ここ最近は、暖かい日が続き、間近に春が来ていることが感じられます。
数日前、夕方の霞がかかったようなうすぼんやりとした黄昏時、あっ、春の匂いだ、と思った瞬間がありました。季節の変わり目には、必ずその季節の匂いがする瞬間があり、その時の五感の感覚がとても好きです。
梅の花もようやく咲き始め、なんだかどこかへ出かけたい気分になりますが、ただ今、議会にむけての質問作成中で、悠長なことは言ってられません。
ニュージランドでの地震の被害は、本当になんとも言えず、安否がわからない日本人の方々の多くが、希望あふれる学生さんであることも大変痛ましく、同じ年頃の子どもをもつ親としても悲痛なものがあります。
先の中国での地震が起こった時の学校の倒壊の被害も含め、やはり学校や公の施設や多くの人が集まる建物の耐震補強は必要だと実感しました。
草津市においては、市内の全公立の園、小中学校の耐震補強の工事が23年度でほぼ完了いたします。
国としては、25年度を目指して、という方針ですが、2年の前倒しで完了することができる予定で、草津市の安全なまちづくりの一端としては評価されるものだと思います。
去年から今年にかけての豪雪や新燃岳の噴火にしても自然災害は防ぎようがなく、それだけに災害が起こった時に行政が、どれだけ国民の安心のために素早く対応ができるか、それは日頃からの危機管理力と想像力ではないかと思う次第です。
地震での犠牲者の方々のご冥福と1人でも多くのかたが救出されるよう祈るばかりです。
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