議論は尽きず...

本日、6月の議会の閉会日を迎えます。
議会質問の反省として、時間が気になり、一問一答の利点が活かせなかった、といつもながらの反省です。
相変わらず、項目が多かったこと、反省‥
質問を作成していると、関連であれもこれも聞きたくなってしまいます。それでも今回、項目を4つ程削ったのですが~
今回は、防災に女性の視点を、ということが一番言いたかったのですが、答弁を聞いていると、認識はしているけれど、必要性は感じられていない、と思いました。
何よりも、3.11の教訓が反映されていないことが危機管理意識として、どうなのかと思わざるを得ませんでした。
また、以前から感じていた、男女共同参画の意識も薄いこと、あらためて実感しました。
草津市は、H21年に男女共同参画推進条例を施行しています。が、実際には、まだまだこれからで、今後力を入れていきたいと思います。

先日の25日に、「草津市住民投票条例」の策定委員会を傍聴しました。
第3回目となる委員会ですが、この日は、発議の制度や投票者の要件といった、いわば住民投票条例に対する市の姿勢や考え方が表れる内容の部分でした。
議論は主に、座長を含めた学識者の3名の方がなされていました。
感想として、他市の事例もよく知っておられ、活発に意見を言われていた女性委員のかたの発言や考え方に一番共感し、心の中でエールを送っていました。
最近の多くの自治体が住民投票条例を策定していますが、草津市は後発な面を活かして、一歩進んだ条例が策定できればと期待しています。
スケジュールによれば、あと2回の議論で市長への提言書を提出予定となっています。並行して策定中の「市民参加条例」もタイトなスケジュール(最近、多いなぁ...)で、議論が尽くせるだろうかと少し心配に思われました。

市民参画と情報公開、そして地域の課題は地域自らで解決していく、という自立した地方政府を確立していく時代にあって、これまでの市役所がお膳立てしての策定作りでは段々無くなっている中、策定委員会での議論が大変重要です。その視点で工程スケジュールを見ると、時間が足りないと感じるのは、私だけでしょうか。

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コメント(1)

TITLE: 市民が意見を出さないと駄目
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最近、ある国会議員の話しを聞く機会があった。最近、官僚の質も低くなってきたと。政権与党の力不足が、実は政策立案する官僚レベルまで影響してくる。ちょっとした余談の中での話しなので、それがどういう意味なのか詳しくは聞けなかったが、私なりにう~ん、やっぱりなぁと感じて聞いていた。市政においてはどうだろうか?先般も草津市の危機管理担当部局の責任者のあまりにも学習していない(失礼)現実の変化を正視できないと言って良いだろうか。市が検討に検討を重ねて作成してきた政策内容でも、見識ある意見、裏付けのある意見には真摯に耳を傾ける市政が大事ではないかと思う。その為には議会内容にもっと市民も意見をいうべきではないかと思う。市長が市民の声に耳を傾けるのは、市の職員(政策作成者)が市民に耳を傾けない限り成立しないのではないか、もし、そういう体質でなければ、大阪市の橋下市長のように「荒治療」が必要なのかもしれませんね。市民が議会へ意見を言う事によって,議員も適当な地域利害だけの質問や、勉強不足な思い付き発言は出来なくなるのと違うかなぁと・・・

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