どっちが先に?

  草津市議会議員の西垣和美です。
 昨日が、近畿地方の紅葉の見ごろのピークのようでした。有名な観光地には、人が多くて、億劫で滅多に行きませんが、ここかしこの街路樹が見事に色づいていて、それなりに満喫しています。昨日も草津第二小学校の所を通った時に、門すぐそばの銀杏の木が見事な黄色で思わず見とれてしまいました。
 また巷では、クリスマスの飾りや、年賀状販売といった文字が目に飛び込み、これから、師走まであっという間なのだろうと思いつつ、その前の衆議院選挙の結果が気になるところです。
 あまりの多党化に、有権者も選択に迷うところでしょうが、これまでも多くの政党が出来ては消えていった経緯を思い出して頂きたいと思います。
 少子高齢化、右肩下がりの時代の中で、これからは、富の分配から、負担の説明が出来る政治家、政党でなければならない、といったことが言われています。また、将来を見据えた時代の課題に合った中身のある政策と、それを実現できる政党が選ばれて、沈没しそうな日本の舵取りをとるべきだと思います。
 『地方分権』-現政権が、一丁目一番地といって、最優先政策であったはずですが、掛け声倒れの感で終わりました。
 いずれにしろ、今後はますます、地方の裁量、地方の政策力が求められる時代にあって、各自治体の力量で、都市格に差がついてきます。すでに差が見えてきていると感じることも多く、草津市もポテンシャルを十分に活かし、もっと住みよいまちになれるよう、議会も成長しなければと思う次第です。
 議会がもっと...、行政がもっと...とお互いのことをつい、言いたくなるのですが、様々な場面で、この○○にして○○だなぁ、というものを実感しています。どちらかが成長して、お互いに切磋琢磨しなければ、変わらないものです。特に、地方はこれから、人口減少時代を迎え、生き残りをかけて、自立しなければなりません。そういう意味でも、議会改革は、喫緊の課題だと思っています。

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コメント(1)

肌寒い時期になりました。でも、この時期の自然の風景はとっともいいですね。癒やされますね。さて、地方の格差はこれからどんどんついてくるでしょうね。例えば、原発に端を発したエネルギー問題でも、他市や他県の情報を知ると、いくらでも取り組める事や、「始める」事が出来ると思います。滋賀県も「卒原発」という言葉は聞こえますが、何か他県より秀でた取り組みがされ始めたかと言えば、残念ながらそう感じるものがありません。なんなんでしょうね。政治家さんの発言と、行政の中味とのギャップには呆れるばかりです。議会全体を俯瞰して方策を練る事も大変に重要かと思いますが、具体的な課題を、山積みされた問題の解決をまず「行動」していく『議員』が増える事を望みたいですね。それは、行政VS議員ではなく、行政の質を上げるのは住民の声(=議員の声※そこが大事ですが)を組み込む事であるといった『議会』が必要なのではないかと素人目には映ります。それこそ「切磋琢磨」する関係でしょうか。 とにかく、スピードをあげて取り組まれる事を切に願います。頑張ってください。

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