「代表質問内容と市長答弁」

 おはようございます! 草津市議会議員の西村隆行です。
 3月7日(火)に草津市議会2月定例会にて代表質問をいたしました。
 草津市議会では、AI議事録を推進していまして、今回もその速報版を紹介します。
 代表質問は一括質問して、市長が一括答弁しますので、読みやすいように、質問ごとに答弁を紹介するようにしました。
 10日間ほどすると、草津市議会のホームページに中継録画がアップされます。
 それでは、長文になりますが、よろしくお願いいたします。

2023年2月草津市議会定例会代表質問
〇質問
 公明党の西村隆行です。
 先月6日に発生したトルコ・シリア大地震で5万人以上の方々が犠牲になられたことに対しまして心よりお悔やみ申し上げ、被災者の皆様にお見舞い申し上げます。一日でも早い復興をお祈りいたします。
 さらに、ロシアのウクライナ侵略が1年以上も続いております。武力ではなく、話合いで解決できるよう強く望むものであります。
 それでは、草津市議会公明党を代表いたしまして、今定例会開会日の橋川市長の施政方針提案理由説明に対する代表質問を行います。
 私は5期20年間における市議会議員活動の中、橋川市長とは15年においていろいろと議論をさせていただきましたが、私の今期の任期もあと7か月となり、橋川市長におかれましてもあと1年の任期となりました。
 そこで今回はまず、「政治家」とはどうあるべきかとの原点に立ち返っての質問をさせていただきます。
 そのために参考として、政治を志す者の必読書、古典中の古典とされている、1864年生まれで1920年に亡くなったドイツの社会学者、政治学者、経済史・経済学者のマックス・ウェーバーの「職業としての政治」を紐解きましたが、非常に難解であり、なかなか読み進めなかったので、作家の佐藤優氏と元衆議院議員の石川知裕氏共著の「政治って何だ? いまこそ、マックス・ウェーバー『職業としての政治』に学ぶ」を助けになんとか最後まで読み切り、私なりの観点から質問します。
この「職業としての政治」は、マックス・ウェーバーがとある本屋にて講演した内容をまとめられた書であります。
マックス・ウェーバーは、講演の後半に「政治家にとっては、情熱―責任感―判断力の三つの資質がとくに重要であるといえよう。ここで情熱とは、事柄に即するという意味で情熱、つまり「事柄」[「仕事」「問題」「対象」「現実」]への情熱的献身、その事柄を司っている神ないしデーモンへの情熱的献身のことである。(中略)どんなに純粋に感じられた情熱であっても、単なる情熱だけでは充分でない。情熱は、それが「仕事」への奉仕として、責任性と結びつき、この仕事に対する責任性が行為の決定的な規準となった時に、はじめて政治家をつくり出す。そしてそのためには判断力―これは政治家の決定的な心理的資質であるーが必要である。すなわち精神を集中して冷静さ失わず、現実をあるがままに受けとめる能力、つまり事物と人間に対して距離を置いて見ることが必要である。「距離を失ってしまうこと」はどんな政治家にとっても、それだけで大罪の一つである。(中略)燃える情熱と冷静な判断力の二つを、どうしたら一つの魂の中でしっかりと結びつけることができるか、これこそが問題である。政治は頭脳でおこなうもので、身体や精神の他の部分でおこなうものではない。ではあるが、もし政治が軽薄な知的遊戯ではく、人間として真剣な行為であるべきなら、政治への献身は情熱からのみ生まれ、情熱によってのみ培われる。しかし、距離への習熟―あらゆる意味でのーがなければ、情熱的な政治家を特徴づけ、しかも彼を「不毛な興奮に酔った」単なる政治的ディレッタントから区別する、あの強靭な魂の抑制も不可能となる。政治的「人格」の「強靭さ」とは、何を措いてもこうした資質を所有することである。」と語りました。
そして、最後に「政治とは、情熱と判断力の二つを駆使しながら、堅い板に力をこめてじわっじわっと穴をくり貫いていく作業である。もしこの世の中で不可能事を目指して粘り強くアタックしないようでは、およそ可能なことの達成も覚束ないというのは、まったく正しく、あらゆる歴史上の経験がこれを証明している。しかし、これをなしうる人は指導者でなければならない。いや指導者であるだけでなく、―はなはだ素朴な意味でのー英雄でなければならない。そして指導者や英雄でない場合でも、人はどんな希望の挫折にもめげない堅い意志でいますぐ武装する必要がある。そうでないと、いま、可能なことの貫徹もできないであろう。自分が世間に対して捧げようとするものに比べて、現実の世の中がー自分の立場からみてーどんなに愚かであり卑俗(ひぞく)であっても、断じて挫けない人間。どんな事態に直面しても『それにもかかわらず!』と言い切る自信のある人間。そういう人間だけが政治への『天職』を持つ。」と言い切っています。
今、ご紹介しましたマックス・ウェーバーの政治家に対する至言は、橋川市長が平成20年5月の定例会で初めて行われました所信表明演説において言われた、「市政運営に当たりましては、『市民との対話』、現場での対話を大切にしてまいります。『三現主義』という言葉がございますが、これは、『現場に行って、現物を見て、現実を知る』ということでございます。市民の皆様が生活をされている場とか、働いておられる場に直接出向いて、現物を見て現実を知る中で、現場での課題を的確に把握して、その課題を一つ一つ丁寧に解決してまいることが重要でございます。
私は、孟子の言葉にある『至誠にして動かざる者は、未だこれあらざるなり』を座右の銘にしておりますが、『至誠』とは、極めて誠実な真心のことでございます。誠心誠意、ことにあたれば、人は必ず動いてくれるという意味であります。私は、この『至誠』を大切にしながら、市民の皆様とともに、誠心誠意もっと暮らしやすい、もっと市民が誇れるまちづくりに邁進してまいります。」との決意と相通じることであると思います。
私も初当選させていただいてから約20年間で5000件になろうかとの市民相談を賜りました。そこから数々の要望や提案を本会議や委員会でさせていただき、市民の皆様の生活の安全・安心の向上に貢献させていただいてまいりました。
橋川市長におかれましても、この15年間にわたり、それこそ「情熱と判断力の二つを駆使しながら、堅い板に力をこめてじわっじわっと穴をくり貫いていく作業」をされてきたことが数多くあったと思いますが、具体的にご紹介ください。

