本年も、子どもたちへの読書推進のための施策が講じられました。
H19年から3年間かけて完了した学校図書館のデータベース化で(→本のデータをコンピューターに入れて、バーコードのシールを張って貸し借りの時に、ピッ!と機械で読み取れるようになり、学校図書の冊数把握や分類毎の整理が手作業であったのが、コンピュータ管理できるようになりました)子どもたちが本を借りる冊数が増えたとの報告を頂いています。
それまでの学校図書の環境と比べて、新しい本の購入や、本の整理や分類、読みたいと思わせるレイアウト等々、草津市が、他市に誇れる学校図書になったことは、この4年間の推移をみていて実感しています。
議会や委員会で、子どもたちの感性を育む読書の大切さをうったえてきましたが、市もこの4年間、しっかりと予算を講じて頂き、評価がなされるところです。本年は、2名の専門の図書司書のかたを小学校、中学校に巡回し、子どもたちや教師、読み聞かせのボランティアの方々へのアドバイスをして頂いています。
また、読書推進の取り組みの一つに、ブックスタートという事業があります。
これも、2年前に議会で要望したことがあるのですが、昨年度から実施されました。
この事業が、思った以上にお母さん方の反響があり、感想をお聞きしながらこのブックスタート事業の意義を再認識しているところです。
具体的には、6か月前後頃の新生児に子育ての相談等で保健士のかたが訪問される際に、4冊の絵本を持っていき、実際に読み聞かせをされ、2冊をプレゼントするものです。
これが、最初は多くのお母さんやお父さんが、まだこんなに小さいから、きっと絵本はわからないだろう、と思われるのですが、これが意外に赤ちゃんが、絵本に喜んで反応する姿にびっくりしてしまう、読み聞かせの時期がこんなに早くてよいのだ等々、大変喜ばれています。
特に2人目、3人目の時に、上のお子さんの時もちゃんと読み聞かせをしてあげれば良かった、と後悔したとのお声も聞きます。
全員の赤ちゃんが対象であるこの事業は、赤ちゃんの生まれた環境に関わらず、大好きな人と絵本を開くきっかけを届けることにあります。
乳幼児期に本の楽しさに触れることはとても大事だと思います。単なる、行政が無料で絵本を配る、という運動でなく、地域との関わりを持って、健やかに育ってほしい、というメッセージを込めた子育て支援の事業です。
予想以上の喜びの反響に、これからも市民の方々が、よかった、と実感して頂ける施策を提案していきたいと思っています。
TITLE: 期待します
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私は孫をもつ世代ですが、ブックスタートの実施は大変に好感をもっています。教育政策にこれからも注目しています。
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ありがとうございます。
お孫さんをお持ちのかたからのお声は初めてで、大変励みになります。これからも頑張ります。