが、もっとフレイルを意識して、モチベーションも上げていき、より効果的な介護予防を実施して頂きたいと思っています。
 質問の答弁は、現在実施している取り組みを続けながらも、より効果のあるプログラムに向けての分析、評価等も必要であることから、調査研究を進めていきたい、とのことでした。
 質問は、あと2問させて頂きました。一つは、「学校と学童保育や放課後等ディサービスの連携や情報共有の推進について」と「草津駅の都市デザインについて」です。
 興味持って頂きましたら、録画(2、3週間後位にアップされます)や議事録をご覧ください。また、11月15日発行の議会だよりでも、概略が掲載されています。
 今週は、常任委員会の審議と来週は決算の審議があります。税金の使い方や事業実施した結果の効果等を審議していきます。委員会の傍聴は少ないので、是非一度議会にお越し頂ければと思います。
 
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