明日から視察研修に行ってきます

 昨日、夕方からしんしんと雪が降り、今朝は予想通り辺り一面真っ白の雪景色でつい見とれていました。
新聞配達の方や、仕事の方は雪が積もると困られるのでしょうが、せめて年に一度はこのような銀世界を見たいものです。
 子どもの頃は、私は長崎で育ちましたが、それでも今よりもっと雪が多く、なんといっても寒かった!冬らしい冬だったと思いますが、やはり地球温暖化が原因なのでしょうか。季節が、段々と季節らしからぬ現象もよくあり、観測史上初めて~、という報道を毎年聞いているような気がします。

 昔は冷房も暖房もなく、その代わりに、季節毎にしつらえが違い、自然と向き合い、上手に工夫しながら自然と共に生活していました。現代は便利さと引き換えに、自然を感じる機会を自ら失わせていることに大変残念な気がします。
 
 持続可能な社会の構築は、日本全体の課題です。自治体によっては、かなり先進的な取り組みをされているところもたくさんあります。さて、草津市はどうでしょうか。ごみの分別はかなり早くから取り組まれ、先進的であったようですが...、最近、ようやくごみ袋の有料化の議論がなされているところです。
 環境首都コンテストというものもあり、明日からの3日間の会派の視察研修の2日目に、そのコンテストで04年度、05年度総合第一位、06年度、07年度も総合第2位の環境を中心としたまちづくりを市民との協働で取り組まれている水俣市に行ってきます。

ちなみに3日間の視察内容ですが、、会派によるローカルマニュフェスト(熊本市)、幼児教育(熊本県)、市民協働の環境モデル都市づくり(水俣市)、市民サービス協働化提案制度(宗像市)です。

草津市に反映されるようしっかり勉強してきます。
また、帰ってからご報告いたします。
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   我が家の2階ベランダからの景色(岡本町)

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コメント(3)

TITLE: {{(>_<;)}}
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こちらの方も昨年と違って雪が多く寒い{{(>_<;)}}日々を過ごしております(>_<)

関西北星会の件はmixi内の北高ニュースで読ませてもらってます(^O^)

日々忙しい(*´ο`*)=3様ですが、体に気をつけてこれからも頑張って下さい(^O^)/

TITLE: HO2さんへ
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ありがとうございます!

そちらもやはり雪が多いですか。
2月に入って、寒い日が続きますよね。
寒さが苦手な私にとって、春が待ち遠しいです。

設立の準備真っ最中ですが、何事も新しいことをスタートする時は、
かなりのエネルギーが必要なこと実感です。
右往左往しながら、準備に頑張っています。

また、ご報告しますね。

では、風邪等に気をつけてHO2さんも頑張って下さい。

TITLE:
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西垣議員様

教育振興計画について、

議会一般質問について、多くの議員さんが、教育振興基本計画に、温度差はあれ、いろいろ疑問を呈されたことはよかったと思います。
でも、教委は突っ走るようです。
パブコメの内容を批判的意見を含め、問題があることをひきだしたことはよかったとおもいます。

とりあえず委員会では、西垣委員がいっておられた、検定による点数評価ではなく、自ら学習しようとする意欲が高まったかという評価を、1年後に、調査し明らかにしてもらうことを宿題として、提案してはどうでしょうか。
それは当事者--、教員や子ども自身にアンケートをとり、子どもや先生がどう考えているか、やる気をなくしたか否か、なくしている人がいるかいないか、問題意識を持っている人がいる人がいないか、そういう点で評価をして、議会で公表することを約束してもらうよう依頼してはどうでしょうか。約束させてはどうかと思います。

そこで問題が発生したら、やめさせる手立てが開けるかと。

しかし、おそらく現在の子どもや先生の問題意識からは、「よい評価」が出てくることもあるでしょうが。
しかし、いけいけで、検定を続けることが問題であり、イギリスのサッチャー的手法が、いずれ破綻し、それまでに、何とかやめさせることが必要だと思います。


