「議会改革研修」

 こんばんは!草津市議会議員の西村隆行です。
 最近、議会はいったいどんな活動をしているのか、議会の議員の数は多いのか少ないのか、議員報酬は高すぎるのではないか等々、議会のより一層の公開を望まれているお声をお聞きします。
 そのお声にお応えすべく、議会改革の必要性を考えております。
 そこで、昨日と一昨日、大津市にある「全国市町村国際文化研修所」にて開催されました「平成25年度 市町村議会議員短期研修 第2回 議会改革を考える~先進事例に学ぶ住民参加・情報公開~」を受講してきました。
この研修は全国で60名の定員で、120名ほどの議員が申し込まれましたが、抽選で受講することができました。
 一日目は、早稲田大学大学院公共経営研究科教授の北川正恭氏の「地方自治と議会改革の動向」という講義から始まり、早稲田大学マニフェスト研究所次席研究員の中村 健氏の「議会改革の進め方」を受講し、「住民参加・情報公開を進める取り組み」として、熊本県御船町議会議員の田中孝敏氏と千葉県流山市議会議員の松野豊氏の2人の体験談をお聞きしました。
 一日目の講義を受講していて、議会改革が思うように進まないのは他議員が積極的でないからと理由づけていたことを痛感しました。まず、自分が議会改革に取り組まなければならないことを決意させられました。
 2日目は、「各議会における今後の議会改革推進の検討」として、中村健氏の指導のもと、どちらかの主張が正しいかを争ったり、相手を説得するのではなく、率直に意見交換をすることにより、共通理解を探しだすこという「ダイアログ」で、6人ずつの班に分かれて各々意見交換を行いました。そして、各班から代表議員がその意見交換の成果を発表し、中村健氏より講評を受けました。
 そして、最後に「今後の議会改革の進め方」として中村健氏より講義を受け、やはり、まずは自分から議会改革に取り組んでいかなければ、なにも進まないことを学びました。
 先日も、県内で野洲市・甲賀市・東近江市・米原市・湖南市と議会議員選挙が執り行われました。多くの新議員が誕生されています。
 新議員さんたちに先輩たちは何をされていたのですかと、言われないように議会改革に取り組んでまいります。
                      2013年10月30日(水)午後5時46分

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