卒業おめでとう！

3月11日には、草津市立高穂中学校の卒業式がありました。
７年前の上の息子の卒業式、4年前の下の娘の卒業式を思い出しながら、まさかこういう形で卒業式に参加させて頂くことになろうとは夢にも思わず...
でも第３者として落ち着いた気持ちで卒業式に参加させて頂くと、じっくりゆっくりと式典を味わうことが出来、とても感動しました。
我が子の時はどうだったかというと、どうしても自分の子に意識がいってあまり周囲のことを意識していなかったような...、忘れているだけですかね。
それとも、次の日に発表される公立高校の合否が気になっていたのかも。

みんな、行儀良くて、息子の時は少々やんちゃな子がいたなぁと思い出しながら、そして、送辞答辞とも女生徒で、内容も、話し方もしっかりとしておられ親御さんの教育がいいのだろうと、感心していました。答辞を読んでいた女生徒さんのお顔を見た時、どこかで見たことあるなと思って名前を確認したら、よく知っている方の娘さんでした。お母さんにそっくりだったのですぐにわかり、知っている娘さんだと余計に嬉しく感じるものですね。

19日は、草津市立志津南小学校の卒業式に出席させて頂きました。
二人の子ども達は、志津小学校を卒業したのですが、数年前に学区編成があり、同じ岡本の町内から、私が住んでいる団地の組だけが、志津南小のほうへと学区が変わりました。
当時、学区が変わる（変えられる？）時の保護者と教育委員会のやり取りはかなりシビアで、この件に関しては、教育委員会は随分苦労されたみたいで、話題にすると「いやはや...」と苦笑いされます。
どうしても、増える一方の志津小と減る一方の志津南とのバランスが取れず、当時の志津南は全学年１クラスで、その１クラスでさえ、先細りの状況であり、どうしても致し方なかった編成だったようです。
今では、すっかり親子で馴染まれているかと思います。

卒業生は１クラスで３４名でした。
中学校と違って、こじんまりとした雰囲気でしたが、体育館の壁面の飾りつけや壇上周囲の色とりどりのパンジーの花壇様の演出、舞台には卒業生製作のステンドグラスが明かりに照らされ、すごく雰囲気が良かったです。

小学校では、恒例のお別れの言葉があり、小学校の６年間の思い出を卒業生、在校生がそれぞれ、一言ずつ　「初めての運動会！」「楽しかった修学旅行！」
といった風に、やりとりがあり、このスタイルはいまだ変わらないのだな～と懐かしく聞きいっていました。
変わったと感じたことと言えば、歌です。
国歌斉唱のみは残っていましたが、我々の世代での定番の「仰げば尊し」の歌はどこにもなく、ほとんど始めて聞く歌ばかりでした。

でも、何十年経っても、時代が変わっても、卒業生、保護者、先生方、それぞれの思いは、変わらないのでしょうね。

皆さん、本当にご卒業おめでとうございます。