本日議会質問終わりました

 6月の議会質問、本日終わりました。今回は、一期4年としての今期最後の質問でした。
終わった後でのご報告になりますが、2つの項目について質問させて頂きました。
 1項目目は、「震災後の環境に配慮した施策と節電対策について」
2項目目は、「H24年度からの本格運行に向けたまめバスの実証運行について」です。
 今回は、全体にさすがに震災に関連しての節電、防災関係が多かったです。

 1項目目については、今後、公の施設を建築する時はこれまで以上に太陽光パネルの設置や環境に配慮した設備等の導入や、エコ対策の視点をもつべきではないか、という内容です。
 また、今夏より、草津市は全幼小中にクーラー設置をし、二学期より稼動する予定になっていました。震災の影響で、全設置が予定より遅れるそうですが、今回の原発事故を受けて、日本のみならず、世界までが、エネルギー政策の転換を考えなければならない時代になった今、学校の暑さ対策をクーラーのみに頼ることは出来ないのでは?という観点から、震災以後、使用の仕方についての市の考え方えがどう変わったかを確認しました。
 市の答弁は、クーラーだけに頼るのでなく、暑さ対策を工夫していきたい、との答えでした。

 草津市は、ソフトバンクの孫社長の構想のメガソーラーの誘致にも滋賀県内で一番早く手を挙げています。
その誘致宣言をきっかけに、本市も、環境政策を柱に横断的に政策を実行して頂きたい、ということも要望しました。

 2点目はまめバスの本格運行に向けた実証運行の検証についてです。
 まめバスですが、今年度までは、実証運行中、つまり実験中です。
 来年度からは、実験でなく、本番の運行になります。
 その本格運行に向けて、地域ごとの課題を把握し、より多くの人に使ってもらえる「おらがバス」になるためのどうしたら良いのか、という質問です。
 もとより、採算の取れない路線ですから、一人でも多くのかたに使って頂く事が大変重要です。
それで、この約3年の間にどんな路線が良いかとか、もっと周知してみんなでなるだけ使っていこう、といった地域での協議を、できるなら全学区でワークショップを開催すべきでないか、と。現時点では、山田学区のみのワークショップしか開催されてなく、今後は特に、利用者が少ない路線のワークショップこそ必要ではないだろうか、と述べさせて頂きました。
 また、今の運行実証は、国の財源が100%です。おおよそ3年間で約3億5千万円。厚労省の緊急雇用対策のお金を使って実施されています。 
 新雇用の創出が第一目的なので、自由に運行実験の形態を変えることは出来ません。
利用者の少ない路線は、デマンド運行ー予約式の運行ーになる予定ですが、スムースに24年度からデマンド運行に移行するためには、今年度に実証実験を実施したほうが良いのではないか、と質問しました。 

 この、財源措置について、つまり国からの補助金の使い方は、最近、議会質問に時々取り上げています。
国からの補助金、昔ほどのしばりは少なくなったにしろ、やはり目的を持った使い方が求められます。制限(しばり)があるのです。そのしばりと、市が政策の課題の解決のためや市民へのサービスのための目的と一致しているのであれば、問題ありませんが、その目的が違うと、結果として無駄な使いかたになるのではないだろうか、とずっと思ってきました。目的を達成するためには、政策を優先した予算の付け方をすべきではないか、ということです。
 その視点から、今回質問させて頂きました。

 今期最後の質問になりましたが、どの程度、私の真意が伝わったか... また、録画中継でご覧下さい。 

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