入学おめでとう!

草津市議会議員の西垣です。
本日は、地元の小学校と、中学校の入学式に参加させて頂きました。
つい、少し前の3月では、卒業式、卒園式で、子どもさんや保護者の方々、そして、参加した地域の方々、泣いて見送っていたのが、一か月も経たないうちに、新しい気持ちで、晴々とした子どもたちの表情を見ると、人の心は不思議だなぁとつくづく思います。卒業と入学はセットで間を待たずにすぐに訪れるものなのに、悲しかったり、嬉しかったりと... 理屈では、説明できないのが、心ですね。特に、他者に共感するということは、人間だけの持っている能力らしいです。これから、新しい環境で、新しい友達や先生と過ごす子どもたち、他者の心を思いやれる優しい人になってほしいと思いました。

本日の、校長先生の言葉は、どちらも工夫されていて、新入生も、聞き耳を立てていました。
その中で、「考える」ということを話され、確かに、インターネットですぐに検索すれば、考える前に答えがわかってしまう時代にあって、私も反省させられました。

少し、余談になりますが、入学式で気になる言葉があります。
全員の名前が呼ばれた後、校長先生が「入学を認めます。」「入学を許可します」と言われるのですが、義務教育なのに、なぜ「認める」という言葉になるのかなぁと...。
きっと「承認する」という行政用語を訳しているのだと思いますが、反対語の「認めない」「許可しない」という事態は公立学校には、あり得ないと思うので、なんか、上から目線の気がして、毎回、違和感感じてしまいます。
今日から、この学校の児童です、この学校の生徒ですよ、仲間になりましたよ、という表現のほうが、自然だと思いますが。
こだわりすぎですか~

ともあれ、新入生のみなさん、おめでとうございます。

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コメント(2)

TITLE: 教育行政の役割は?!
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私も4月9日、私立学園の入学式に出席させて頂き大変に感動しました。今年は桜の開花が少しおくれた事もあるのでしょうか、私の出席させて頂いたところでは桜が満開でした。【許可します】実は私もその言葉が私は’新鮮’に耳に入ってきました。何故なのかなぁと自分でその時に考えていたのですが、私立でもあったので「受験を勝ちとったものにあたえられる勝利宣言」かなぁと思った次第です。西垣さんがおっしゃる義務教育で公立の学校でその言葉を聞けば、西垣さんと同じような感想を持ったと思います。しかし、これから社会の規範の中で子ども達が育っていくのだと思うと何かしら意味があるのかなぁと思う反面、「ようこそ我が学校へ」との誇りと情熱で迎えいれる教育行政は夢ですね。子ども達の夢実現をサポートできるような教育行政、子ども達を大人も一緒に育んでいけるような街のサポートも行政の大きな役割と思えてなりません。教育行政のプロとして西垣さんに期待しています。

TITLE: Re: 教育行政の役割は?!
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お子様の入学、おめでとうございます。きっと、心に残る入学式であったとお喜び申し上げます。

ご意見にある、「子どもたちの夢を実現、サポートする教育行政に」本当にその通りですね。草津市の子どもたちは、以前の学力調査で、自己肯定感が低い、との結果がありました。まずは、自分が好きになり、自分の良いところを認識し、自己を肯定するところから、他人に優しくなる、とのことです。草津市の教育行政が、希望や夢の持てる学校が実現できるよう、これからも一生懸命に取り組んでいきます。

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