持続可能なまちづくり

昨夜、NHKのテレビで 3.11の原発事故を再現した放送がありました。
多くの証言とシュミレーションによるかなり事実に近い再現のようです。
見ていて、想定外の事故により、マニュアルでは対応できない 逼迫した現場の状況と東電の社員の方々の次々と起こる原発の制御不可能への苦悩がよくわかりました。
何よりも再現によって、何度か、対応の仕方によって、ここまでの事故にならなかった タイミングがあったことが示唆されていて、考えさせられました。
日常の何気ない生活の中にも、失敗した時に「あーなぜあの時にこうしなかったのだろうか」と悔やまれることはよくあります。(議会質問なんかでも、こう言えば良かった~、悔やむことしばしば...)
言うまでもなく、個人レベルでの後悔や失敗と違って、原発の事故は、取り返しがつかない、これから何万年もかかる結果であります。

世界中が、この事故以来、エネルギー問題への転換を行い、あまりに大きな代償を払っての、人類への警鐘だと今更ながらに 再認識しました。

自然エネルギーへの転換への発想を草津市ももっと意識してほしいと3.11以来ずっと思っています。

市単独では無理な面もありますので、県と連携し、個人の家庭レベルと広域でのレベルと二段構えでの施策を講じて、持続可能な 住みよい街にしていけるようにと願うものですが、皆様はどう考えられますか。

また、草津市では、本年、環境ともつながる、景観計画を策定中です。関連するものとして、昨年には、「緑の基本計画」(簡単に言えば、緑の増やしかたの計画)の第2期策定、他には「農業振興計画」や、「草津市の自然と人との共生をすすめる施策の推進計画」(タイトル長い!)もあり、本当に驚くほど、沢山の計画があります。
その様々な計画が、重なり合う面を、もっと総合的に連携し、計画で終わらず、より施策が活かされるよう、市の総合力を望むものです。
 

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コメント(2)

TITLE: 都市計画と環境対策
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人口の増加とともに住み易くなるのが一番だと思うのですが、その際、思いきった環境対策を講じて都市計画をするのも良いのではないかと思うのですが・・・。太陽光等の自然エネルギーを活用したり、緑の多い都市計画づくりで草津市の特徴を出して、20年後30年後も栄えている街でありたいなぁと思います。市がリーダーシップをとって各地域単位が取り組める環境街づくりのようなビジョンが必要なのかもしれませんね。

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私も同感です。時間はかかっても、今の子供たちが大人になった時に、草津市が一番住みやすい、環境の良いところだと思えるような まちづくりのビジョンを持つべきだと思います。
ご提言ありがとうございます。

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