閉会日の給与削減の議案

 草津市議会議員の西垣和美です。
 早いもので、一年の半分が終わり、明日から下半期がスタートします。
 6月議会は、26日に閉会しました。閉会日には、職員の給与削減並びに議員の報酬削減の議案が提出され、いずれも可決致しました。
 これは、復興財源に充てる目的で、先に、国家公務員の給与を下げ、それに合せて、地方公務員の給与を下げよ、という国からの命令です。敢えて、命令と表現したのは、25年度の地方交付税の計算が、あらかじめ給与削減の分を計算した金額で入ってくるので、いうなれば、強制的な形となっています。
 本来、地方校務員の給与は、地方自治のもと、自らが決めているもので、厳密にいうと、国が口出しは出来ないものなのです。実際、今回、給与削減をしない自治体も結構あります。
 ただしながら、名目が復興財源に充てる、と言われれば、やはり反対出来ないという辛いものです。
 国家公務員と地方公務員の給与を比較したラスパイレル指数の計算方法も、高給のキャリア組が入っていないとか、疑問視されることもありますが、時限立法ということでの、議会の判断でありますした。民間と比べて、何かと公務員は叩かれることも多いので、給与の削減と聞かれても、同情の声は聞かれないのが現実なのかなぁと思いながらの閉会日でした。
 
 

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