自治体基本条例の特別委員会

５月滑りこみ！！のブログです。
市の職員さんから、最近更新が滞っていますよ～、と声かけて頂き（それからかなり日にちが経過しててすみません）まだ、声をかけて頂いている内が華であり有難いことです。（感謝は態度で示そうよ！ほんと、反省です）

さて、本日は先月のブログでも少し紹介しました「自治体基本条例調査検討特別委員会」のことです。
（現在、副委員長をさせて頂いています。）
市長のマニュフェストにも掲げられました「自治基本条例」の策定...、３月上程（予定）に向けて担当部署と市民の検討委員会とで、一年半かけて議論された内容の骨子案を基にいよいよ具体的な条例の文章にするための作業に取りかかられました。
「（仮）草津市自治体基本条例」ー市民の信託を受けた市長（行政）と議会が市民のための市政を運営するための仕組みやルールを決めたもので、市の憲法とも言われるものです。
説明するとかなり長くなり、策定過程の議事録も草津市のHPにアップされていますので、是非御覧になってみて下さい。

議会の部分は、その役割や責務等々、主権者である市民のための市政を行政と担っていくために議会、議員とはどうあるべきか、ということが明記されるでしょう。それで、本特別委員会としては、議会の部分は、議会自らが、できるなら、提案していきたい、との方向性で現在取り組んでいる最中です。
議員といえど、ほとんどが一からの勉強になるわけで、ワーキング形式の勉強会も数回持ちました。
あらためて、議会とは？議員とは？ということを委員１２名で確認し合っているところです。

議員の役割として、多種多様な意見を反映させる、ということがあり、議員各々個々人の主義主張は尊重はされるべきでしょうが、議決という意思決定をした場合、結果としては議会の意思決定であり、市民への説明責任は、「議会は...」という主語にならなければならないと思います。
また、地方分権の時代、地域のことは地域自らが政策立案されることが求められる時代にあって、議会も、地域の課題に対しての政策立案も...、と今後、議会が目指すべきことがたくさんあります。

特別委員会にしても、今回のようなワーキング式で勉強をしたり、審議のための学習、研究、というプロセスを踏むことも無かったようです。
行政と、議会が緊張と均衡をもって、よりよい条例ができ、市民の皆様が使える条例となるよう、また力を合わせて頑張っていきたいと思います。

素案ができたら議会主催の市民の方々への説明会、もしくは意見交換会が開催できたらと、個人として願っているところです。

また、市民の皆様のご意見をお待ちしています。