政治倫理審査会の傍聴

本日、政治倫理審査会が行われました。
傍聴に行くことを迷っていましたが、やはり同じ草津市議会の議員として、審査はどのようになされるのかは、知っておくべきだと思い、参加しました。

審査会の委員は6名で、法学部の教授や弁護士といった全て法律関係に従事している方々でした。

公職選挙法と草津市の政治倫理条例との位置づけや、事実確認の件、当事者の弁明の有無、公職選挙法における当該の事例の解釈に関わる質疑等々、様々な角度からの視点での質疑や意見が交わされていました。

本日は、第一回目であり、疑問に思うことや意見等を自由に議論され、次回の新たな資料提供の要請や確認すべきことを提示され、約一時間と20分で、閉会となりました。

いうまでもなく倫理審査会は、刑事罰という判断でなく、草津市の政治倫理条例に違反しているかのかどうかの判断の審査という観点から、第3条の遵守レベルを議会がどれ位と想定されてるのか、といった点や、また、公職選挙法と信教の自由の絡みをどうするのか、ということも次回に持ち越されました。

 公職選挙法の違反、という観点だけでなく、草津市の政治倫理条例において求められている草津市議会議員としての倫理規範のレベルはどのようにあるのか、併せて、市民の視点からのジャッジはどこまでの何を基準にして判断されるであろうか、ということが審査の論点になりそうです。

 判断は審査会に委ねられますので、当然個人的な見解を述べるものではありませんが、あらためて政治倫理条例の重みを感じました。

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