2011年5月

 近畿地方の梅雨入りのことが本日の新聞記事に載っていました。例年より12日早く、昨年より18日早い、とのことです。
 1951年からは、2番目タイの早さだそうで、明けるまで約一ヶ月近くかかりそうです。最近は、雨の降り方もしとしと...、というよりは、一気に集中して降るゲリラ豪雨的な降り方が多いですよね。
その結果、あちらこちらで浸水している場面に出くわします。一昨日も、住んでいる団地の一角が、地滑り起していて驚きました。温暖化に伴う気象の変化から、インフラ整備のことやコンクリートで固められたまちのつくりを検証する必要があるかも、と感じます。
 
 また3月11日以来、あらためて、自分たちが住んでいる地域の安全で安心なまちのつくりとは?エネルギーの使い方は?ということを考えさせられています。
 
 これも、本日の新聞の記事からですが、嘉田知事が「太陽光パネル 義務化前向き」ということで、新築住宅での太陽光パネル設置の義務化について、前向きに検討する考えを関西広域連合の会合で示したとのことです。
 また、パナソニックが、神奈川県藤沢市の住宅約千戸の開発に「スマートタウン」なる環境に優しいモデル都市の構想を発表したとありました。
太陽光発電システムや家庭用燃料電池を全住宅に標準装備し、街全体のCO2の排出量を1990年比で約70%(!)削減する。電気自動車の共同利用やLEDの街路灯も取り入れる、との構想です。
 CO2削減に対しては、先日、嘉田知事が県の削減率を発表していましたが、気になる点は、家庭の排出量削減も数字を挙げていましたが、この実現には市との連携が必要であり、きちんと連携を取った上で構想を発表したのかどうか、ということです。
 県が施策を打ちだしても、実際に実行するのは、市なので、これまでの事例をみていても、連携を取っていかれるのか、少し不安を感じます。広域連合で、花火を上げるのも良いですが、足元もしっかりと固めてほしいと思うのは私だけでしょうか~

 これからはエネルギー施策にしても、日々の生活スタイルにしても、大きな犠牲を払った震災の教訓を忘れず、活かしていくことが市民、行政、企業、それぞれの立場で問われるものだと思います。
 行政にできること、やらなければならないこと、市民の皆様のお知恵を借りながら、提案が出来ればと思っています。
 
 (我が家は、パッシブソーラーの太陽光パネル載せていますが、今年は特に夏の節電対策を考えねば~)
 

自治体基本条例

 草津市自治体基本条例の市長の説明付きのタウンミーティングも10日を最後に終わりました。
 しっかりと参加したかったのですが、なぜか開催日と用事が重なり、辛うじて地元でもある志津南地区のほうに参加しましたが、それも最初の一時間しか参加できず、参加者からの質疑応答が聞けませんでした。残念です。
 おそらく、近々全体の結果報告があるかと思いますが、市民の皆様の関心はどうだったのでしょうか。
 参加者の多くは役員さんが多いかとも思われますが、この説明会を開催して良かったといえる成果があれば良いのですが...
 また、何よりも条例制定後にいかに使われるか、草津市民の方々に役に立つ使われる条例になるのか、多治見市が成長する条例、という表現をしていましたが、草津市もそうあってほしい、と思います。
 当然、議会も条例に書かれてある理念や原則をこれからどうやって実現していくか、特別委員会としても、議会基本条例を意識しての論議もなされていた訳で、今後気を引き締めて取りくんでいきたいと思っています。

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    草津市市会議員
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