〇市長答弁
ただいまの公明党、西村隆行議員の代表質問にお答えします。
私の市長としてのこれまでの15年間の具体的な取り組みについてのお尋ねでございますが、市民との協働のまちづくりを基本としながら、安心、活力、安全、透明の四つの政策を柱に、様々な施策を掲げて取り組んで参りました。
具体的な取り組みは多数ございますが、幾つか申し上げますと、1期目では、小中学校の完全空調化や、JR南草津駅における新快速電車の停車の実現のほか、市民の信託にこたえるための基本前基本原則等仕組みを定めた草津市自治体基本条例の制定、2期目では、草津駅前ニワタスのオープンや草津市協働のまちづくり条例の制定、全小中学校へのタブレットパソコンの導入、3期目では健幸都市の取り組みを開始するとともに、子育て相談センターの開設、草津川跡地公園ai彩ひろばde愛ひろばや新クリーンセンターYMITアリーナの供用開始。4期目におきましては、キラリエ草津、第2学校給食センターの供用開始、子供若者総合相談窓口の開設や、スクールESDくさつ推進事業などでございます。
どの施策につきましても、この草津をよくしたいとの強い思いのもと、健やかに幸せに暮らせるまちずっとずっと住み続けたいまちの実現に向けて、全力で取り組んできたところであり、議員のお言葉をおかりしますと、情熱と判断力の二つが、私にとりましては、市政と三現主義であり、その二つの理念を駆使しながら、誠心誠意、情熱を持って事に当たり、先ほど申し述べさせていただきました具体的な各事業施策におきましても、現場の状況に応じた将来を見据えた判断を連続により、市民の皆様の理解をいただきながら協働によるまちづくりを進めてきたところでございます。

