年度末に思うこと

議会も、昨日の28日に閉会になりました。3月の議会は新年度の予算審議があり、かなりのボリュームがある議会でもあります。教育や福祉や建設、産業、農林水産、水道、政策、総務、環境といった部門のそれぞれの事業、おおよそ800近い事業から成り立つ市政。行政は予算主義ですので、予算編成こそが、政策そのものだとも言えます。どこに予算をかけるか、どこを見直すか~。新規事業であったり、予算の増額よりも、事業の中止と見直しのほうが大変です。一度始めた事業は、元々必要性があったから始めた事業なので、やめるとなると、理屈としては、その課題が解決された、或いは代替されるものがあると判断された時です。
 その判断を誰がするのか、その恩恵を受けている方々が納得していればすんなりいきますが、いやまだまだこれは必要です、という声には弱くなります。財政厳しい時代、事業のスクラップアンドビルド、もしくは、選択と集中と声をあげては言いますが、実態は、厳しいものがあります。
 議員も、もっと事業の見直しを、と言いながらも、毎年、会派ごとに、予算要望を提出しています。が、今後は、このこと自体、再考しなければいけないと思いはじめています。
 
 本日は、人事異動の発表です。別れと出会いの季節、私どもも、新たな気持ちで、新年度をスタートをしたいと思います。
 課題は、沢山あります。めげずに、負けずに、曲げずに、少しでも進歩できるよう、努力していきたいと思った一日でした。

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コメント(2)

TITLE: 何が市民にとって有益な政策実行なのか
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政治素人からみていても本当に政治家は大変だなぁと思います。当選時に市民の信託を得てと言いますが、途方もない責任ですよね。市政で何を実行するののか。市民の為になるものと言ってもあまりにも抽象的ですからね。そう考えると・・・やはり将来へのビジョン(市政の)を明確にして、弱者救済の視線を強く、時代にマッチングした政策の整合性を図る事は最低限必要な事なのでしょうか。それと何よりも市民側が自分たちで街をよくするにはどうすることか、悪しき政策は許さないとの政治監視意識をもつことも大切だと思います。今後も西垣さんの政治姿勢を貫かれるよう期待しています。

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ありがとうございます。議会、行政が市民のためにビジョンを持ち、行動していくことは当たり前ですが、市民の方々が、市政に関心をもち、将来、どんな草津市になってほしいか、というイメージを描き、言葉と行動で行政や議会に伝えて頂くこともとても大事だと思います。どうか共々に、将来に誇れる姿を残していけるようよろしくお願いします。

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