天高く、肥ゆる秋~

草津市議会議員の西垣です。
ようやく、秋らしくなってきました。涼しくなると、食欲の秋、ですが、今日はご飯の話です。

昨日、子どもの食を考える親の会の「むすびの会」さんのメンバーの方と懇談しました。
「むすび」は、「おむすび」からきていて、安全、安心な食生活を勉強する中で、ご飯が一番日本人に合っていて、栄養価の高い、そして、パンやパスタなどと違って、加工してなくてもその食材そのものの美味しさがある、ということから、ご飯食を勧めておられます。
私も、会のお便りから、ご飯が、これほど栄養価が高いとは思っていませんでしたので、あらためて日本食の素晴らしさを認識しました。(カルシムウム、鉄分、食物繊維も含まれています)

ちなみに、本市は、来年25年度から、新給食センターが稼働し、ご飯をセンターで炊けるようになったので、(これまでは、外部のライスセンターで炊いていました)週に5日間すべて、ご飯食になるとのことです。そのことを、会のメンバーさんが数日前に給食センターを訪問して聞かれ、大変喜んでおられました。私も、そのことは初めて知りましたが、とても良いことだと思いました。
私が小学校の時代は、すべてパン食でしたから、時代は変わった~とつくづく感じました。
今や、パンの消費量がお米を上回ったという報道が最近されていましたが、日本の農業の将来はとても不安です。
議会においても、9月に文教厚生常任委員会での協議事項に「地産地消」の項目で、議員間討議をしました。
草津市の農業はほとんどが兼業農家という実状と、できるだけ給食費を抑えるためにも安い食材を仕入れるための、一般入札といった仕組みの中、どこを変えていけば、より安心・安全な地産地消の仕組みになるのか、という活発な議論がされたところです。

まずは、各関係機関の連携から始める、ということになりましたが、今後とも、食の安全、また、農業振興といった視点から、常任委員会においても継続して、審議をしていきたいと思っています。

味覚は9歳までにつくられるそうなので、濃い味付けや、ファーストフードの味に小さい頃に慣れてしまうと、大人になってからも、味の濃いものばかりを食べてしまうことになります。
現代人は、食事にお金をかけて美味しいものを食べられる反面、その食事の摂り方の習慣によって、成人病等の病気予備軍となり、またお金をかけてジムに通ったり、薬を飲んでいる、という悪循環に陥りがちですよね。
私も反省ですが、本当のだしで作る料理こそ、体にも味覚にも最高の料理だということを、食育に取り入れていかなければと思いました。


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コメント(4)

ブログのリニューアルをされたんですね。リニューアル後初めて拝見しました。以前より明るくなったようですね。ただ、以前のバージョンの時は「拍手」のメニューがあったのが今回無くなっているのが残念ですね。コメントこそしないけど、西垣さんの意見に共感・共鳴する気持をあらわすいい仕掛けだったのにと思うのですが・・それともこのリニューアル版にもどこかそんなボタンがあるのが私が見つける事が出來なのかなぁ? そんな事を感じた次第です。 

リニューアルされ、活き活き感を感じました。
益々のご活躍きたいしております。

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