〇質問
私たち公明党はこの4月に行われます統一地方選挙に対しまして「支えあい、安心と活力ある社会へ~小さな声に、寄り添う政治~」とのテーマのもと7つの重点政策に取組んでおります。
国の動きが中心になっていく政策もありますが、地方行政も国と連携しながら取組んで行くべき7つの重点政策ですので、現在草津市において取り組んでいただいている政策もありますし、先日の記者会見のときに「4期16年の集大成の年。住み続けたいまちとしてさらなる魅力の向上を目指して取り組みを進め、『次代(みらい)へつなぐ予算』として必要な経費を盛り込んだ」と橋川市長がおしゃった令和5年度当初予算にも上程されている事業もありますが、改めて橋川市長の、私たち公明党がこれからの時代を見据えて全国で展開しようとしている政策に対するお考えをお聞かせください。
1番目は、「子育てに安心を、この国に希望を。」であります。
児童手当の18歳までの対象拡大や、所得制限の撤廃など大幅な拡充と、安心してお子さんが医療を受けられるように、国保の減額調整措置の見直しを進めるとともに地方財源を確保しつつ、高校3年生までの無償化を目指して、子ども医療費助成の拡大と、0~2歳児の保育料の無償化について所得制限の緩和や第2子以降の無償化など段階的に対象拡大を目指します。
また、保育所の空き定員や幼稚園等を活用して、専業主婦の家庭も定期的に預けられるよう目指します。
さらに、妊娠時から出産・育児まで一貫して家庭に寄り添う伴走型相談支援と経済的支援を一体的に行う「出産・子育て応援交付金」について、全国各地での地域に応じた実施や、制度の恒久化に取り組みます。
そして、不登校児童生徒への支援として、各都道府県・政令市に1校以上、分教室を含めて不登校特例校を設置し、将来的には300校程度の設置を目指し、支援を要する児童生徒全員が必要な支援を受けられるよう、スクールカウンセラー、スクールソーシャルワーカーの配置拡充や、SNS相談の充実オンラインカウンセリングの新設、校内フリースクールのようなスペシャルサポートルームの公立小学校への配置を推進します。
草津市においては、他の子育て施策とのバランスを考えて、小学校6年生までの医療費助成をされていますし、「出産・子育て応援交付金」も現金支給で始められていて、令和5年度当初予算で出産・子育て応援交付金以外に「低所得妊婦初診料補助金」と「産婦健康診査事業費」を追加して1億3818万6千円を上程されています。
そして、全国に先駆けてフリースクールへの助成もされています、更なる拡充に対する橋川市長のお考えをお聞かせください。

〇市長答弁
次に、子育て施策についてのお尋ねでございますが、時代未来を担う子供が未来を切り開く心豊かにたくましく生きていくために、子育てや教育に関する様々な取り組みを、これもこれまでから実施しているところでございます。
来年度におきましては、妊娠、出産、子育てにおける切れ目のない支援として、今年度の2月から実施しております出産子育て応援事業の伴走型相談支援と、経済的支援を引き続き実施するとともに、低所得妊婦初診料補助事業や産婦健康診査事業を新たに創設いたします。
また、教育分野におきましても、不登校児童生徒支援事業として、不登校児童生徒の学習機会の保障や、社会的自立に向けた支援の充実を図るため、登校を支援する加配教員を小学校3校に配置するとともに、登校できない児童生徒の居場所を確保するために、適応指導教室分室を新設いたします。
子供の医療費に係る負担の軽減策につきましては、国や県などの広域的段階で一律の制度をもって図られることが望ましいことから、かねてから県に要望してきた中で、現在、県としての助成制度のあり方の検討が進められております。
いずれにいたしましても、現在、国で検討が進められております異次元の少子化対策の動向も注視し、子育て施策について財源の確保を行いながら、全庁的に協議を進めるとともに、その実施や拡充について検討して参りたいと考えております。

〇質問
2番目は、「人生100年時代に、安心と活力を。」であります。
高齢者や障がい者などのデジタルに不慣れな方々に対し、スマートフォンの使い方やオンライン行政手続きなどを丁寧に教えてくれる「デジタル推進委員」の配置拡大など支援体制を強化します。
次に、健康維持と地域活性化のため、介護予防や健康づくり、ボランティアなどの活動に参加する高齢者等にポイントを付与する「健康ポイント」「ボランティアポイント」等の普及を促進します。
また、食料品など日常の買い物に困っている高齢者などを支援するため、商品をご自宅に届ける「宅配サービス」や地域を巡回する「移動販売カー」、スーパーなどの商業施設への移動の足となるコミュニティバスの導入など地域の実情に応じた取り組みを進めます。
そして、中山間地域や過疎地域等の医師不足や、通院困難な高齢者への対応のため、地域の集会場や自宅付近等へ自動車が出向き、車内でビデオ通話を使用したオンライン診療の提供や、訪問診療の普及を促進します。
草津市においては、高齢者向けの「スマホ教室」等を実施されているまちづくり協議会がありますし、健康づくりに健康推進アプリBIWA―TEKU(ビワテク)を推奨されています。また、まめバスや一部地域ではオンデマンドタクシーの運行もされていますが、さらなる高齢者施策の向上について橋川市長のお考えをお聞かせください。

