9月議会での議論はいかに?

人と会うと、まず「暑いですね~」から始まる毎日です。
昨年の草津市議会選挙を思い出しながら、今年のこの暑さで選挙だったら、体がもたないのではないかと思ったりもしています。

9月の定例議会が9月4日から始まります。
議案は開会日の一週間前には提出、と決まっていますので、28日に議会に議案は上程されています。
まず、議会運営委員会で議案説明がなされ、その後、各会派ごとに議案の勉強会が行われます。

9月議会は、前年度の決算を審査するので決算の審議にかなりウエィトがおかれます。
おおよそ700近い事業の決算状況ですが、実際は全部の事業の審査は出来ないので、これまではそれぞれの議員の関心事や得意分野に視点がいっていました。
結果、個人の意見になるので、ある事業に対してAという意見と真反対のB意見が出ることもよくあります。
そうなると、執行部側が「ご意見を反映します」というお題目を言うのですが、反映の仕方は難しいですよね。

多様な人の集まりで、声が上がらない少数意見も取り上げる、という議会の特質もありますが、議会として意見をまとめる、ということも大事だと思います。それぞれの意見がきちんと議論され、収束されていくプロセスがたとえ自分の意見が通らなくても、議論されることで一つの意見に収束される過程に納得することだと思います。

ただし、これまでは、論点を示して議論をし、まとめる、ということをほとんどしてこなかった議会ですので、今後の議会の大きな課題です。
まずは、今回の決算審議特別委員会で、事前に執行部側に要求した事業の評価シートを使って議員間討議をしたうえで、委員会の評価をまとめる、という方法をとることになりましたので、その審議に注目していきたいです。
ちなみに、私は予算の特別委員会のほうなので、決算は傍聴になります。

9月は、議長選はじめ、役の改選があります。議会改革の推進を議論してきた一年間の成果が示されるでしょうか... 

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コメント(1)

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去年の夏も暑かったのを覚えていますが、確かに、今年の暑さだと参ってましたね。しかし、もう1年経ったんですね。1年ってあっというまですね。そんな中で何を仕事としの成果を残せるかは本当に集中して取り組まないと出来ない事だと議員の方を見て感じますね。さて、9月の議会も頑張って仕事をして下さい。市行政が何を、どのようにして実施しようとしているのかを明らかにする「場」が議会の一つの役割のように思います。議員の考えを市政側に問う事もありますが、問う事が仕事になってしまうと「善処します」「検討させて頂く」という全く議論でもなんでもない結果になるんだなぁと議会質問を拝見して感じます。「不正」を問い質すといのは大事ですが、それ以外では、市政の中味を市民に出来るだけオープンにさせる。その為に議員が「良質な質問」を市政に投げ掛ける事が大事だと思えてなりません。どうか、「良質な質問」を投げ掛け、市政側が気付かなかった情報開示を市民に行い、更にその内容をその「良質な質問」が引き金となって更に、良いものに出来るよう頑張ってもらいたいと期待します。

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