『滋賀交通ビジョン』への意見交換会

 22日の夜、フェリエにて開催された滋賀県の『滋賀交通ビジョン』の策定に向けての市民との意見交換会に出席しました。
 これは、2030年頃までの滋賀県の目指すべき交通の姿を描き、基本指針とするものです。
この構想が基本理念となって、実現するための施策が作られます。
 草津市においても、今年度まで、まめバスの実証運行を行っていますが、日本中どこでも、人々の生活スタイルやまちの姿が変わっていて、伴って公共交通の姿が変わっています。
 多くは、車に頼っているもので、結果、バスの衰退が著しくあります。
いつまでも、車には乗れません。かといって、昔みたいに、歩いていける近所に、買い物するお店があったり、病院があったり、ということは少なくなっています。買い物に行く時、電車に乗るとき、病院に行く時等々、どうしても歩いていけない距離にある場所に行く必要があります。
 移動権、という言葉がありますが、どんな環境の人でも、移動することの確保が必要です。

 全員がいつかは免許証を返納する時がきます。その時が来る前に、安心して行きたいところへ移動ができるまちに、市、県になっていなければなりません。

 2030年といえば、これから17年後。私はいくつかなぁ...免許証の返納、う~ん、微妙なお年頃です...。

 会場では、10人程の市民の方が参加され、積極的に自分の思いを述べられていました。

県下を6つほどのエリアに分けて、順次、意見交換会開催されます。

 本市も、まめバスのワークショップや啓発等、市民の皆さんが何とか利用してもらえるよう努力しておられるところですが、まだまだ議論はこれからです。

 市民の皆さんのご意見をお待ちしています。

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コメント(2)

TITLE: 草津市の公共交通政策
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人口が年々増加する草津市。それにともなって交通渋滞も増えてきています。又、これからの高齢化社会を見据えて交通体系をどうするか大きな課題ですね。草津市で試験運転されている「まめバス」も市税で運営するとなると熟慮が必要ですが、その根幹となる草津市の公共交通政策を今後どうするか「生活する市民」にも分かりやすく伝えて欲しいと思います。つまり、草津市の公共交通網をどうしたいのかをまず積極的に情報伝達をする事が大事ではないかと思います。まめバスもその一つでしかないでしょうからね。

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ご提言、ありがとうございます。
おっしゃる通りです。まず、ビジョンをわかりやすく、伝わるようにしていくことが大事ですよね。
伝わって、情報共有してこそ、市民の方々のご意見が言えるのですから。
心していきたいと思います。

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