初めての行政視察に行ってまいりました！

11月12日―北九州市（北九州市役所内）

視察内容
①IT推進計画について
②生涯現役夢追塾について
②主に団塊世代に向けた施策で、退職した後の生き方として、これまでの経験や技術を生かして、ビジネスやNPOなどの分野で活躍してもらおうと、人材育成講座「生涯現役夢追塾」を開設したものです。

≪所感≫
つい最近も、定年退職されたご主人がいらっしゃる奥様の体験談を聞く機会がありました。社長をされていたご主人が定年退職され、自宅に一日おられるようになったのですが、部下に仕事を頼むかのごとく、分刻みのご主人のペースに振り回され、具合が悪くなりそうだと、言っておられました。お互いのペースを掴むまでが大変そうです。現役時代で培ったその経験が何かで活かされたら、社会貢献、また益々の夫婦円満の秘訣かな、と思いながら聞いていました。

11月13日―福岡市
視察内容
①いじめ問題への対応について
②野良猫対策について
③民間ディサービス「NPO笑顔」

②野良猫を地域猫ととらえ、地域住民が餌やり、糞の始末をする、といった「猫との共生ガイドライン」を作成されたものです。
猫好きな方にとっては大変心強いものでしょうが、現実は、嫌いな方もおられるので、横浜市が先駆けて行っているらしいですが、地域での共生、ということは、まだまだこれからの課題です、とのことでした。
（説明をされた担当の職員さんが、朴訥としたすごく優しそうな方で、話の内容とすごく雰囲気がマッチしていまして、ほのぼのとして聞いていました）

11月14日―伊万里市

視察内容―いじめ問題の対応について（「いじめなし都市宣言」について）
全国で多発しているいじめ問題を撲滅しようと、市長の提案で「いじめなし都市宣言」を昨年の12月に行ったものです。
各公民館にいじめなし都市宣言のパネルを置いて広く市民に啓発したり、「いじめ発見マニュアル」を作成したり、「いのちの教育」の公開授業等を通していじめ撲滅を市民みんなで意識しなくしていこう、との取り組みでした。
「いのちの教育」で使われている教材が、伊万里市民の方の実体験であり、すごく良い教材だと感じました。草津市でも、本当に真剣にいじめ問題を初め、様々な問題に対して智恵を絞って取り組んでいかなければと決意をしました。

≪最後に≫
初めての行政視察は、昨今世間を騒がせているようないい加減なものでなく、予想以上にまじめで、真剣で、充実したものでした。それぞれのテーマについて、主に行政の担当の方から説明を受け、後で質問をするのですが、一回限りの機会ですので、真剣に話を聞き、質問をする、慣れないこともあってか、結構集中力が要りました。ほとんど時間が取れない中、最後の日の伊万里市で、時間が40分ほど余裕があり、伊万里焼を見学しました。とても手の出ない商品ばかりでしたが、目の保養になりました。
こういった視察が草津市に少しでもお役に立つよう　
頑張ってまいります。