〇市長答弁
次に、高齢者施策についてのお尋ねでございますが、草津あんしんいきいきプラン第8期計画において、五つの基本目標を立て、各種の施策を展開しております。その中で、介護予防活動の充実と推進、生きがいづくり、活躍の場づくりなど四つの重点施策を掲げ、いきいき100歳体操や地域サロンの活動支援、フレイル予防講座などに取り組んでおり、令和5年度には新たな取り組みとして、スポーツを通じた介護予防活動の普及啓発も予定しております。
また、高齢者が住みよいまちづくりを進めるために、引き続き道路のバリアフリー化、公共交通ネットワークの充実を図って参ります。

〇質問
3番目は、「女性・若者を政治のど真ん中へ。」であります。
職場で女性が女性特有の健康課題を解決し、安心して働き続けられるようにするため、生理休暇や妊娠中のつわりや体調不良、不妊治療や不育症、流産などを理由とした休暇を取得しやすくするとともに、乳がんなど女性特有のがん治療と仕事の両立ができる環境整備に取り組みます。
あわせて、性別を問わず、更年期に体調不良となっても、休暇などが取得できる制度を創設し、生涯希望すれば働き続けられる環境を作ります。
さらに、大学生の「給付型奨学金・授業料減免」を多子世帯や、これからの時代の成長分野である理工農系学部を対象に中間所得層まで拡大します。
また、貸与型無利子・有利子奨学金を返還中の既卒者が、結婚、子育て等のライフイベントにも対応できるよう、月々の返還額を変えられる柔軟な返還制度すなわち減額返還制度の年収要件を見直し、対象を拡大します。
そして、「子どもの権利条約」「こども基本法」の理念に基づき、こどもや若者が社会に対して自分の意見を表明し、政策に反映させる仕組みを確立するため、各自治体で「こども若者議会」の設置を推進すると同時に、こども若者の意見を引き出し、合意形成を支援する「ファシリテーター」の育成・普及も進めます。
草津市においては女性活躍推進法に基づく草津市特定事業主行動計画を策定され実施されています。また、令和5年度当初予算で「子ども・若者が抱える多様な問題について、関係機関と相互に協力しながら取り組むことで、全ての子ども・若者が健やかに成長し、安心して暮らせる社会を目指す」ための子ども・若者育成支援推進費として1022万1千円を上程されていますし、さらに、「市内在住の子育て世帯や18歳から39歳までの若者、関係団体等にアンケート調査を実施し、本市の現状やニーズを踏まえた計画を策定する」ための仮称草津市子ども計画策定費として776万6千円を上程されています。
そして、民間保育所等において体調不良児対応型看護師配置補助金として8759万4千円、保育士の方々の業務負担の軽減を図り、安全かつ安心な保育体制を確保知るためとして保育体制強化補助金として4915万9千円を上程されています。
より詳しく、橋川市長の女性・子ども・若者の皆様に対する取り組みをお聞かせください。

〇市長答弁
次に、女性、子供若者に対する取り組みについてのお尋ねでございますが、まず女性につきましては、平成21年に草津市男女共同参画推進条例を施行し、男女共同参画施策を総合的かつ計画的に推進して参りました。
令和3年5月には男女共同参画や女性活躍の推進に関する新たな拠点施設として草津市男女共同参画センターを開設し、女性の総合相談や女性活躍の推進の啓発などの事業を行っております。
女性の社会進出を応援する取り組みとして、女性のチャレンジ応援塾や女性チャレンジ支援助成金などを行っており、引き続き、男女共同参画や女性活躍の推進の施策に取り組んで参ります。
また、子供若者につきましては、令和2年に草津市子供若者計画を策定し、子供若者が健やかに育ち、みずからの将来に向かって意欲を持ちながら活躍できる社会の実現に向けて、子供の生きる力の育成や社会生活に困難を有する方への支援などにも取り組んでおり、昨年10月には、子供若者総合相談窓口を開設し、困難を抱える子供たちに対して適切な支援につなげるとともに、令和5年度からは、子供若者ケアラーへの支援や不登校ひきこもり等の課題を抱える子供たちの居場所の設置を新たに行い、困難を抱える子供や若者とその家族の自立を支援して参ります。
また、令和7年度から、次期計画期間を迎える第二期草津市子供子育て支援事業計画及び草津市子供若者計画を一体にした仮称草津市子供計画の策定の事務を準備を令和5年度より進め、子供若者施策を総合的に推進して参りたいと考えております。

