旧草津川(天井川)の将来の姿は?

 昨夜、何ヶ月ぶりかで晩にクーラー無しで過ごせました。今年の夏のクーラーの使用は半端でなく、昨日ポストに入っていた電気代を見て青くなっていたところです。このまま、涼しい秋に移行していけば良いのですが~

 昨日、議会の旧草津川対策特別委員会を傍聴しました。
現在、市のほうでも「草津川廃川敷地土地活用検討委員会」を設置しどのように廃川敷地を活用していくかの構想の策定をしています(委員会の議事録、市のHPにアップされています、資料等豊富ですので是非御覧下さい)
旧草津川、いわゆる天井川ですが、私も草津に引っ越しきて初めて知りました。川床が平地より高くなっていて、ある面、先人達が洪水のたびに大変な苦労をされた証拠品みたいなものですが、歴史的遺産として市にとって非常に貴重な財産であります。
 今後の草津市のまちづくりを進めていく上では、大変キーワードになる土地であると考えられています。
昨日の委員会では、構想の基本案としての具体的な全体像が説明されました。
 この跡地利用の議論はもう数十年間なされてきています。一番のポイントとして、堤防をどうするか、ということで当初は、草津市を分断するいわゆる邪魔な堤防、という捉え方で、平地化すべし、という意見が多数であったのが、途中で、緑少なくなった市のグリーンベルトとしての視点、草津市らしい風景としての天井川を残すべきでは?という、堤防を残したほうが良いのではないか、という視点に変わり、議会、行政、市民の議論がなされてきたそうです。
 堤防をとってしまって平地化すれば、道路や土地としての利用はしやすいのでしょうが、それでは、天井川が消えてしまうことになります。アフリカの格言に、今私たちが住んでいる土地は、未来の子どもたちから借りているものである、だから大切にすべきである、ということを聞いたことがあります。
 今ある風景は一度壊してしまうと元には戻りません。先人たちから未来に受け継ぐみんなの財産という意識が大事だと感じました。それと、委員会の中で議論されていたもう一つの視点ー今や廃川となった土地を地域経済の活性化ができる利用の仕方で地域へ還元し、持続していくための都市構造としての戦略的な視点も大事だということも認識しました。
今後もますますの議論がなされると思います。
 市民の皆様は、旧草津川の将来の姿をどのように描かれますか?またご意見よろしくお願いします。

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コメント(2)

TITLE: 選択的夫婦別姓制度
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草津市議会議員様


選択的夫婦別姓制度の導入に対して、慎重に対応するべきという意見書こそ、慎重に扱われるべきと考えます。
「慎重な対応を求める意見書案」を慎重に議論し、一旦取り下げすべきです。
市民の間で何の議論もないので、時期尚早であることは間違いないです。

私の意見としては、選択的夫婦別姓制度の導入は、今日の女性の人権状況からして、当然に導入されるべき問題です。
職場でも、草津市役所でも、未だに、自由に姓を名乗ることがみとめられていない状況があります。
女性にとって、自らの姓を名乗れないことは問題です。
男性が、当然のごとく、結婚前後の性を変えないのが当たり前の状況と、女性は結婚したのに何故性が変わらないのかなどといわれる状況は、明らかに女性差別です。

これを選択性にできる状況を作ることこそ、男女それぞれが、生きやすい社会を作ることにつながるのではないでしょうか。
なお、これが家族制度崩壊や伝統の軽視につながるとは思えません。
家族の崩壊などは、もっと別の社会的問題にその原因があります。
言うまでもなく、夫婦や家族の絆は別の問題から、弱まるのであり、親子の断絶も、決して夫婦別姓によって加速することはありません。選択的夫婦別姓法案と、家族崩壊を強引に結びつける事は短絡過ぎるのではないでしょうか。
////
一草津市民

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コメントありがとうございました。
会派で協議し、態度を決定していきたいと思っています。
個人的には、夫婦別姓と家族の絆の脆弱化とは別のものであり、選択性という選択があっても良いのでは、と思っています。

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