きむらゆきお
yu-kimura@nifty.com

私のパブコメ

教育振興計画に、パブリックコメントを提出します。

1.「学力向上」について

草津市教育振興計画は、競争教育をあおり、生きるための力とならない「学力」、つまり、3つの検定により、その点数-「能力」ではなく、「脳力」-が向上するだけの見せかけの「学力」が伸ばされ、それによって子どもたちが評価・序列化され、ひいては差別・選別教育に直結するものを含んでいます。すなわち、「生きる力の育成」とはうらはらに、これによる弊害は大きいものがあると考えます。

それは、さらに、子どもたちや保護者がもとめる、すべての子どもの学力を向上させることにつながらず、数値的評価により、「自ら学ぶ」という子どもたちの意欲すら削いでいくものとなります。いわゆる成果主義や新自由主義は、人格形成にとって決してプラスにならず、人間疎外・人間破壊にもつながる危険性をはらんでいます。これは、大人社会でも言われていることであり、まして、子どもの学校教育にはなじまないものです。

学校は、塾ではありません。子どもや保護者が学校に求めているものは、生きるための力をつけるためのサポートと人間性豊かな成長です。安易な検定などでこれらが育まれることはありません。教員が、子どもたちと体当たりで取り組む日々の教育活動によってこそ、これらは同時並行して育まれます。同時並行することが大切であり、「学力は検定などで向上し、人間性は別の取り組みで」などということはないと考えます。

そのため、この振興計画の中の、すべての子どもに漢字検定・計算検定・英語検定に取り組むという内容を削除してください。

なお、最近の保護者は、マスコミや現場を知らない評論家などに踊らされ、本来の子どもに対する願いをゆがめられていることもあります。典型的なのは、「お受験」-受験戦争に勝つことに熱心な保護者です。教育関係者の皆さんであればその点は、見通しておられると思いますが、その傾向を批判し、本来子どもたちに必要な真の学力とは何なのか、改めて深く議論していただき、市民に示していただく必要があると思います。そのあとで、教育振興計画なるものを検討してもまだ間に合います。逆に拙速に進められることのほうが危険性を感じ、将来への禍根、間違いを生じる事があると思います。

2.検定導入のデメリットを検討されましたか

すべての子どもに漢字検定・計算検定・英語検定に取り組むことというについて、そのことによるデメリットを議論・検討されましたか。そのデメリットを、市教育委員会はどのように考えておられるのか、市民に明らかにしてください。それがないと、市民は判断ができないと考えます。

3.教職員の指導力の向上について

「目標4 教職員の指導力の向上」では、目標マネージメント制度による人材育成があげられていますが、教員を成果主義で縛り、それもクラスの学力目標(各検定の目標数値など)を数値で設定させられ、競争があおられることが予想されると思います。教員が競争させられ、不安や焦りを抱く教員は確実に増えると思いますが、この弊害は、子どもへの教育活動、毎日の取り組みに現れます。子どもを育てるという視点よりも、教員自らの成績向上を念頭にした取り組みが増えると思います。

そのため、目標マネージメント制度の導入は、削除してください。

4.教職員の指導力の向上策の検討について

目標マネージメント制度の導入以外に教員の指導力を向上する方法はあると思います。そのことについて、如何ほど検討されたのでしょうか。他の方法はどんなものがあったのでしょうか。

また、そのいくつかの方法を検討されたなら、結局、目標マネージメント制度を導入することがよいとされた根拠をお教えください。国内はもとより世界各地でいろいろ検討・実施された事例もあると思いますが、それぞれの手法や、実施結果などを含め、いろいろ検討されたか、検討内容を含め明らかにしてください。

また、もしも、他の方策を検討されず、当制度導入ありきで進められたなら、重大な問題があります。その場合は、改めて種々の方法を検討し、草津市の教育の現状にとって、どの方策が適切であるか再検討するべきだと思います。目標マネージメント制度の導入は、拙速です。

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