〇質問
4番目は、「ガン・うつ・認知症対策でリスクに挑み、徹して寄り添う。」であります。
すべての人が「がん検診」を受信しやすい体制を整備するため、補助金等により「がん検診」に関する企業等の取り組みを促進するとともに、非正規雇用・自営業・フリーランス等で働く人も受信しやすい環境整備に取り組みます。将来的には、職域での「がん検診」を法律で位置づけることを検討します。
また、うつ病などの精神疾患への正しい知識と理解を持ち、メンタルヘルスの不調を抱える人を地域・職場で支える「心のサポーター」について、養成制度の充実を推進し、全国各地で研修を受けられるよう取り組みます。
また、認知症の人や家族が安心して暮らせる共生社会の実現に向け、認知症に対する理解の促進や認知症サポーターの養成、認知症に関する電話相談、治療薬等の研究開発を推進します。さらに仮称「認知症基本法」の早期成立をめざします。
令和5年度当初予算に、子宮頸がんおよび前がん病変の罹患率の減少、子宮頸がんの死亡率現象の効果を期待すべく子宮頸がん予防ワクチン接種費として8398万8千円とがん検診受診率向上事業費として2762万1千円を上程されています。
また、全国に先駆けて草津市において、「認知症があっても安心して生活できるまちの実現を目指し、基本理念および各主体の責務および役割、認知症施策の基本となる事項を定めた、草津市認知症があっても安心なまちづくり条例」を制定されています。ガン・うつ・認知症対策への橋川市長の取り組みをお聞かせください。

〇市長答弁
次に、がんうつ認知症対策についてのお尋ねでございますが、がん対策につきましては、個別勧奨、再勧奨の通知、子宮頚癌検診、乳癌検診の無料クーポン券の送付というこれまでの取り組みに加え、新たに大腸癌検便キットを同封した個別勧奨の通知、集団検診の実施回数の増加、Web予約の導入、映画館でのがん検診PR動画の放映を行い、がん検診の受診率向上を図ります。
また、うつ対策につきましては、心の健康相談、ゲートキーパー養成講座、心の健康づくりの啓発を通じて、孤立しない支援体制、地域づくりに取り組んで参ります。
また、認知症対策につきましては、認知症サポーター養成講座の開催、認知症高齢者等見守りネットワーク事業認知症高齢者等個人賠償責任保険事業の各施策を通じて、認知症の正しい知識と理解の促進、安心して外出できる環境づくりなど、認知症の人及びその家族が安心して生活できるまちづくりを進めて参ります。

〇質問
5番目は、「災害に負けない、『国づくり』『人づくり』」であります。
風水害や大規模地震などに備え「防災・減災、国土強靭化のための5か年加速化対策」を計画的かつ効果的に実行します。令和8年度からの5か年加速化対策後の取り組みについては、継続的・安定的に国土強靭化を進める観点から、国土強靭化基本法を改正し、災害に強い国土づくりを推進します。
 また、災害時に高齢者や障がい者等を守る「個別避難計画」や、関係機関が事前に防災行動を時系列にまとめた「タイムラインすなわち防災行動計画」の策定を進めるとともに、地域の女性防災リーダーの育成など、女性の視点を生かした防災計画を進め、地域防災力の向上を図ります。
 令和5年度当初予算においても、高齢者や障がい者の個別避難計画を作成するために284万5千円を上程されていますが、橋川市長の防災・減災に対する取り組みを詳しくお聞かせください。

〇市長答弁
次に、防災減災対策についてのお尋ねでございますが、近年、激甚化する風水害や巨大地震などに備えるため、地域防災計画、国土強靱化地域計画、業務継続計画、災害時受援計画に基づき、向上によるハードソフト対策に取り組んでおりますが、あわせて、自助、共助の取り組みが重要でございます。このことから、災害時に自力で避難することが難しい高齢者や障害者等の避難行動要支援者の方について、居住地域の災害リスクや一人一人の身体状況等に応じて、誰とどこに避難するかを具体的に定め、より実効的な避難を確保するための個別避難計画の作成を推進し、地域の防災力の向上を図って参ります。
また、特に土砂災害を含む風水害場を想定したタイムラインを活用し、訓練などを行うことで、災害時における防災活動にそこをできるようにして参ります。
また、女性の視点を生かした防災計画につきましては、昨年度、草津市防災会議の委員の任期満了に伴う委嘱替えにおいて、19名のうち3名であった女性委員を2名追加で委嘱を行い、21名中5名が女性委員としてご活躍いただいており、草津市防災会議における女性割合は15.8%から、23.8%と改善を行ってきたところであり、引き続き女性委員の増員を検討して参ります。
特に女性目線の運営が必要な避難者の運営については、国のガイドラインや指針を参考にしながら、人材育成と組織体制の強化に努めるとともに、毎年実施している市民防災員認定講習に女性も積極的に参加いただくなど、地域の女性防災リーダーの育成に努めて参ります。

