この建物、わかりますか?
そうこれは、「大津プリンスホテル」です。
9月23日、乳がん患者の会「あけぼの滋賀」主催で『琵琶湖ピンクリボンフェスタ」が
開催されました。これは乳がん検診の啓発の行事ですが、そのフィナーレを
飾ったのが、ホテルのピンク色のライトアップです。
このピンクのライトアップは、東京タワーや神戸のポートタワー等、今や全国各地でも
行われています。乳がん患者の会のシンボルマークであるピンクリボンから、ピンク色の
ライトアップが始まったものです。
この琵琶湖ピンクリボンフェスタは今年で3回目ですが、私は初めて参加
いたしました。無料乳がん検診や乳がんの治療等の講演や、患者や医師との
パネルディスカッションがあり、やはり検診の大事さをしっかり学びました。
今や、がんと言えど、早期に発見できれば恐くありません。
そのためにも検診が大事です。かくいう私も、つい、忙しさにかまけて最近検診に行って
いないので、近い内に検診に行こうと思っています。
このあけぼの会は全国組織です。
7月の初めには、あけぼの会発足30周年記念の会が京都で行われた際にも
参加しました。この時に、はじめてワット会長を拝見しましたが、なんてスケールの
大きい方だと感心しました。
また、遠藤郁子さんによるピアノの演奏がありました。
この方も、かなり以前に乳がんに罹られたそうです。その時の体験があまりにすさまじく、
芸術家というのは、生命をかけて表現をされるのだと敬服し、その死の淵からの生還の話や
生命からの演奏に感動し、ガンで逝った妹のことが思われ、最初から最後までずっと
泣いていました。
あけぼの会の会員さんは当然女性の方ばかりですが、本当にパワフルで
明るい方が多く会場も本当にみんなが1つになっていました。
ただ、乳がんの恐いところは、経過が長いこと、他のガンは大体五年で
経過を終わりますが、乳がんは、10年後、15年後、中には20年後に再発される方も
いらっしゃって、常に再発の恐怖と闘っておられます。また、現に、ご一緒した
あけぼの滋賀の会の中にも数名、再発されたガンと闘っておられました。
乳がんの多くの女性が家庭を持ち、子どもさんがいっらしゃいます。
一人だけの命ではありません。そう思うと本当に、検診が大事であり、
行政共々に啓発に努めていかなければ、と決意しています。
昨年立候補した時より検診の重要性を訴えてき、現市長に現在二年に一度の検診を一年に一度に出来るよう要望していましたが、国の施策が二年に一度であるため難しい、ということでしたが、嬉しいことに、少し前進し、来年度より、自己負担料金が減る予定です。(あくまで予算措置が通れば、ですが)
皆さん、検診に行きましょうね!
(遠藤郁子さんと)
TITLE: この記事を読んでから…
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この記事を読んで数日が経ちますが、最近駅通路などにピンク系の横断幕が目に入る様になりました。
昨日朝の「はなまるマーケット」でも特集をやってましたが、今月は「ピンクリボン月間」だそうですね。
その中で乳癌は女性特有の病気かと思ってましたが、男性患者もごく稀にいる事を初めて知りました。
もしこの記事を読んでなければ、昨日のTVも真剣には見てなかったと思いますので、それだけでもこの記事に出会った価値はあったかなと思います。
TITLE: 心の麻衣さんへ
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大変嬉しいコメントありがとうございます。
おっしゃる通り、ごく稀ですが、男性の患者さんもいらっしゃるようで、男性でも安心は出来ません。
元々、日本人は味噌汁やお豆腐、納豆といったいわゆる大豆製品(イソフラボン)を多く摂っていて、乳がんに罹りにくい生活環境だったのですが、年々増えてきています。
食生活の影響は大きいようです。
関心を持つことが予防につながるかとも思いますので、心の麻衣さんの励みもあり、また声を上げていきたいと思います。
TITLE: 読んだら削除して下さい
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昨日、ノーベル化学賞を受賞した下村教授は滋賀県のお隣りの京都府出身だそうですが、幼少の頃佐世保にいたそうです。詳しくはあっちの掲示板をチェックしてね。