〇質問
 6番目は、「行政の効率化で住民サービスの向上を。」であります。
 地方自治体の情報システムを統一・標準化するとともに、国・地方自治体の共通基盤であるガバメントクラウドを活用するなどの取り組みを加速化します。さらに行政手続きの簡素化など国民の利便性向上につなげ、業務の効率化やコスト削減、災害時の行政機能の維持などを図ります。
 そして、来庁者が申請書等を記入することなく、職員の聞き取りやマイナンバーカードの活用などで、簡単かつ効率的に手続きの申請ができる「書かない窓口」の導入を推進します。
 令和5年度当初予算で、「ICT等を活用した行政のデジタル化を進めることにより、市民サービスの向上と地域社会の維持・発展、されに行政サービスの効率化をすすめるため」にDX・ICT等利活用推進費として3881万8千円を上程されていますが、「書かない窓口」導入等に関する橋川市長のお考えをお聞かせください。

〇市長答弁
次に、行政の効率化についてのお尋ねでございますが、草津市情報化推進計画及び草津市行政経営改革プランに基づき、ICTの積極的な利活用や先端技術の活用を含めた業務プロセスの再構築等を推進しているところでございます。
国では、自治体の窓口DXを推進するため、令和6年度から書かない窓口の全国展開を加速させる方針が示されているところであり、引き続き国の動向や他市の先進事例を注視しながら、時期を逸することなく、時代の変化に対応した最適な行政サービスの実現に取り組んで参りたいと考えております。

〇質問
 7番目は、「誰も取り残さない社会へ。」であります。
 誰もが安心して暮らせ、生き生きと活躍できる真の「ユニバーサル社会すなわち共生社会」を実現するため、障がい者や高齢者等の意見や要望等を丁寧に汲み取ります。さらにハード・ソフトにわたるさまざまなバリアフリー施策を加速化させるとともに、障がい者と健常者を分け隔てないインクルーシブな社会づくりを推進します。
 また、性的マイノリティに対する差別や偏見、不適切な取り扱いを解消し、多様性を尊重する社会の実現のために、自治体パトーナーシップ認定制度を推進するとともに、性的指向と性自認に関する理解増進法を図ります。
 そして、誰もが介護者となりうる現状において、介護する人が孤立することなく、当たり前の社会生活を送れるよう、ヤングケアラーやダブルケアラーも含め介護者を支援するための施策を総合的に推進します。ヤングケアラー等の不安や悩みを傾聴する相談支援や家事支援等を行う体制整備を進めます。
 令和5年度当初予算で「誰もが生きがいをもち、健やかで幸せに暮らし続けられる健幸都市の実現に向けた取り組みをすすめるため」として1131万2千円を上程され新たな取り組みとして令和5年度当初予算書に「令和5年度主要な健幸都市づくり事業一覧」として12件の事業を紹介されています。そして、「国が令和3年度に創設した重層的支援体制整備事業を活用し、各分野の総合調整、狭間のニーズへの対応等の支援体制の充実を図ることで、市としての包括的支援体制の構築に取り組むため」1607万1千円を上程され、同じように「重層的支援体制整備事業費一覧」として22の事業を紹介されています。
 代表質問の最後として、橋川市長の「誰も取り残さない」草津市への決意をお聞かせください。
 以上で、草津市議会公明党の代表質問を終わらせていただきます、市民の皆様にわかりやすいようにご答弁、よろしくお願いいたします。
 ありがとうございました。

〇市長答弁
次に、誰も取り残さない草津市への決意についてのお尋ねでございますが、来年度から新たに参加支援事業やアウトリーチ事業など、重層的支援体制整備事業も活用し、誰も取り残さず誰もが生きがいや役割を持って暮らすことのできる地域共生社会の実現を目指す決意でございます。

 最後までお読みいただきありがとうございました。
 こらからも、がんばってまいりますので、よろしくお願いいたします。
                          2023年3月10日(金)午前9時28分

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